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ani no motokare to suru koi ha
斧原ヨーコ先生お久しぶりに読みました。
最近、私の新規に出会う作品ってSNS で流れてくるおためし読みから入るものが、結構あるんですが、こちらもそうでした。
斧原ヨーコ先生新作なんだ~!
ってお試し読みしたら、続きが読みた過ぎて購入してしまいました。
で、まぁぁ良かった!
と言うか、とても良かったです。
ワンナイトが楽しい藤森の出会った、ギャップが可愛い、身体の相性ぴったりな子が、実は元カレの弟でしたってお話なんです。
藤森も、英里も、互いに元カレの、兄の事を静かに考えながら生きている。自分たちの幸せをどうやって見つけるか、或いは幸せだと思いたいのか。
これ、テーマが重くシリアスな話に感じますが、斧原先生の描き方がさらっと、可笑しさもあり、何よりもキャラがチャーミングで良いのです。
藤森も、英里も可愛い。
藤森がスマートに生きているつもりの自己肯定感高めな人なんですが、抱えている気持ちはなかなかしんどい。
でも、しんどすぎないので、楽しく読み進められるのです。
なんですけどね!私は泣けてしまいました。
なんかねー是非とも読んで頂きたい。
身体始まりだから、セックス有りきなんだけど、根底にある愛しき人への思いとか、つながる幸せにじわり感動する良き作品でした!
シリアスめかと思ったら、コミカルで攻めが自己肯定感強強で面白かったです。
英里も普段はツンツン無愛想なのに、えっちの時は素直でふにゃってしちゃうの可愛すぎでした!!!
兄の元カレと知ってて近づいてどうなるのかなぁというのも楽しめました。
デートをする2人はとても楽しげで可愛くて、顔が近づいて思わずキスしちゃうのとかたまりません!!
ワンナイト派の藤森も英里のギャップに心揺らいでくところにどうなるどうなる?
元カレを想って涙する姿や元カレのこと整理できてない様子に、どうなるんだろ~って展開を楽しみにしてたら、数日後(数ページ後)に突然「愛してる!」と叫び出したので、ちょっと置いてけぼりになりました。
5年前に終わったとモノローグは入るけど、スマホのパスも変えてなくて未練タラタラなところが強いので、強がりと受け取っていたから大混乱。何が起きてこうなった?
兄も未練タラタラな描写を出しときながら彼女のこと大好きだったエピを見せられて、正直、はぁ?って感じです。切な!って気持ちを返して!!
身勝手かな理由で振って、ちゃっかり幸せ掴みやがって~
弟のこと思って、後を継ぐために女性との結婚を選んだのかなと深読みしましたが、ご両親寛容だからそんな必要もなさそうだし……
引きずってて欲しい展開が好みなので、ここは趣味が合わなかった…ということですかね。
全体的には面白かったんですが、エピソードが繋がってんのか意味あるのか引っ掛かりが多くて、少し読みずらかったです。
電子単話1〜7話で完結、5ページの描き下ろし収録の、新表紙絵の「電子単行本」版が発表されたのですが、作品登録できないのでこちらでレビューを。
まずタイトルから不穏。
冒頭は、アプリで一夜の男を漁る一見ステキリーマン。
今日のお相手は、スれてない若いコ。つまらなそうでいて、感度は良さそう。
だけどこの子には思惑があった…
そう。この子は「弟」。
そして「兄」は亡くなっている。
兄のスマホを見て、兄の「元カレ」を見て、今どうしてるのか。
だけど不穏だけじゃない。
だってこの藤森(元カレ)。なんかヘンなヤツです。
ポジティブというかナルシストというか。
だから意外にもギャグっぽくもあるわけだけど。
英里(えいり・弟くん)は小出しに何気なく兄の話を織り交ぜる。
何も気づかない藤森。
それどころか、ゲイを隠して結婚するとな!
コイツ、爽やかなのかクズなのかわかんない。
でも、それが人間だ、っていう気もしてくる。
だからか英里も藤森を憎めないんだけど、ある夜ついに自らバラす。ケンカ腰で。
でもここからはちょっと変わった展開というか。
はじめに藤森の方が振られてたとか、モヤってたのは英里だけとか、兄の真意は最後まで不明とか。
藤森が女性との婚活スパッとやめて英里愛してるとなるのはいきなりすぎましたが、ラストに向かって藤森のナゾのポジティブさが作品の印象を明るくしていきます。
絵柄は元々好きで、今回もセックスシーンなどが特に線が色っぽい感じ。
引き続き注目です。
連載中から気になってた話です。
単話で途中まで追ってて、コミックスになるのを楽しみにしてたんですよね
真っ先に挙げたいのは、攻めキャラ。
チャラくてチョロくて大人のズルいやつなんだけど、なんだか憎めない攻キャラ藤森洋平の可愛げに振り回されてしまった…
複雑な関係なんだけど、ヘタレな攻に対して、器用で真面目。派手な見た目に反して一途な年下受くんのやりとりがちょいちょい笑える場面を挟みながら、
でも淡々と時の経過が語られるリアルっぽさが
独特の作風なのかな。
最近好きになってきたタイプの話かも❤︎って思いました。
妙にポジティブシンキングなだけで、天然マイペースな訳じゃないので、一途な受の英里くんと付き合っていくうちに、ちょっとは空回りするのがおさまっていく予感。
いい恋愛してると、健全な変貌するいい例。笑
ちょっといい話って感じのおはなしでした❤︎
前から読もう読もうと思ってなぜか買ったままにしていた斧原先生のこの作品
すっっっっっっごく、すーーーーっごく良かった…( ゚Д゚)!!!
何でレビューゼロ件なんだろぉ…???
これは大変だ!と思いレビューを書く事に!
コチラは「ゲイの微妙な年齢の大人の恋愛」にかなりリアルな心象心理で切り込んでる気がします
ゲイじゃなくても「昔の恋人」との距離感とか色々なんかリアルに感じると思います
あんまりネタバレしないで読んだ方がいいと思うので匂わせな感じにしますが…
攻めの藤森洋平はかなり自己肯定感高めなキャラが全面な28歳
対して受けはやや自己肯定感は低めながらもネガではない意外と思慮深めな大学生の英里(エイリ)
この2人を繋ぐ存在が英里の兄の直輝
但し直輝は思い出と想像でしか出会えないです(地雷になる方もいるかも?な設定ではあります…気になる方用にコメントに一応書いておきますがネタバレなので自己判断でご覧ください)
すごく切なくなるようなシーンもあるのですが洋平の意識高い系キャラがうまくコミカルに中和してくれてドシリアスにならないようギリギリで回避して来ます
多分これ以上踏み込むと重くなりそう…という1~2歩手前で方向転換してくれています
ココがもしかしたら好みの分かれ目でもあってもっと掘り下げた方が…!という想いの人も居るかも知れません
でも、私にはこのラインが絶妙ですし秀逸!
このテイストだから自分でキャラを慮る事が出来てより没入出来る…
丁度イイ切なさとシリアスです
お話しが進むに連れキャラの本来の良さが分って来ると更にこのお話しの素敵さが沁みて来ます…(*˘︶˘*)
斧原先生の描かれる男性、すごくリアルだなぁ…って現在3作品読ませて頂いていますが思います
なのですごく作品自体に感情移入して読んでしまうんですよね
今回の作品、本当に素敵でした
何で電子単話配信のみなんだろう…
出来たら加筆込みで(主にその後の♡を…///)絶対1冊にした方がいい!!
いや…して欲しいぃー…
自分を保つために偽る事も素直になる事も…どちらの辛さも分かる……。
そんな人には何かが刺さる、そんなお話しじゃないでしょうか
尚、先生のTwitterによると前作(わるい子~)のエロはちょいエロで今作はそこそこエロとの事(笑)
エロはですねぇ…激しくないのに何故か艶めかしさを感じるエロなんです‼
好きです、こういうエロも…♡
最後、エロ情報で終わるのは何か伝えたい趣旨とは違うけどwww
でも、そこも含めておススメです٩(๑´3`๑)۶
兄:直輝について
直輝は彼ら2人が出会う2年前に病気で急逝している設定です
哀しい事実ではありますが作中、そこに悲壮感などはなく「兄の死」をしっかり現実として扱っています
死ネタ地雷の方はお気を付け下さい
私も得意ではありませんが今作は何の問題もなく受け入れて読めました