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boku ha oniichan no koto ga suki desu
これ、メインの二人が相思相愛にならず終わる可能性もあるのかな?ってすごく思う一巻でした。
まず、主役の弟はお兄ちゃんに片想いですがお兄ちゃん側の矢印は別の人に向いていて、その人とお酒飲みに行くことになって喜んだり、お泊まりして幸せーってやってます。その間弟はしょんぼりです。主人公に感情移入するとただつらい一巻…
でも最後にはくっつくんだよね?
と思うじゃないですか…?
そうしたら、あとがきに「兄弟それぞれの恋愛に焦点を当てた作品です」「どこに着地するか私にも全然わかりません」と書いてありました。
ええっ…
これもしかして「お前は俺にとっていい弟だ、兄弟でよかったよ」「お兄ちゃんが幸せなら僕も幸せなんだ、幸せになってね」みたいな方向にいっちゃう…?
そして後書きの後のカラー絵がお兄ちゃんとお兄ちゃんの想い人がベッドインしてるカラーで、コミカルな絵の弟が隅っこでティッシュ片手に泣いて「BSS(僕が先に好きだったのに)」って。
一巻の内容と後書きとおまけ絵を見て、「もしかして、片想いが報われなくて泣いてる主人公可愛いー、寝取られ主人公萌え〜っていう性癖の作者さんだったりするのかしら…?」って思っちゃった。
ちなみに友人関係も仲のよい女子がお兄ちゃんが好きだったり仲のよい男子はその女子を好きだったりで、アレッ主人公に矢印向けてくれる人ひとりもいないよ?っていう。
自萌他萎というやつで私にはちょっと合わなかったようです。それは、仕方ない…性癖は理屈じゃないから…
今後どう転ぶかわかりませんが今の所は義理では無い兄弟モノです。
兄(年上)・メガネ・元ヤン…と、受けが私の好きな要素で構成されていたので、絵は表紙と比べギャップを感じましたがそこそこ楽しんで読めました。
受けが好みのタイプにデレるところ本ッ当に可愛かったです。タイプな人の特徴が弟に微塵も掠ってない所もまた良い。
ただ、他の方のレビューでも言及されていますが、某シーンで急に作者の変な価値観をぶつけられて「ハ?何急に…」(本当に急)と戸惑う場面がありました。そういう価値観に同意できる人は問題なく楽しめると思います。そうでない人は私のように終始モヤる事になると思います。
私は信用出来ない倫理観の作者さんだなぁと思ったので、ストーリー的には攻めに勝機あんの?と続きが気にはなってはいるんですが次巻以降買うかかなり迷っています。恐らく買いません。
脈絡もなく突然女性キャラがレディスデーの批判をしていました
男性じゃなく女性キャラに言わせる事で女性差別と気づかれないようにしたのかもしれません
絵もかなり下手で、表紙より格段にレベルが低いです
読む価値はないと感じましたし、とても最後まで読めませんでした
お金の無駄でした