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思っていたより甘々でした
今まで読んだ果桃さんの作品の中では、若干萌え度が低かった気はしますが、それでも平均的な萌えは感じたので萌評価にしました。
いつもより萌えなかったのは、攻め様の外見があまり好みでなかったのもあるかもしれません。子供の頃の攻め様は可愛いと思ったんだけどなぁ～＾＾；
攻め様の職業は、私の好物に入るんですが、作品には余り色濃く出てこなかったように思います。もう少しそれっぽい色を出してくれてた方が好みだったかなと思いました。
受け様を苛めてるんだか助けたいんだかよく分からない所は読んでいて面白かったです。
受け様は人が良くて、騙されやすそうで（笑）ちょっと頼りないタイプです。
そんな受け様が強い攻め様に守られるという王道的な展開なので、安心して読めると思います。
意地悪攻めとのラブコメ
幼稚園の頃にずっと一緒にいてやると『もとくん』からキスされたピュアな初恋の思い出がある保育士の受けが、立ち退きを迫る攻めから意地悪目に迫られます。
果桃ばなこさんの場合、お金か身体を差し出せな無理矢理めな設定でも、攻めに愛があるからなのか受けに悲壮感がないからか、無理矢理でも痛そうな感じがない気がします。
甘めティストがお好きな方には、いいかも。
代表取締役・伊集院基成 意地悪眼鏡攻め×保育士・小池睦月 強気天然受け
土地開発計画が持ち上がっていて、睦月のいる保育園に立ち退き勧告が。
その上、祖母が病気で倒れて、睦月が園長代理をすることになる。
銀行からの借金も返せないので、金を払えないなら睦月自身を売ればいいと基成に提案されて。
攻めの意地悪でちょっと変わった愛のアプローチがわかりにくいですが、過去の自分にさえ嫉妬を燃やす姿が可愛かったです。
冷たく見えるんだけど、大事な時に優しいって言うのもツボでした。
眼鏡をつけている時と眼鏡を外した時とで、二度楽しめて眼鏡フェチには美味でした。
幼稚園を俺が守る！とやる気満々で強気な受けが、攻めの手練手管で快楽に酔わされて、
プチ調教な感じがエロカワでした。
初恋の人に似ている攻めに惹かれながらも、攻めは敵だから信じられないかもしれないと悩みながらの王道展開です。
物語に破綻がないので、さくさく軽く楽しめました。
