ANSWER

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  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×214
  • 萌17
  • 中立6
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
17
得点
293
評価数
78
平均
3.9 / 5
神率
46.2%
著者
崎谷はるひ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
やまねあやの 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
ANSWER
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784344809635

あらすじ

秦野幸生は、道でぶつかった行きずり男・真芝貴朗に、八つ当たりで強姦され、あげく脅されて身体の関係を強いられ続けることに。
しかし秦野は、失恋し傷ついていた五歳年下のこの男を拒むことができない。
やがて身体を繋ぐだけだった関係が変わり始め…!?表題作ほか、商業誌未収録作品「SABOTAGE」「DISAGREEMENT」を同時収録した待望の完全文庫化。

表題作ANSWER

真芝貴朗 エリートサラリーマン
秦野幸生 保育士

その他の収録作品

  • SABOTAGE
  • DISAGREEMENT
  • あとがき

レビュー投稿数17

こちらは序章

飲み会の帰りにいきなり、酔っ払って正体を無くし?強姦されちゃう秦野。
強姦した方は結婚式帰りで、新郎は元カレ!しかも同じ会社だって〜。上司の娘と結婚して、出世コースに乗っかる元カレ井川。

本来は真面目で優しい真芝。

そんな強姦から始まった関係で、なぜかこれまた優しいというか達観している秦野は体だけの関係を受け入れる。。。
そんな関係にも二人はただのセフレ以外の気持ちを持ち出します。さらに秦野の前には井川が元カレと言いながらマウントを取りにきます。秦野は弱っちくはないので、しっかり論理的にあしらいます。井川は勝手に結婚して真芝を振ったのに、諦めきれないとか。都合良すぎ!ま、典型的な敵キャラでした。

紆余曲折の末、二人は実はお互いに好きだと認め合い、ラブラブに。そこで終わってしまうのです。。。是非、続巻のsuggestionを読んで頂きたい。
こちらはその後の二人を描いていますが、すれ違う真芝は秦野に同棲を持ちかけますが、中々うんと言ってもらえない!
それは事故で亡くなった元嫁の事を考えるから。

それを乗り越え、井川の狂気じみた行動にも立ち向かい、めでたく同棲スタート!後はもう、ニマニマしながら読めます。是非とも二冊とも読んで頂きたいです〜

0

最低男、真芝の豹変

久々に慈英×臣シリーズを読み返していたら崎谷作品に再熱しまして。今更ながら未読だったこちらを読んでみました!

エリートサラリーマンの真芝(25)×保育士の秦野さん(32)という歳の差CP。

序盤は攻めの真芝が本っ当に最低野郎で。失恋のショックと酒の勢いから、初対面だった秦野さんを犯した挙げ句、その後も強引に身体だけの関係を求めてきます。拒むことなく真芝を受け入れる秦野さんには、実は悲しい過去があって…というお話。

強姦から始まる恋愛って、個人的にあまり好きではなくて…(汗)
BLでよくある「受けへの想いが高ぶりすぎて無理矢理…」っていうシチュならともかく、ガチの強姦ですからね。愛情なしの一方的な暴力から、果たして受け側に恋心が芽生えるだろうか?と違和感を感じてしまって…。(ただし二回目以降からは秦野さんも気持ちよくなっちゃってる 苦笑)

というわけで真芝と、彼をひたすら受け止める秦野さんにもイマイチ感情移入出来なかったんですが…。
両想いになった途端の真芝の豹変振りはズルい!!最低野郎から年下ヘタレわんこに見事にジョブチェンジ(笑)
表紙絵ではスパダリみたいな顔してるくせにこんな可愛いヤツだったなんて…!子供好きな秦野さんがほだされるわけだ、と納得してしまった(笑)二人が幸せならもうそれでいいです続編も読みます。

ちなみに本編に加えて短編とSSも収録されているので、今読むならこちらのルチル文庫版がオススメ。
内容は二人がくっついた翌日のお話(ほぼベッドシーン!)と、イチャイチャ休日デートのお話。

本編執筆が99年という事でかなり初期の作品なんですが、文章もやまねあやの先生のイラストもあまり古さを感じさせないのが凄い!今読んでも充分楽しめる作品でした。

0

受けが本当いいですよね!!

…いろんな意味で。
性格的に素敵なのに、性的にも非常に素敵です!
トータルとてもかわいい。

秦野が真柴と同じ会社にいたっていうのは、上司に秦野の過去を語らせるだけでなく、初対面なのに無防備に攻めを家にあげてしまったにもかかってるのかな。
井川が保育士をバカにしてきたが実は…みたいな感じで書かれていますけど。

秦野がかわいいよー。
かわいさがハイスペックだよ。

2

受けの包容力~!

面白かったーーーーー!!!
プロットしっかり作られた物語で読み応えばっちりです。
決して万人向けではないけれど、少しでも感じるものがあると掴んで離さないような、そんな作風でした。
キャラ一人一人が作品に生かされているのではなく、自分の人生をちゃんと生きている感が伝わってきます。
BL小説的には、後半あいつが何かやらかすのかな~?と勘繰ったりもしましたが(笑)
やはり受けの精神が攻めより成熟している物語はいいものだなぁと、再認識させてくれた作品でした。

2

トリコになりそう。

他の作品をレビューしようとした時に、古い作品も読んでみようと思い立って購入した作品の一つでした。ノベルズ版のあとがきで、BLというジャンルにおいて、ストーリー自体やキャラクターの魅力もさることながら、大人の読者に向けてはポルノグラフィとして成立するのもまた一興である、と「エロ」をとても大事にしていらっしゃって、この作品が作家さまの方向性を決めたといった内容を読み、そのBL愛の深さというか気概に惚れてしまいました。読みやすくエンタメ色の強いエロも良いですけど、この時代のBL小説の雰囲気がとても好きです。登場人物の心の機微をきちんと掬い上げて、言動の動機づけがしっかりと描かれていている。メインの二人に絡んでくる脇キャラも存在感があって、ストーリーの進行に厚みを出しており、読み応えがありました。それでいて描き込みすぎずに重くないんですよね。

新宿の雑踏。保育士の秦野は同窓会の三次会から四次会へ向かう途中、泥酔した真芝とすれ違い様にぶつかり、真芝は転倒。介抱するつもりが二人で飲むことに。真芝は有名商社のエリート社員で、同僚の結婚披露宴からの帰りだった。

身体の関係から始まるツボな設定で、メロドラマ展開ではあるものの、人間臭さを感じさせるストーリーに掴まれました。秦野はなんでも受け入れてしまう鷹揚そうな人物に見えながら、実は薄幸な男。ツンツンキャラで五つ年下の真芝は、秦野と逢瀬を重ねるうちに彼の人間らしさに触れ、気持ちが解されて徐々に変わっていくんです。後半、真芝の変貌ぶりが一つの萌えポイントかもしれませんが、相手のバックグラウンドや本意を知った後に身体を繋げる濃さはたまりませんねぇ。

続編に『SUGGESTION』があり、こちらは致すシーン多目です。けれど、エロのためのエロなんじゃなくて、セックスが二人のコミュニケーションとして描かれているのがしっかりと伝わって、よりエロ〜く感じちゃいました。。

またまた読みたい本が増えていくじゃないかー!…と、沼の広さと深さを思い知らされるわけですが、他にもたっくさん出ている先生の作品をお酒と?ともにちびちび読むのが楽しみです。

2

徐々にハマっていく。

なんでも萌えるという雑食のわたしですが…最初なかなか入りきれなかった…。
真芝このやろーーー!と憤りは感じていたんですがね。

それでも最初だけでした。
だんだんと真芝のジレンマというか葛藤というか青い部分が見えてきて、秦野の大きな悲しみを経験したが故の優しさと鈍感さで真芝を包むその姿にだんだんノッてきました。

真芝が自分の中にある気持ちに気づいてからがもう楽しいったらありゃしない。

崎谷作品は好き嫌いがハッキリ別れると思います。
強姦、無理矢理など設定がぶっ飛んでるせいでしょうか。笑
↑が大丈夫な方はぜひ読んで真芝の情けなくてかわいくて、そして男前なところを秦野と一緒に楽しんでください。

1

受の男気に惚れました

恋人に裏切られたショックで強姦魔になった攻を更生させる受の男気に惚れました(*^^*)

エリートの皮を被った打たれ弱いガキンチョ攻を辛抱強くなだめすかし、攻の長所を引き出す姿はまさに保育士の鑑☆

さっぱりした男らしい受ですが、いじらしい一面もあります。ノンケだった受が攻に開発されて淫乱になった結果↓
「おまえが俺のこと捨てたら、俺は、誰に抱いてもらえばいいんだよ...」
っっっちょ、にーさん、かわいすぎやしませんか!誘い文句は控えめな方が効果てきめんですね。

CD版を先に聴きましたが、原作も良かったです。小説のえちシーンを読み飛ばす方はCD版を聴くとよいかもしれません^_^

0

強姦→ラブラブの過程が面白かった

大好きな崎谷作品のしかもエロエロとなると、読まないわけにはいきません。

強姦から始まる上イラストはやまねあやのさんで、ファインダーシリーズ的なものを想像しながら読み始めたら、全然違いました。
最悪の始まりから甘々蜜月に至るまでの展開のさせ方に、なるほどな~と思いました。これだけの振り幅を納得させられる力量がすごかったです。

初期作品を改稿せずに残したというだけあって、今の崎谷作品と比べると拙い部分も見受けられますが、十分面白かったです。

私的にはエロよりも、恥じらう二人の甘々に満足でした。サイテー男だった真芝が、別人のように繊細でやさしく豹変した後は、読んでいて大変楽しかったです。

1

初っ端からエロい

比較的最近崎谷作品を読み始めたので、昔の作品についてはまだ手を出せていなかったのですが、崎谷先生をデビュー当初から追いかけている大先輩に黒ラキアの崎谷作品はどれも神だとオススメされていたのでちょいちょい元が黒ラキアの作品を読み始めました。

凄い。なんか今の崎谷先生よりエロが濃厚笑!!!!!
信号機シリーズや白鷺シリーズのような出会ってからセックスまでの道のりの長い作品に慣れてしまっていたのでびっくりしました…いきなりヤってるー!!!

でも比較的最近の吐息は〜でも初っ端からセックスシーンあったので、ある種崎谷先生のお得意のパターンなのかな?と思って気を取り直して読んでいたのですが、昔の作品だからか、黒ラキアだからか最近の作品に比べて遥かにセクシーでした……ちょっと前評判舐めてました。

これは崎谷先生のエロシーン大好きな人間には溜まりませんね〜!!

けど、それ以上に登場人物の心理描写がとっても良い。
レイプから始まった関係でしたが、茅野さんの性格のお陰でそこまで痛々しい感じにはならず、安心しました。
痛々しい設定なので読んでいて暗い気分になるのは覚悟していたのでちょっと拍子抜けしましたが。

茅野さんは本当に懐の広い素敵な人なのに真芝のイヤな男っぷりときたら!!!なんやこいつ!!!!茅野さんにふさわしく無いぞ!!!!と最初背中を蹴飛ばしたくなるくらい嫌いな攻めでした笑

けど流石崎谷先生。そんなイヤな男、真芝が後半になるにつれて愛しい男に思えてくる!!!なんというか本当に崎谷マジックだなぁと。
後半の甘々はもう砂糖食べてるのかと思うくらい甘かった。
お仕事サボっちゃう茅野さん可愛いですね!!!

3

読みすぎてぼろぼろになってしまい二冊目を購入しました(笑)

知人にこの作品のドラマCDを借りて以来ずっと虜な作品です。
キャラクターの葛藤がなんといっても切ない。
最初の冒頭部分なんかは本当に
ワァエロ小説!!
という感じもするのですがそのシーンにものそ前後にも愛しさや切なさや自己嫌悪などたくさんの葛藤がしっかりと書かれていて作品に引き込まれるような感じがします。
キャラクターがその相手に惹かれるところやそれに対する葛藤がすごく分かりやすく書かれていて読みやすいというか、すんなりと納得させられるという感じです。
なんというか。。。すごく上手い。。。
BL小説はライトノベル寄りな台詞が多く空気感を楽しむようなものが多いように思いますがこの作品はすごく感情の表現が上手く、読みごたえがあります。
そして何よりキャラクターがすごく魅力的でこれは好きにならざるをえません。
すこし古めの作品ですが、私的No.1BL小説です。読んでないかたは是非一度!!

2

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