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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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テラシマさんの作品はこの作品を読む前に1作品しか読んだことがないのですが、かなり前で、どんな作風の作家さんか忘れてしまっていたのですが、この作品は以前読んだ作品より私の好みでした。
この作品が初コミックスで、デビュー作も収録されています。
表題作はメインの登場人物は4人います。
BL度は低いのですが、とても丁寧に日常の生活を通してそれぞれの心境が描かれていると思いました。
台詞もモノローグも多めで、少し画面がゴチャゴチャしていると感じることはあるのですが、その台詞とモノローグの重なりがちょっと詩的な感じがして私は嫌いではありません。
高校生の幼馴染仲良し3人組と、その3人組の唯一の女の子の父親をめぐるお話なのですが、女の子の立場からの心境もかなり描かれていて、BLとしては女の子の存在が大きめの作品かなと思います。
思春期特有の繊細な心境が上手く描かれているなぁと思いました。
星に関するお話も素敵です。
同時収録作品のデビュー作は、テラシマさんご自身も仰っていますが、ちょっと一杯一杯な感じがします(この作品の方が更に画面一杯に文字が書きこまれています)。
こちらも年の差モノで、どちらかというとこちらの方が表題作よりBL度は高いです。
どちらのお話もジ~ンとくるお話でした。
この作品をBLであるや否やと問われて
どう答えるか。
評者ははっきりとBLの範疇内にある作品で
あると答えます。
中心にいる二人のどちらの性別を変えたと
して、そこから物語が成立するかと問われれば
否でしょうし。
ただ、読み手を相当選ぶ物語であるとは感じます。
淡々と描かれてはいますが読む人が読めば
刺さってしまうささくれがさり気なく配置されて
いますから。
そう言う難しさを鑑みて中立評価と致します。
同時収録朔『美術準備室の亡霊』の様なトーンが
全編にあれば間違いなくBLとして推すのですが。
年の差特集か何かで読んだのですが、BLっぽい要素が少なかったのでなんだか少女漫画を読んでいるみたいな感覚がした。
高校生3人と、高校生の娘を持つので…多分40代後半位の駅長さんとの多角関係ストーリーです。
下半身が自由過ぎて、女の子も男の子も体の相性さえ合えば拘らないっていうおバカな高校生の秀吾。
そんな彼はある日、電車に落とし物をしてしまう(←ケータイ音楽機器)。落としたのは自分なのに、探せとキャンキャン吠える秀吾。そんな彼に正論で注意したのが駅長さんだった。
怒られて、ムシャクシャした秀吾だったが、暫くしてその駅長さんから落し物が見つかったよと報告される。あんなにワガママ言って探せとか弁償しろ喚いたのに、優しくしてくれる駅長さんの大人の魅力に、気付いたら恋をしていた。
しかしその駅長さんは元彼女トーコの父親で、しかもトーコはまだ秀吾の事が好きだった。オマケに秀吾と酔った勢いで寝てしまった友人ケイスケ(男)とトーコは幼馴染で、ケイスケはトーコに片想いをしていた。
高校生3人組の、複雑な多角関係がBLっぽくはないけど恋愛モノっぽくてじわじわ惹き込まれた。
星の好きな方必見!
全話を通して、登場人物の心理描写を星と絡めて話が進んでいきます。電車と星というアイテムの使い方が物語をより素敵に演出している…。モノローグも多かったけど、言葉の選び方が良かった。綺麗で、面白い感じにまとめているので星に詳しくない人でも読み易いんじゃないかな。
星をテーマにしたプラトニックで爽やかな話を読みたい人にオススメ。娘やら幼馴染やら4角関係…って文字にするとドロっとしていそうだけど、主人公がお気楽キャラなのでそんなに重い雰囲気じゃないです。プラトニックでピュアピュア。
年上の魅力にキュン…と心が震える作品でした。亡き妻を思い続ける駅長さん、素敵!
全体的にプラトニックー。
同時収録のデビュー作もプラトニック高校生モノでした。
BLと思って、意気込んで読むと、ちょっと肩すかしな感もなきにしもあらずな…
元カノが恋愛関係にがっつり絡む上に、H方面の描写はほとんど出てこない、
はたしてコレがBLかって言われると、BOYがオッサンにLOVEするんだから、少女マンガじゃないのは確かだわねってかんじで。
でも、雰囲気的には、ララあたりにあっても違和感なさそうな、切なほのぼの系?
星と絡めたストーリーや、キャラの表情とかは、なかなか面白い。
コマが詰め過ぎっぽかったり、説明的なモノローグが多かったりするのは、書いていくうちに洗練されていくんだろう。
って言うか、この作者さん、むしろ小説向きなんじゃないかな。
テラシマさんのデビューコミックス。
バイで下半身のだらしない甲斐性無しの高校生・秀吾が、車掌さんのおじさんに恋に落ちてしまうという話。
そう、おじさんがでてきますよ。
しかもこの車掌さん、実は秀吾の元カノのお父さんなのです…!
まぁこの本では、まだ秀吾の片恋で終わっているので、受け攻めがどちらになるのか、というかそれ以前にこの二人くっつくの?どうこのシリーズにオチをつけるの?という感じです。
シリーズ続編として「ポラリスまでの距離」がでています。この本よりBL色強めです。
作風はとても少女漫画的。というか少女漫画の棚にあってもおかしくないかも…。
少年少女の揺れ動く気持ちなどが上手いです。自然に女の子も出てくるし、秀吾の友達と女の子との三角関係(お父さんを入れたら四角関係?)もフツーに楽しめます。
文字がびっしりのコマもあり見にくかったりもするのですが、ストーリー作りがとても丁寧です。
それより何より、星の知識が半端ないのです!
ポラリスの話、彗星、暗黒星雲、超新星…すべてひとつの題材を土台にいろんな小ネタを盛り込んでいて、とても読みがいがある上、勉強になります。
星が好きな人には是非ともオススメです。
「美術準備室の亡霊」はテラシマさんの一番初期の作品だそうで、こちらは少々本編に比べればBL的ですが、この本全体でみてもえっちシーンなどもBL要素がほぼ無いので(キスのみ)、BL初心者さんもしくはBL読まない人にも貸せる本だと思います。
小さいコマにとてもびっしり詰まっているので、思っている以上に時間がかかりますのでお時間のあるときにドウゾ。一気に読むと星の世界に引き込まれますよ。
周りが絶賛していたので借りて読みました。
主人公が、元彼女のお父さんを好きになってしまうという話…!!
電車と星と恋愛と、それぞれの絡み合い方が絶妙(>ω<)♪
ほとんどポラリスベルシリーズで、一話だけ読み切りが入っています。
主人公はオヤジ相手に受けなのか攻めなのかが気になる…
お互い気にはなってるけど、劇的に関係は変化しなさそうな感じをうけるなあ~
どうなるんだろう??
ドキドキしながら二巻目「ポラリスまでの距離」を読むことにしますvv