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官能小説家×学生。
遅刻寸前で慌てていた雄太は、駅でぶつかった男にケガをさせてしまう。その男の名は西島ツバキ、職業は小説家。雄太はツバキの使えなくなった腕の代わりになって働けと命令された。そしてドレイの様に毎日こき使われる事に…。
…この官能小説家はどんだけ貧弱なんだろう。そんな階段から転げ落ちたからって全治2ヶ月、腕も脚も包帯グルグルって…。アクアレーベルの作品にしてはリアリティが…。突っ込みたい!そのケガはやりすぎだと突っ込みたい!
そして商売道具である腕が使えないツバキの代わりに雄太はツバキが口にする文章を打ち込むという仕事をする事に。
だけどツバキの口から出た文章は…。
あれ?何この『ド』エッチな描写は…!?これってセクハラじゃん…と思いつつも、淡々とツバキが紡ぎ出す言葉にドキドキが高まってきてしまって!?
ドレイなんてタイトルですが、絵柄が可愛いので結構サクサクっと読めます。
ツバキの強引さも、話が進むにつれて慣れてきます。
ぶつかってきたからって高校生を「今日からお前はドレイだ」と強引に決定!逆らうのか?人の商売道具(腕)を駄目にしといて逆らうのか?
攻の腹黒さと、受のラブリーさにほのぼのした作品でした。楽しかったっ!
可愛い絵柄でこのタイトルに両足むき出し上だけ学ランで太い鎖付き手錠で繋がれた学生な表紙と裏表紙でマジに飼い犬ワンコになっちゃってる学ランに魅かれて読みましたー。
表題作は雄太[受]がうっかり全治二ヶ月の怪我を負わせてしまった相手は売れっ子小説家の西島[攻]。
両手が仕えない西島の代わりに口述パソコンタイピング入力をするハメになった雄太。
タイピングする内容はおもいっきり官能小説的フレーズなのですが、ラブシーンだと言い張る西島。
最初こそエロ文章でしたが、直に恋愛シーンへと内容は切り替わり西島が描く小説の世界に雄太は次第に引き込まれて行き、「愛してる」という小説内の文章を伝える西島の言葉に赤面する程にまでなっちゃいます。
退院後も、ベッドシーン描写の資料と称して犯られちゃいます。
官能的な文章を読み上げられながら抱かれる雄太ですが、出版された本にはベッドシーンは無くだましやがったなこんちくしょーってオチです。
ちなみに官能的文章は出てきますがどうやら西島は普通の小説家みたいです。
その他に短編が5作収録されてます。どれも可愛くちょっぴりエロなお話なんですが今ひとつピンと来るものが無かったので中立で。
普通に面白い短編集だとは思います。