イケメン大爆発【おまけ描き下ろし付き】 3

ikemen daibakuhatsu

イケメン大爆発【おまけ描き下ろし付き】 3
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
28
評価数
6
平均
4.7 / 5
神率
83.3%
著者
ケビン小峰 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

「俺はお前を愛してるんだぜ!!!」徳永誠市、大学三年生。ホテルグループの御曹司として生まれ、容姿も端麗。来るもの拒まずの生活を送っていた誠市が後輩・国枝を一目見て爆発するような恋をしたからさあ大変! あの手この手で国枝にアプローチを仕掛け存在をアピールすることに余念のない誠市。そしてついに、念願の二人っきりの温泉旅行にこぎつける。ハプニングを期待しつつもこの旅行では絶対にすべての欲を封印せねば!!!と奮闘するが、国枝からまさか衝撃の言葉が飛び出して!? ケビン小峰が送る、抱腹絶倒☆暴走系☆イケメンラブコメ! おまけ描き下ろし漫画収録!(このコミックスには花丸漫画 Vol.36~41に掲載されたBURN13~BURN18を収録しています。)

表題作イケメン大爆発【おまけ描き下ろし付き】 3

大学3年生,ホテルグループ御曹司
大学1年生

その他の収録作品

  • 描き下ろしおまけ「犬ムービー」

レビュー投稿数3

暴走攻め・徳永に泣かされる回。

もうね、徳永は健気攻めだと思う。

国枝の気持ちはそっちのけで暴走してきた徳永が、超〜まともになってるんですよ、この三巻では。

一巻でセックスセックスセックス〜!と迫ってた徳永が、三巻では「セックスがしたいんじゃなくて、相思相愛になりたい」と願ってる!
おもしろおかしいノリで終始笑える一方で、徳永の必死さ・一途さ・真摯さ・いじらしさに時折、心臓がギュッとされちゃうんです。

ただの頭おかしい暴走男ではなく、次期社長としての徳永の優秀な一面が見えてきた3巻。

さすがホテルグループの次期社長だと感心した国枝は、ホスピタリティを学ぶために徳永グループが経営する旅館へ。

まさかのお泊まりで、徳永がひたすら耐えて涙ぐましい努力をしてるのに、
「セックスしたほうがいいんですか?」と聞いちゃう国枝。

国枝!!!
いくら天然ぼんやりさんとはいえ、ひどいよ、国枝!!!

「セックスはお中元でもお歳暮でもないんだぜ」ってほんとそれ。

そしてついに心折れそうになった末の最後のお願いとして懇願するシーンに、めっちゃキューンとさせられたというか、ようやくイケメンに見えたわ。

ぶっ飛んだ暴走攻めとしか描かれてこなかった徳永の変化に大満足です。




1

スパダリ大爆発

イケメンを超えてスパダリとなってきました。というより元々スパダリなんですね。1巻は受けに夢中で押せ押せが強すぎてヤバイ男に見えてましたが、2巻で見せ始めた格好良さが、3巻で本物(生まれも育ちも違う)だと受け同様読者も認知します。

相変わらずケビン節?炸裂ですけれど、かなりストーリーに動きの出てきた3巻となっております。
登場人物5人の個性も十分分かってきたので、メイン2人以外の絡みも面白くなってきています。

0

「恋する男の苦悩を弄んだ罪は重いんだぜ!」

なんと⁈ 3巻にして未だ。未開通です。焦れ焦れです。
いやもう無防備に煽る国枝に耐性がついて来た誠市は、国枝に愛されたいと思うがあまり、ヤリたい!抱き合いたい!と思う気持ちすら封印する事に。気持ちも色んなところも爆発しまくっては堪えている。そりゃもう涙ぐましいほどの努力。
気が付けばのほほんと居眠りばかりしている国枝の、ピュアかもしれないけれどもモッサリとした田舎出の青年の、何処がそんなに誠市を魅きつけるのか。もはや判らなくなってしまいます。

相変わらず国枝への愛をところかまわず暴発させている誠市ですが、本巻では、誠市がイケメンなだけでは無く。性格に難ありと言えど、才能に恵まれ、「徳永グループ」という、ラグジュアリーリゾートホテルグループの御曹司の面目躍如たるエピソードも。
国枝がぼんやりとバイトしているコンビニに現れた誠市は、実に明快にコンサルティングの様な事を言ってのける。コンビニもホテルも、お客様と相対するホスピタリティは同じ。
ぼんやりとしていた国枝は、ぼんやりながらも誠市の頭の良さにそれなりに感心するんです。そして自分の進路を決めているわけでも無いのに、ホスピタリティを学びたいと思っている。勉強の為、と「徳永グループ」の名湯へ宿泊する2人でしたが、やはりぼんやりな国枝は明後日の方向に誠市を傷付けてしまうんですよねぇ。
うーん。無邪気にセックスへの興味を抱き始めた国枝と、とにかく心が伴うまでは、と耐えている誠市との温度差とすれ違いが凄まじく。笑うとこなんでしょうけど、もはや誠市が気の毒になるレベル。
まさに「恋する男の苦悩を弄んだ罪は重いんだぜ!」国枝‼︎
次巻ではようやく。誠市の恋の、本当の成就が見られるのでしょうか。一応流されるままでは無く、意識し始めた国枝の成長というか、積極性も見所かも。
顔ものほほんとしていた国枝が、誠市ビジョンじゃ無くても、後半には可愛くなっているのには目を見張ります。

一方で、厚への自分の気持ちに気付いてしまった浜田と、誠市ばりに暴走しがちな浦見との三角関係も決着つくのか。どちらを応援したらいいのか分からないけれども。浜田の方が常識人よね。浦見の積年の恋が成就して欲しいとも思ってしまうよ。

4

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