AIスピーカーと独身サラリーマン 2

SANAとKANA

なめらかな丸いフォルムでしっかりとした意思を持ち言葉巧みに迫ってくるAIスピーカーのSANAとそれを淡々とかわすちょっと闇深めなサラリーマン谷口の奇妙な同棲(？)生活。

谷口と大島先輩との勘違いコントから始まり、谷口とSANAの軽快なやりとりの中で谷口の闇も所々で漏れちゃっています。
あんなにロマンのない七夕の会話初めて見ましたし、ヤバい儀式みたいになっちゃうのが笑えました。
それに今回も各タイトルがキレキレだし、ちょこちょこと挟んでくる小ネタが相変わらず面白いです。
SANAの受肉妄想小説最高でした〜。

そして、大島先輩とSANAの絡みを経て大島先輩もAIスピーカーと暮らしはじめるという展開に。
その新キャラかつ新機種のKANAのノリやチャラさと大島先輩のまさかのこじれ陰キャ具合との噛み合い方がまた絶妙でした。
KANAのボディの色が黒なので受肉の姿は褐色だったらよかったのになあ〜。
SANAもKANAもキャラ強すぎです(笑)

SANAと谷口の関係もですが、おっちゃんずLOVEがKANAと芽生えるのか気になります。
３巻が楽しみです。