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junai fetishism
『劣情教務室』の続編です。
年下攻です。武井の事が大好きな年下教師那津と、元攻で生徒食いまくりだった武井のお話です。
『劣情~』の続刊ですが、読切を集めた1冊になっているのでこの本だけでも十分楽しめます。
ですが、前巻から通して読むと武井が段々受に目覚めていく様がとても可愛いですよ!年下の情熱に絆されてしまう元攻の先生。二冊読みをオススメします。
この本ではどっぷりと受な先生ですが、前作では冒頭から生徒を攻めてらっしゃいました。凄いよ先生、どっちもイケるのですね!
両想いになって同棲。もう、事ある毎にやってます。
同棲ネタらしい、一緒に暮らし始めたものの2人に待ち受ける様々な障害。それらを乗り越えていくストーリーがメインです。
隣に住んでるSMカップル。那津のカミングアウトに、那津の両親だけではなくて、ブラコンの兄まで登場して、もう大騒ぎです。兄弟ネタ、それもブラコンだったり、兄弟揃って1人の人を取り合ったりだとか、神崎先生の兄弟ネタがお好きな人にはこのドタバタは堪らないんじゃないかなって思います。
続編だからか、若干性急で強引な話の進め方がちょっと気になりますが、相変わらず濡れ場が激しい。真剣に愛している感が暑苦し………いえ、ときめきます。元攻、生徒食いまくりの先生が恋患いしている様は結構きゅーんとします。
予備知識なしに読みましたが、先の3373様のレビューにて別作品の続編である事を知りました。しかも、本作の受けが前作では攻めでヤリチンだったとは…!
それはオイシイ!
そういう前提を知って読むと、本作での激しいイチャイチャ振りがより印象深く感じられます。
何しろ、さすがピアスレーベル。Hシーンがすごく多い。
主人公は教師同士のCPで半同棲しており、家では勿論学校でもヤりまくっています。
そして、2人はすごく深くお互いに恋している。そこがすごく良いポイント。
印象では、攻めの元教え子の年下教師・那津がより深く受けの武井を愛しているもよう。
那津はいつも「先生」呼びで敬語で接しています。ここも萌えポイント。
Hはバリエーション豊富で、時に焦らしたり、時に優しく、時に激しく、時に意地悪に、時にストレートに、その全てに心から武井を求める那津の一途な恋心が溢れています。
途中から、デリカシーのない隣人が出てきたり、那津のカミングアウト騒動、那津のブラコン兄の登場などもあって、ページ数の割に読み終わった後なんかすごく長い話を読んだような気になりました。
タイトルの「フェチズム」というのは、攻めの那津の武井フェチの事だと思います。
受けの武井の方もこんな純愛を気取らずに受け取る。この2人の甘さ、気に入りました。