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koi mo shigoto mo ore no mono
作者についての情報ゼロのまま購入しました。
リーマンBLのようだったので、それが好物なんで。
最近リーマン物が少なく感じませんか?
好きな人多いんじゃないんですか?
それとも出尽くしたんでしょうか?
そんな疑問は置いといて、こちらの作家さんは丁寧に描いていらして、ビル群を描くのがお好きなんでしょうか、と思うくらいでした。
私は背景をちゃんと書き込んでいらっしゃる方が好きです。
本人の別々の作品内でですが同じバックをそのまま使い回しているかたもいます。
背景のネタ帳みたいなのが出回っているんでしょうね。
そっくりおんなじマンションを描いている先生を御三方見つけてちょっと興醒めしたこともあります。
それくらいバックを見てますね、私は。
なんの自慢でしょうか、、
平純先生の絵柄もけっこう好みです。
最近の流行りのBL顔ではありません。
かといって古臭くもなく、なんとなく少年漫画っぽい顔??
ライバル社の営業マン同士が惹かれあっていく過程が丁寧に描かれていると思います。
お仕事シーンも多く、よくあるなんの仕事してんのかさっぱり分からんお仕事BLでは決してないです。
だから途中まではほぼ最後に近いページまでは気持ちよく好感度高めで読めました。
萌えてました。
しかし、えっちシーンが萌えないんです。
ページが少ないのもありますがそーゆー問題ではなくて裸があってもエロくないんです。
私、この先生はBL描くの初めてなのか、と思ったくらいです。
すみません、何作も描いていらっしゃいます。
或いはこの出版レーベルはエロ控えめ方針なのかとも思いました、知らんけど。
思うに、BLだってベッドシーンなきゃないでいいと思います。
ベッドシーンなくたってキュンとさせられますもん。
なしの名作だって多いし私も好きです、えっちがないのを避けたりしませんし。
でも、そういうシーンがあるのならばセクシャルとかセンシュアルとかエロティックとかの形容詞が付かなきゃなんのためにそのシーンは存在してるのかって思いませんか。
偉そうに言ってすみません。
もう1作くらいこの先生のを読みたいとは思います。
それくらいえっちシーン以外は魅力的でした。