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korekara doushiyou
高校の同級生だった秋津と菊池。2人は会社の就任式で再会します。
とにかく秋津が暴言吐きまくりでしたw菊池のことをメガネ巨人って言ったりデブって言ったりハゲって言ったり…wいやデブじゃないし!ハゲてないし!
とにかく秋津はツンツンしてました。
菊池はちょっと無愛想なキャラ。でも秋津に対しては本気みたいですw
『水をください』もまた再会する話。
修が18のとき修と真銅は付き合っていました。しかし修は真銅を好きになるほどじわじわダメになっていくのが怖く、真銅から逃げてしまった。そして2年後偶然再会。
修はとても恋に不器用でした。いつも「いつ飽きられてしまうんだろう」と、ちょっとネガティブですね;
修はこれから真銅さんに可愛がられることと思いますw
佐倉ハイジさんの描くメガネキャラが好きな方は読んだ方が良いと思いますよ。無口、口下手、メガネ、へタレ、受が大好き…たーまーらーんー。
表題作はメガネ×ツンデレ。
スレて、女王様みたいなワガママで、ツンツンツンデレな受。攻が無口で何考えているか判んなくて、勝手にグルグルしてしまう。
口数少ないからこそ、たまに紡がれる甘い言葉の威力は絶大。
佐倉ハイジさんらしいゆるさと、切なさと、空間の使い方に胸がキュンキュンします。
空間の使い方、は巧いけど若干白背景が気になる。トーンで繋ぐとか、巻出す度に白くなってちょっと残念。同人がお忙しいのですね、判ります。
個人的に良いなぁって思ったのは「水をください」の方です。
受の、照れた時の顔とか、攻に大事にされているんだって気付いた時のなんとも言えない表情にグッと胸を掴まれた。こういうハッとした表情の描き方が本当に巧いなーと思います。
水を~は再会モノです。再会モノらしい距離感と、離れていた時間を取り戻そうとする雰囲気が好きです。
『これからどうしよう?』
高校時代の友達と会社で再会、そこから恋人になるまでのお話です。
受けはツンデレ。
攻めは…攻めの性格、良かったなァ。
無口で、何を考えてるのかさっぱり分からないのだ。
彼なりに必死で、一生懸命アピールして口説いてるつもりなのに、受けにはまったく伝わってない、という。
このチグハグさが可愛くて、ニヨニヨしてしまいました。
『水をください』
かつての恋人と再会して、また付き合うようになるまでのお話。
受けは意地っ張りなツンデレです。
昔は自分で自分を追い詰めて、挙げ句自分から逃げた。子供だったせいで、色んな感情をコントロールできなかったんだよね。
以前よりは少し大人になっていて。でも根本的な部分は変わってなくて。
そのあたりの微妙な感じが行間からヒシヒシと伝わってきました。佐倉ハイジさん上手いなァ。
二年は必要なインターバルだったんだなって素直に思えました。
2組のカップルのお話で、どちらも再会モノなのですが、状況はそれぞれ違う。
ただ、共通しているのは、受けが恋に臆病で、なかなか素直に自分の気持ちを言えず、そのせいで表面的にはツンに見えてしまう。
特に表題作シリーズの受けは、高校生からの同級生との距離を保つために、ワザと口悪く罵ったり、自分が遊び人に見えるようなことを言ったり、たくさん相手に牽制してるんですが、それがとても意地らしくて可愛いんですよね。
佐倉さんの漫画には強引に自分の気持ちを相手に押し付けるキャラは登場しないと思うのですが、その代わりほんわかと暖かく包んでくれるようなキャラがよく登場するなぁと思います。
この作品も読後にほっこり心が温まる感じがしました。
学生時代から、長年
悪口を言い合いながら友人として
培ってきた日々。
それを善正(攻め)が壊そうとしている。
「秋津、おれにしろ」
とか、
凄い台詞ですよね。
主人公の秋津(受け)じゃなくても
きゅんきゅん来てしまいます。
(秋津は、きゅんきゅんどころか
怒ってしまいますが)
何よりもの殺し文句だと思ったのは、
二人で海に行った時に
善正が行った台詞。
「おまえが好きだ
おまえが好きだ
おまえが好きだ
そういう主旨の話を
ずっとしてるんだろうが」
って台詞。
もう主人公じゃなくても
かたまりますよね。
赤くなりますよね。
この話全体、
ギャグもあり、間もとても良く、
いい作品だと思いました。
また佐倉さんの
こんな作品が読みたいなー。