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hurerushitsuai uzuku ato
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
タイトルに「執愛」とある通り、深く強い執着が絡むストーリー。
主人公はノンケの一級建築士・妹尾。
一年前。当時の彼女にドタキャンされて一人で行った旅行先で見知らぬ男性に気分転換と誘われて。酒に飲まれて肉体関係まで至り、なし崩しにへそピまで入れられてしまう。
妹尾はその時の非日常的な快感に囚われて、女性に対してEDになり…
さて、妹尾に大手三条グループの指名が入る。
喜び勇んで顔合わせをする妹尾だが、先方の三条グループ御曹司がアノ時のアノ男だった…!
再び逃れられない苦痛と快楽の関係性に囚われる妹尾。
…と言ってしまうと薄暗く怖いお話のようですが、絵柄のイメージ的にはそれほど怖くも暗くもなく、何故か異常に妹尾に執着する三条の抱き方は、激しいが甘く。
しかしですね。
終盤になって2人の関係性の底に何があったのか、が急に出てくるんですね。
ここからネタバレ多め。OKの方、既読の方だけ読んでくださいね。
↓↓
記憶喪失が絡んでくるんですよね…
私はコレが絡むと一気にシラける…
これまでの三条の行動はそういう事か、ってわかるんだけど、この理由づけしかなかったんですかね?
そりゃ記憶喪失は便利ですよね。こういう所に物語作りの「逃げ」を感じちゃうんですよね。
ただ、私個人が記憶喪失設定に非常に否定的なのであ〜あ…だけど、そうだったのか!とゾクっとくる人も多いだろうと思います。
絵柄は良く、エロシーンは各種ハード系のプレイもあり、迫力がありながらもグロくなく綺麗めです。
かすかに共依存的なニオイも仄めかしつつのハッピーエンドも良かったと思います。
快楽に流され戸惑う受け!!
ど執着の囲み系病み攻め!!!!
臍ピで情事を思い出すなんて!わ~~~
選択させてるように見せかけて退路を塞いでるのなんて!わ~~~
って好みのスタートだったんですが…
エロエロでプレイもゾクゾクするのに、さっぱり爽やかな?堅い?絵柄に感じて滾りきれず…表紙の艶かしさが好みで期待しすぎたかな。
読解力がなくて申し訳ないんですけど、妹尾は10年前の記憶は取り戻したの?いつ10年前から執着されたって気づいた?話されたの??
三条のモノローグで読者側に種明かしはされたけど、この部分は1人語りではなく妹尾に話して聞かせたてたんでしょうか??どうせなら、この種明かしに対する妹尾の反応みたかったです。三条の下準備のおかげなのか、すっかり虜になってるからか、すんなりトラウマも10年愛も受け入れたようで…
何かある雰囲気醸し出してたけど、記憶喪失設定、しかも三条じゃなくて他の男に!?
三条に徐々に堕とされ開花してったのかと思いきや、開発済みだったとはね…
このへんから、んんん?ってモヤッたうえに、うまく2人の関係はさらっと収まってて肩透かしモヤモヤ感がすごいです。
記憶無くすくらいのトラウマをねちねちっと手中に収めた三条の手腕なのかな。愛が凄いと思えば凄いのかも。
表紙、へそピで発情、剃毛にはトキメキました!!
タイトルと表紙に惹かれて。
真っ暗な部屋に男がふたり片方は手枷を嵌められながらも、恍惚感と多幸感を醸し出し、全てを自分が管理するかの様に相手に巻きつけた鎖の様に相手に向ける眼差しは執愛が込められていて、二度と逃しはしないと触れた痕が疼く。
10年間ずっと見守り続け、自分の意志で手のひらに堕ちるよう仕向けられながらも、なぜか心地良く感じるのは、ふたりだけの箱庭の中だから。
狂い愛、執拗に愛し、愛されたい。
三条拓海(25)IT企業重役、三条グループ御曹司
妹尾英司(27)一級建築士、愛され依存体質