獅子と明星

shishi to myoujou

獅子と明星
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×210
  • 萌8
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
92
評価数
27
平均
3.6 / 5
神率
18.5%
著者
湯裸 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
秋田書店
レーベル
プリンセス・コミックスDX カチCOMI
発売日
電子発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784253155281

あらすじ

底辺に生きていたΩの獅雄は、αの真望に拾われて任侠の道へ。「真望と“つがい”になりたい」。強力に襲う己のΩの本能と格闘する毎日を送る獅雄だったが――!?

表題作獅子と明星

真望,33歳,α,星金組若頭
獅雄,21歳,Ω,星金組若衆

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下:キャラ紹介・漫画

レビュー投稿数4

ヤクザ同士

綺麗目なカシラと、舎弟になった暴れん坊青年のお話。そしてオメガバースもの。
荒れ放題だったチンピラの獅雄を拾ってくれた真望。獅雄は誰とでもすぐ衝突する喧嘩っ早いワンコ。一方の真望は優男で、なぜか獅雄をやたらと可愛がっている。
それには恋愛でない何かの事情がありそう。

獅雄がオメガで、それを嫌う組長と同僚に疎まれている。
真望に想いを寄せる当て馬に騙されて、獅雄は破門となるが、それなら自分も、と真望はカタギである当て馬野郎を撃つんですね。

なんでそこまで?と読者も思ったところ、実は義兄弟だったという。
家族の絆。しかしそれを超える恋愛感情で、やがて二人は結ばれる。
しかし結ばれるまでが長いんだな。両思いだからといって安易に結ばれないのが良かった。

0

オメガバースヤクザ、素晴らしい~

男の世界でのオメガバースモノ…。
差別や偏見が漂う中でオメガとして生きることの大変さが伝わってきます。
そんなときに自分を拾ってくれた攻めに傾倒する受け。
濃い内容ですが、漫画構成力及び画力が高いのですらすらっと読めて面白かったです。
ただ話としてオメガバースである必要があったかな?という感じもちらほらありました。

でもそんなこと気にさせないくらい画力が高いので、満足です。筋肉と入れ墨が美しいです。
ヤクザモノは画力が大切だと思っているので、この作品は文句なしですね……。
刑務所に入ったとき短髪なのもポイント高いです!!

攻めと昔身体の関係にあったあの男の人の話をもっと掘り下げてほしかった~~~~。本作では攻めに腹撃ち抜かれたり受けに顔面陥没するほど殴られたりで散々ですが、あのうさん臭そうなお顔が好きなんですよね…。
ちらっとしか出ないんですが、攻めが受けになっている過去のシーン、もっと知りたい!
若いころの攻め(α)がβに抱かれてる過去、詳しくお願いします…!あの人めちゃめちゃ良いキャラだと思うので、スピンオフとかで出ないかな~~どうしても知りたいです。

3

ごっりごり任侠もの

オメガバ要素より極道っぷりが際立つ!
気合で発情期も吹き飛ばしちゃいます(好き)

頼れる兄貴とかわいい子分、漢くさい関係って良いですね。
言葉や態度は厳ついけど、二人のやりとりが可愛い!
これだけ熱心に慕って働いてくれる獅雄を可愛がりたくなるのは分かるけど
男の嫉妬ほど怖くて面倒なものはない。
ただでさえ獅雄はΩで妬まれやすいのに…
もっと周り見て!!と思ってしまうほどの可愛がりっぷり。
ほら~嵌められちゃったやん…と案の定の展開も
自分に責任があると思える獅雄はかっこよく
獅子だけ貶めるわけにはいかんとの
真望の行動にヒャッってなるものの極道っぽさに痺れる。

そこから、情報量多っ!!漫画がかよ!って、
思わずつっこんでしまう怒涛の展開も
漢臭さが貫かれ勢いで楽しく読めちゃいました。

作品とは関係ない点です電子限定描き下ろしイラストが見開きなのは残念に感じました。
設定によって見開きも見れると思うんですが
私のは試行錯誤してもなぜか上手くできないんですよね。
できないのは私の技量不足なんですけど
初期設定は見開きじゃないと思うんで、ちょっと考えて欲しかったなぁと思ったり。
(基本、電子も見開きで読むものだったらすみません)

0

なにかが足りない

試し読みの屈強Ωのワンコ具合が気になって、手に取ってみました。

あとがきで作者のかたもおっしゃていましたが、極道ものとしてもオメガバースとしても要素が薄かったです。
ところどころで、なにかが足りない...と思ってしまいました。

キャラ設定と舞台は面白かったので、そこがうまく活かされていないところは少し残念です。

チンピラくずれの受けをひろった攻めが、自分の組へ引き入れて可愛がっていく。
Ωを引き入れたことが組内での反発につながるかと思えば、組内ではなく外野が関わってきます。
けれどこの外野も、αに執着していてΩはほったらかし。

冒頭の話の流れだと受け方向で話が進んでいきそうな感じだったので、攻め方向で話が進んだことは驚きました。

2人が実は義兄弟だった疑惑に加え、2人それぞれの過去の出来事、全てを少しずつかいつまんでいきながら物語は終盤を迎えました。
全体的に薄く感じてしまったのは、そこが原因かなと思います。

どこか一つを深く掘り下げていたら、もっと楽しめたのかなあと思ってしまいました。
ディープすぎないオメガバースで筋肉のついた屈強なΩですので、そういうのを求めている方にはおすすめだと思います。

4

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