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lone hetarist
【BROTHER!】
あらすじ~な話。
大好きな兄さんからの依頼。でもこれって・・・個人的な依頼!?もしかして・・・兄さんの・・・・
という話ですね。
ま、結論から言うと勘違いだったわけですが。
ヘタレワンコな弟のドタバタ具合は好きです。
あえて言えば、犬すぎて笑えるw
【それを恋と呼ぶのです】
コレ好き。可愛い。
えっと、受の少年は、ウリをやってるのね。
で、よく名前を聞かれるけど、そんなの意味無いって思ってた。
でも、ある日、寝る場所をもとめて誘った男。彼は、未成年はといって抱かない。そして一緒に暮らすようになると、徐々に惹かれていって・・・・
少年はこのとき思うのです
「なんでこの人は俺に名前も聞かないのだろう。俺に・・・」
的なね。
モチロン、相手も受くんのことが気になり始めてて、気になって仕方なくてという話。
ピュアな感じで好きですよww
無駄に受の方が大人で笑える。(あ、モチロンずいぶんな歳の差で受画年下だけど)
【氷結眼鏡の向こう側】
交番のお巡りさんと元お医者さんの話。
有る雪の日、交番にやってきたのは、凍えた姿の男。
彼は、医者だと言う。そして自殺しようとしたのだけれど、あまりの寒さに、自分の持っている道具(メス)では死ねそうに無いからとやってきた。
そして懐かれ・・・今に至る(笑
最後、自分は彼のことが好きだと気付く様子が凄く好き。
あ、お巡りさんの方ね。
ちょっぴりシャイなお兄さんが大好きです☆
【交わりを聞け】
あ、コレはエロ多目。
つか・・・エロ描写が有りますよ。って言ったほうが正確かも(笑
昔に嗅いだ匂い。
とても、とても好きな匂い。それは今でも変わらない。
匂いでずっと交わっていたという二人の話やね。
受兄ちゃんも、好きで好きでたまらないっていうのが可愛くて。
攻さんもどんなに、他の人と身体を交わしても、違うんだ。
寂しいって・・・・(ノω・、)
ま、仲良くやってくれやって話(ポイ捨てかよ・・・
【ナツノヒカリ】
大好きだった幼なじみ。
遠くへ引っ越して行ったと思っていた。
思い込もうとしていた。
彼はずっと前にこの世には居ないのに・・・・。
「お前が想っててくれたからこうして俺も大人になれた」
このセリフにキュン(っ´ω`)☆
お盆だから帰ってきたのねww
新しい恋を早く見つけてねvvv
相手に恋心が有るか無いかは別にして、コレは嬉しいw
というわけでね。
読んでみてもいいんじゃない?という感じかな。
~特集。というのの寄せ集めみたいです。
ほら、「へたれ特集」とか「オヤジ特集」とか。
こんな感じなのかな~というのを体感(笑
このタイトルだったので、へタレ好き…いや、ヘタリストとしては読む前からワクワクしていましたっ。
シヲさんのファーストコミックです。内容もバラエティに富んでいて飽きずに読めました。
・科学教師×生徒
年上攻で学園モノ!
・探偵ヘタレ弟×エリート兄
年下攻で兄弟でへタレ攻!
・スランプ小説家×ウリ少年
ヘタレ×小悪魔のお話。
・失踪ゲイ医者×警察
制服プレイ……(笑)
・長髪和服×学生
匂いフェチ・受が男前。
・幼馴染モノ
全体的にへタレ臭が凄くします。どの話もライトBL系なのでエロが苦手って方でも読み易いと思います。
表題作についてはへタレ+ワンコ系って感じでオロオロする弟が凄く可愛くてニヤニヤしちゃいました。こんな弟欲しいなっ!
へタレ特集とかでチラホラ見かけた作品が幾つかあって懐かしかった!
ヘタリストな御方にオススメ!
表題作は描き下ろしで、「BROTHER!」の番外編です。
さらに他の作品もほとんどがあの手この手のヘタレを寄せ集めましたねという感じ。
「オオカミとこひつじ」:
眼鏡白衣の化学教師×小柄な高1。
萌え要素は眼鏡・白衣・実験道具・年の差などなど豊富ですが、やっぱり大神先生のヘタレ眼鏡がキレたときのエロ爆発が一番でしょうか。
「BROTHER!」「ラブヘタリスト」「カバー裏おまけ漫画」:
小さい頃からお兄さんが好きで、大きくなったら守ってあげたいと思っていたのに、体格だけは大きくなったものの、守って上げられるようなスキルのない弟。
家の中に残る兄の痕跡や、記憶の中の兄で妄想ばっかりしていて・・・
あれこれあって、上手くまとまったのかな?って思いましたが、まだまだお兄ちゃんの手のひらの上で転がされているのでした・・・それにしても、妄想の可愛いこと!
「それを恋と呼ぶのです。」:
★この飯島先生がこの本で一番好きなキャラです★
スランプ中の作家と家出して身体を売っていた少年のお話。
このお話の、飯嶋先生の常識のある大人で、ヘタレで、そのいい人っぷりが一目でわかる“少年に縋って泣く”シーンが、この本の中で一番好きです。
「氷結眼鏡の向こう側」:
家出して遭難して、保護されたゲイのお医者さんと、保護したお巡りさんのお話。
お医者さんにとったら運命の人だったんですねぇ。でもお巡りさんの方はどうなの?
そもそも、題名の氷結眼鏡を見落とすところでしたよ。ホンの小さいコマにちょっと出てきただけですから。
でも、お話としてはソコソコ面白かったです。
「交わりを聞け」:
幼馴染み、着物、年の差など、萌え要素いっぱい。
そこに、年下攻めも加わるのかと思いきや、オヤオヤそうきましたか。
押し倒されて手玉にとって・・・膝で股間を・・・手馴れているなぁ・・・
香道ってやってみたいです。
「ナツノヒカリ」:
現実味の強いファンタジー。
そういう意味ではバッドエンドですが、強く生きるんだよー。
「Sound of foot steps」:
オヤジだけのプラトニックなお話。これだけでは短編なので萌えきれませんが、次のコミックス「セカンドハニー」にもっと長いお話が掲載されています。オヤジが純情っていいですね。
シヲさんの初コミックです。
タイトルに偽り無し!で、タイプの違うヘタレ攻め大集合しています。
ヘタレ攻め好きに、オススメです。
オオカミとこひつじ
科学教師・大神 ヘタレM変態攻め×高1・高瀬メイ ヤンチャ強気受け
頭3つ分位違う身長差に萌えるのと、受けの勘違いやヤンチャ振りが可愛かったですね。
二又試験管の使い方間違っていますが、もっとディープでもよかったかも。
メイの大神の飼い慣らし具合には、笑うしかなかったです。M攻めも、有かも。
BROTHER!
私立探偵1年生・圭(実の弟)おバカ妄想変態ヘタレ攻め×キャリア組警視正・聡(実の兄)
探偵で無職に近い弟は、兄の家に居候していて。
久々に帰宅した大好きな兄から、ある人物の調査を依頼されて。
1カ月振りだからってお兄さんが入った後のお風呂の水を飲んじゃうとか、妄想だけでストーリーを進展させちゃう所とか、弟のおバカっぷりがたまらなく可愛かったです!
猪突猛進でお兄ちゃん大好き!っていう忠犬ワンコぶりにも、ほのぼのさせられます。
それを恋と呼ぶのです
流行作家でスランプ中・飯嶋カヲル ヘタレ純粋攻め×売りをやっている未成年・サクちゃん 生意気受け
BROTHER!以外では、この話が凄くツボでした。
ちょっと世を拗ねた感じと、受けのクールで生意気具合に悶えて仕方がないです。
人を「あんた」呼びする所と、一人称は「俺」な所が、個人的萌えツボです!
飯嶋先生の余人と違う感性でぶっ飛び天然具合は放っておけない感じで、受け主導で告白させられたりとか、ヘタレ攻め本領発揮でたまりませんでした。
氷結眼鏡の向こう側
医者×青木巡査
変態とヘタレ入った攻めと、硬派な受けです。
警官の制服と白衣と言うテーマに則って制服を使用していますが、それ+の何かがもう少し欲しかったです。
交わりを聞け
香道の先生・藤代×高校生・アキ
受け攻め反対だと思っていただけに、結果に驚きです。
リバも今後はありそうなカップルです。
ナツノヒカリ
幼馴染の真幸×大学生の仁 強気受け
幼馴染同士の10年後の再会物です。
この話はベタなので展開が読めすぎて、物足りなかったです。
Sound of foot steps
元商社営業マンで靴職人・真嶋 ヒゲヘタレ攻め×孫もいる靴職人・北村 メガネオヤジ寡黙受け
オヤジカタログからの収録なので、年の差がかなりある上に、北村さんが寡黙なので渋いです。
プラトニックで終わるので、散りばめられたストーリの端が気になる所です。
ラブヘタリスト
「BROTHER!」のその後の続編エピソードです。
お兄ちゃんの一枚上手振りと、ついに念願成就か!って所で、暴発しちゃう弟の哀れさを楽しみました。
この下りは何度読んでも、笑ってしまいます。
すね毛の描き込みが攻めにあるのが珍しかったのと、エロは普通位ですがヘタレ攻めならではのHがあったのに萌えました。
短編の最後を、とにかく無理にHであまり締めない所に好感を持ちました。
ギャグとシリアスのバランスも、よかったです。
カバー裏まで楽しみ満載なので、「BROTHER!」好きな方はチェック必須です!
っていうか、色んなヘタレが拝めます♪
しかも、若いのから年寄り(?)まで、よりどりみどりなので、お好きなヘタレお持ち帰りくださいww
そういう意味でも、ものすごくバラエティに富んでいて、一冊まるごと楽しめるコンパクトなヘタレ遊園地な感じ。
表題は描き下ろしなんですが、本編は『BROTHER!』の兄弟モノ。
背徳感や禁忌感は全くなく、ほのぼのしていてお兄ちゃんにいいように使われる弟がカワイイ!
兄ちゃんもちゃんと働く弟にはご褒美をあげるのですww
ちょっと変わったというか、これも先生生徒だけれどカラっとしていて可愛くて面白い『オオカミとこひつじ』
先生の理科実験器具へのフェチぶりもさることながら、キスっていきなり、アソコにするのかよ!?な変態ぶりがgood♪
この二人には、実験と称してエッチな用途を開発して欲しい♪♪
少しウルっとさせる再会・約束モノが『ナツノヒカリ』
ある日突然いなくなった友達が、再び現れて約束を果たすという、しんみりとしたお盆な感じのお話。
これ一編だけ、少しカラーが違いますね。
そして、そして!!オヤジ好きにはモヤモヤしながらも、しかも職人という設定に萌えが最大MAX噴出させられるのが『Sound of foot steps』
靴職人のおやじに弟子入りした脱サラ男の、むくわれない恋心・・・
これは次の単行本「セカンドハニー」へ続きますので、期待して待ちましょう♪
ということで、シヲさんは、東京漫画社の新人発掘は本当にスゴイを見せた作家のひとりだと思うのです。
絵的にも、少年と青年とオヤジの描き分けがとても上手く出来ていて、しかも魅力的なんですよね。
短編ばかりだけれど、その特徴が的確に表わされている優れた一冊だったと思います。
へたれな野郎どもが沢山集まった短編集。
兎に角自分の気持ちを相手になかなか伝えられないへたれな野郎ばかり出てくる話が多い、へたれ好きにはたまらない1冊と言えるかも。
あらすじで紹介されている弟X兄の話、この二人本当に血が繋がっているのかと思わずかんぐりたくなるくらい全くタイプの違う二人。
兄弟物はあまり得意でない私だけれど、あんなに見た目が違うと兄弟と思えないのであまり違和感と言うか嫌悪感もなくさらりと読めてしまった。
弟のへたれっぷりに思わず兄との仲を応援したくなるくらいには好きかも。
少しだけいくつかの短編の中に「ナツノヒカリ」と言うタイトルの、少し雰囲気の違った話がある。
収録作品の中ではこれが一番好きだった。
悲しい話なのだけれど、読み終わるとなぜか気持ちが暖かくなる。
時が経つにつれやがて悲しみは薄れて、また幸せな恋を見つけることが出来るに違いないとそんな風に思えるストーリーが良かった。