条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
toratsuki kaicho te awase negaimasu
喧嘩好きのやんちゃな高校生の虎助は平和な校風にまとめ上げた穏やかで優秀な生徒会長の千寿に生徒同士の喧嘩を認めてもらうように直談判に行き、その流れで喧嘩をうったら千寿が獣のような異形に変化して…。
「虎憑き」という曰く付きの体質の千寿。
その祟りの力の発散のために千寿と定期的に喧嘩をしてほしいとお付きの恵から持ちかけられてノリノリで快諾した虎助。
普通じゃない関係のふたりの距離が学校行事を絡ませつつ少しずつ縮まっていく描写が丁寧で、夕倉先生の綺麗でシャープなタッチで描かれるアクションシーンがまたかっこいいのです。
背負った運命のせいで今まで自分を抑え込んで生きてきた千寿が虎助と出会い、虎助の勢いのあるどストレートな行動言動に感情が引き出されてどんどんイキイキとして表情が変わっていくのがよかったです。
保健室での虎助のキラッキラの笑顔にもきゅんとさせられて、ほんとピュアでおバカで真っ直ぐでかわいいし、艶々の髪の毛も綺麗です。
お互いの気持ちを伝え合ってぎこちないながらもお付き合いを始めたふたりはまだキスだけの清らかさ。
照れてぐあ〜〜ってなるのかわいすぎる。
タイトルにちゃんと「1」の表記があり、続刊だと理解して読めるのはありがたいです。
次巻で虎憑きの謎などわかっていくのでしょうか…、楽しみに待ちたいと思います。
表紙の帯で、ケモノ化ってあったんですけど、性格が豹変するだけかと思ったら姿まで変わるの?!しかもえっちのときじゃなくて喧嘩強くなるの?!完全拍子抜け。しかもその姿になったのは1回…?2回だけ。1巻完結でそれをぶち込むのはなかなか難しいと読み終えて思いました。
せっせはあんまり、というか全然ないのでわたしみたいなそういう解釈で買うと後悔する作品かもしれないです。
喧嘩のシーンもなんか躍動感なくてパッとしない。
喧嘩のシーンとか結構すきだけどこういう要素として切り離して読める人ならいいかもしれないですね。