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経験がないくせに、じらすのだけはうまいな
goshujinsama to nazotoki wo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
財閥御曹司と執事見習いが事件に巻き込まれる話
就職してすぐ本社当主の竜徳寺家に執事見習いとして出向させられた椎葉歩夢(受け)。
病床の当主には母親について不可解なことを聞かれるし、指導役の執事・立花には冷たくあしらわれるし、当主の息子たち3人は仲良くなさそうだし、何やら色々ありそうな職場です。
優秀と評判の次男の政宗(攻め)は歩夢の好みドンピシャで、親しくなりたいと思うのですが、少しづつ仕事にも慣れてきた頃、当主が亡くなってしまいます。
それから、歩夢は竜徳寺本家の遺産相続争いや殺人事件に 巻き込まれてしまうのです。
歩夢の知らぬところで勝手に展開される話の謎がき気になって一気に読みました。
初めは執事見習いとして、立花にきつく当たられているシーンばかりで、いったいいつ謎解きになるのかしらと思いながら読んでましたが、当主が死んでから一気に話が面白くなりました。
裏表紙に歩夢が政宗に抱きついているのですが、使用人が主人に抱きつくってどんな状況?と思いましたが、この展開のはびっくり。そりゃ抱きついてもおかしくない。
それにしても当主のクズっぷりにはびっくりでした。
会社経営以外は欠陥だらけで誰も幸せにしなかった。
初恋が叶わなかったのは気の毒だったけど、全ての元凶でした。
謎解きは面白かったです。
予想通り半分、驚き半分でした。
残念だったのは、二人のイチャイチャが少なかったことですかね。
エッチは2回ありますが、1回目は中抜きだったし、2回目は簡略だったし、両思いになる前となった後の気持ち良さの違いを表現したかったのでしょうが、まったく物足りない。
一回目など、大体、これからも執事として働くつもりなのに、思い出に一回抱いてもらってどうやって仕事続けるつもりだったのでしょう。
それくらいなら、最初は握手だけに留めておいて、両思いエッチをがっつりして欲しかった。
後、謎だったのが、長男の娘・咲姫の言う「おじちゃん」とは誰にことだったのかな。
やっぱり3男だろうか。
歩夢がすごく気にしてたから、明らかにして欲しかった。
表紙からガッツリ執事ものかと思いきや、
会長の思惑で振り回される人たちの話しでした。
意外と短い期間で物語が進んでて一瞬あれ?って確認してしまったw
主人公があんなことに?謎解きの方法がビックリで、面白かったです。
問題が解決してからの、二人のラブラブをもっと読みたかったです。
ミステリーでBL、いいですね。
ご主人さまと謎解きを、ナイス相棒な二人です。
ものすごく悲惨で苦しんでって結果の事件ではなく、また二人の謎解きもワクワクハラハラしてとても楽しめました。
まさか主人公が○○になっちゃうなんて!
なのにちゃんと真相究明に奔走して。
この設定すごい!
キャラがいいですね。
主人公歩夢の明るさ素直さまっすぐさ。
政宗の有能さ情け深さ優しさ。
歩夢も無事に回復してからがさらに色々あって。
なんだか二人の恋人になるまでと恋人期間に読後感を持っていかれました。
もしかして旅行先の離島ってあの作品の舞台かな?
スラスラ読めてミステリーもBLも楽しめて満足です!
楠田先生の作品初読みでした〜面白かった!歩夢は就職できたと思ったら竜徳寺のいざこざに巻き込まれていき大変な目に合うけど、自分に正直で明るく正々堂々としていて気持ちよかったです。政宗が好きになるのも解る。まさかの生霊状態にはびっくりしたけど、2人で事件解決に乗り出していく様は微笑ましかった。事件も立花が犯人だと単純に考えてたけど、想像以上に複雑で面白かった。ラスト2人の想いが通じるかと思いきや、一山あったのが良かった。みずかねりょう先生のイラストが爽やかで美しく素敵でした。
タイトルから『謎解きは〇〇のあとで』みたいなお話なのかと勝手に思っちゃっていたんですけれども、全然違いました。
いや、主人公の歩夢は確かに執事(見習いだけど)なんですけれども。
何たって彼はお話の途中からアレになっちゃうんですもの。
あとがきでも伏字になっていたのでアレについてはバラしませんね。
ただ、これって謎解き重視のお話だったら違反だと思うんですよ。
だってアレって証拠集めが簡単にできちゃうんですもの。
ここからも解るように、このお話はライトミステリではあるけれど『謎解き推理もの』ではないと思うんです。キャラクター、特に主人公の魅力でぐんぐん読ませていくお話だと思うんですね。
とにかくこの歩夢という主人公を応援したくなっちゃってねぇ。
不幸にも両親を亡くしているけど、明るく前向き。
そもそも、入社式が始まる直前に『本家(社長宅)で執事見習いへの出向を命じられる』なんていう理不尽な目にあっても、それを前向きにとらえて頑張ろうとするところなんか、もう可愛くてたまりません。
いい子なだけでもない処も可愛いのですよ。
ステキな本家の次男に惹かれて抗えず、シャワーを覗いちゃったりする。
あ、これは前述の特殊設定でして、変態行為ではないです。
もう、ここ、可愛いったらないの!
是非、読んでいただきたい。
楠田さんのミステリって、ちゃんと人が殺されます。
コメディ寄りのミステリって『人も死なず悪い奴も改心し』っていうのが結構あったりしませんか?
その手の温さはない。
だから余計に歩夢と、ある意味このお話の重要なキーパーソンの1人である歩夢の母の真っ当さがクッキリと立ち上がる様に感じたんですよ。
ここがね、とても面白かったです。
今回は妾腹の次男である企業家と
会社の創業家に出向となった新入社員のお話です。
受様が攻様の父によって巻き込まれた相続争いに
端を発する殺人事件を攻様とともに解決するまで。
受様は画家の父を10才で、
保育士の母を大学2年で亡くし天涯孤独となります。
大文学部だった受様の就活は苦戦を強いられますが、
1次選考で落とされた竜徳商事から
会長決定と最終面接を受け、内定をもらいます。
ところが4月の入社式の受付で受様は
竜徳寺本家へ執事職としての出向という
辞令を渡されるのです。
向かった竜徳寺本家は個人の家屋レベルでなく
やっと着いた正門では警備員に
「裏口に回って」と言われて焦ってしまいます。
そこに真紅のアルファロメオが滑り込み
質のいいスーツを着こなしたケメンが降りてきて
受様は衝撃を受けてしまいます。
このイケメンこそ今回の攻様です♪
攻様は妾腹の次男ですが、系列会社で任された
デジタル部門で成果を上げ5年で国内トップシェアの
企業へと成長させた実業家でした。
攻様は正門で戸惑う受様をついでとピックアップし
玄関まで届けてくれますが
受様は初老の執事にお小言をもらう羽目になります。
攻様の仲介で執事はなんとか宥められ
受様は本家当主である会長に挨拶するのですが
会長は半年前の面接で会った時よりも一気に
10才は年を取って見えました。
会長は受様に受様の母について訊ねてきますが
それが何を意味するのかは教えられないまま
受様は通いの執事見習いとなります。
しかし、末期のガンだった会長が亡くなると
会長の遺言書に攻様の兄弟とともに
受様にも遺贈分があると発表されるのです Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
受様に遺産を残した会長の真意とは!?
そして遺産を残された受様を持ち受ける未来とは!?
日本有数の財閥である攻様の父の死をきっかけに
受様が相続争いの渦に巻き込まれていく
ラブコメ調ミステリーになります♪
実は受様の母は会長と一時期付き合っていたのですか゜
跡取りとして婚約者のいた会長は受様の母を
愛人にと望んで別れたいたのです。
しかし会長は諦めきれずに
受様の母のストーカーと化していたのです!!
会長は死に瀕して受様の母への所業を猛省し、
受様に本宅の屋敷と預貯金を受様に遺贈し、
兄よりもビジネスセンスのある攻様に
決定権のある株式を遺す手配をしていたのです。
こんな遺言に本妻の兄弟が黙っているはずがなく
初老の執事も受様に「親子で会長を惑わせた」などと
言い出す始末です ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
しかも皆がテンヤワンヤな中、
攻様の兄が殺されてしまうのです!!
第一発見者の受様が犯人として疑われるのですが
受様は駅のホームから転落して意識不明の状態で
病院に搬送されてしまうのです。
受視点で進むので受様が犯人ではない事は明らかでも
犯行を悔いて自殺したと思われてしまって絶体絶命、
受様を信じた攻様が事件解決に翻弄する展開なのですが
受様の状態がとっても突飛で
ご主人様と使用人コンビの凸凹探偵ものかな~と
読み進めていた私はとってもびっくりしました。
でも、それも楠田先生らしい突飛さなので
事件解決に奔走する2人にハラハラ&ドキドキ、
大団円まで楽しく読ませて頂きました。
まさかな展開も受様のまっすぐな性格と
天然な鈍さが上手に活かされていて
2人の微妙に合致していないやりとりが
MYツボで萌えさせて頂きました♪
新社会人になった歩夢(受)は、会社でなく会長の自宅で執事見習いをする羽目になります。疑問に思いつつも、そこで出会った次男 政宗(攻め)に素敵だと憧れを抱く中、遺言書に遺産相続は書かれているし、殺人事件は起こるし、それに自分は幽霊に?!というお話です。
謎解きは明快ですし、意外な人物が犯人でちょっとショックも受けますがフォローもある安心ストーリーです。
三兄弟ですがとにかく攻めが格好良いです。表紙も裏表紙でもみずかね先生のイラストがクールで素敵です。そんなクールな攻めの顔に縦線があるイラストが一番のツボでした。
クロスノベルスから作家様お初のミステリ仕立てBL(ミステリBLは二作目)。好きな作家様なので商業デビュー作から網羅していますが、今回はきれいなジャイアンならぬ、きれいな楠田センセが泉からザッパァ〜と出てきましたね笑
母親が急逝し、天涯孤独になってしまった大学生の歩夢。悲しみに暮れるも母親譲りの明るさから気を取り直して就活に勤しみ、竜徳商事から内定をゲット。出勤初日から竜徳寺本家の執事(見習い)として出向を命じられ……
ピュアで前向きで気骨のある受けは大好きです。ご主人様も落ち着いたデキる大人の男性で、カップリング的にも萌え必至なんですが、お話は綺麗に進み、綺麗にまとまって、最後はラブラブ?コメディならではの謎解きスタイルは所々プスっと笑えますし、そこはかとなく真犯人をにおわせるような作者の優しい配慮が感じられたりも。受け攻めが命を懸けて共に助け合い、事件を解決したあかつきには……期待を裏切られることはなく、BL的になんの不服もございません。
ウーン、正直全くクセがなかったりすると、わたしのような捻くれた読み手には妄想の余地がなくて物足りなく感じてしまいます。(オリジナル作品でもアレコレ妄想するのが好きで…)今回はドキッ!とか、キュンどころが薄めで、とにかくツッコミを許さない完璧な仕上がりはもう、ベテランさんの証拠なのでしょうね。個人的には事件の核心において、もう少し意外さが欲しかったかな〜なんて。
久しぶりに紙の御本でクロスノベルスを購入して、デカっ‼︎って思ったのが一番印象に残ってるという悲しみ…。
とにかくなんの心配もストレスもなく、でもちょっとだけ不穏でスリリングなBL小説を楽しみたい時に、超オススメしたいです。
ミステリー・コメディーっぽいみずかねさんの素敵な表紙につられて購入。確かに内容は軽ーく楽しめる夏のミステリーって感じでした。
途中で話が思ってもみなかった方向へ進み、オカルトファンタジー&ミステリーという感じになりました。ある意味これも夏っぽい。全然怖くはなかったけど。
受けは結構苦労人だけどいつも健気で明るい性格。攻めは仕事もできるが情も厚いタイプで好感が持てました。ラブの部分よりタイトルの通り謎解きがメインのストーリーなのでそんなにキュンキュンはしませんでした。
しかし攻めの父親は少ししか出てこなかったけどあまりの身勝手さとストーカーっぷりにドン引きでした。
楠田先生のミステリー物が大好きなので楽しみにしていました。
しかも今回はラブコメミステリーだったので、悲壮感とかなく安心して読めました。とにかく歩夢が前向きで逞しいんです。
急に執事見習いとして出向を命じられても、竜徳寺家の執事の立花にネチネチ言われてもめげないんです。
そして人として真っ直ぐな面がとても眩しかったです。
途中で◯◯状態(ネタバレになるので伏せときます)になるんですが、その時ばかりは欲に忠実になるんです。でもそれはそれでクスッとしてしまいました。
殺人事件が起きて容疑者になった時も、◯◯状態で活躍するのが面白かったです。政宗とのコンビもなかなかで読んでて楽しかったです。
読んでて何となく犯人は分かって来るのですが、それを確かめなければ時ページを捲る手が止まりませんでした。
殺人事件が起きましたが、綺麗にまとまってるので読後感は良いです
時間が解決するまでラブは無いので甘さは少ないかもしれませんが、そこは出版社ペーパーとコミコミさんの小冊子で補充出来ました。
クスッと笑えるミステリーでお勧めです。
みずかね先生ホイホイで購入。とにかくイケメン。なんだけど、攻め受けともキャラに惚れたなあと思うところがあまり無かったので中立にしました。ビジュアルは最高なんだけどなあ。
竜徳商事に入社したと思ったら、早々に竜徳寺本家へ執事見習いとして出向となった歩夢(あゆむ)。執事の方から厳しくお仕事を教えてもらっていましたが、ある日大旦那様がお亡くなり・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻め兄弟、兄嫁とその娘、執事、その他使用人、警察関係者ぐらいかな。事件ものなので、登場人物はそこそこいます。
++攻め受けについて
攻めさんはスパダリなんだろうけど、妾腹次男坊だからか、今一つ押しが弱い!長男が「乗っ取られる!」と警戒心バリバリなので、控えめにせざるを得ないのだろうなあと思うのですが、俺様ごり押しご主人様!を期待されている方には、ちょっと違うかもです。
受けさんは天然まっすぐ元気玉ぎみな陽キャ。自分が狙われているのに、全然凹んでないし悩んでないし、ややびっくりです。いい子なので、読んでいてストレスは無かったでした。
お話が事件もので、推理等を軸にせざるを得ないから、恋心云々で「うふ♡」と萌え上がるところが少ないように思いました。だから余計に盛り上がれなかったのかもと思います。最近事件ものに乗り切れないなあ。事件ものがお好きな方でしたら良いのかもという一冊でした!
作家買い。
楠田さん作品は最近ちょっとシリアスっていうのかな、どっしりしたお話が多かった気がしますが、今作品はややコミカル寄り。が、ベースとしてはミステリの側面もあって、コミカル過ぎず、シリアス過ぎず非常にバランスのいい作品でした。改めて楠田先生の引き出しの多さに圧倒された感じです。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
大企業の竜徳商事に就職が決まった新卒の歩夢。
初出勤の日に会社で言われたのは竜徳商事の会長の家の執事として働くように、という思ってもみなかった勤務地だった。
訳が分からないまま竜徳寺家に赴いた歩夢だったが、そこで出会ったのは竜徳寺家の次男の政宗だった。次男でありながら家を継ぐことなく、自身で起業し成功を収めた若きエリート。憧れを抱いていた政宗に会えたことで高揚する歩夢だったが、新米執事として歩夢が呼ばれた理由が分からない。
そもそも内定が決まらず困っていた歩夢に、会長の一存ということで竜徳商事への入社が急遽決まったという経緯もあり、謎に包まれる歩夢だったが、竜徳寺家である事件に巻き込まれ―?
というお話。
歩夢という青年は両親を相次いで亡くすという哀しい過去持ちさん。一生懸命でまじめな青年ではあるのですが突出した能力があるわけではなく、そんな歩夢がなぜ竜徳商事に就職できたのか、そして執事として呼ばれた理由は何なのか、そういった謎満載の中、物語はスタートします。
ミステリの側面がある、と書きましたが、竜徳寺家の主であり政宗の父親でもある会長が亡くなり、そしてそれに伴い遺産相続争いが始まります。それに、歩夢は巻き込まれていきますが。
遺産相続争いに他人である歩夢が巻き込まれていく理由。
竜徳寺家の次男である正宗の立ち位置と家庭環境。
そんな中で起こる、殺人事件。
よくある設定ですが、それが上手に絡んでいくところはさすが楠田さんといったところか。
で。
今作品はそこにもう一つの「因子」が加わることで、王道のそれとは一線を画す作品になっていました。オカルト?ファンタジー?その「因子」が何なのか、ぜひとも手に取って確認して欲しいです。
バックボーンはシリアスなのですが、意外なほどコミカル。その大きな理由に、歩夢の性格があります。可愛いんですよ。一生懸命で、明るくって、元気で。そんな歩夢が政宗に憧れ、好き好きオーラがビシバシ出ちゃってる。さながら忠実なワンコのようです。
遺産相続争いや殺人事件に巻き込まれた二人が、「どんな時も」「どんな状態でも」(←ここポイント)一緒に乗り越えようと奮闘する。そんな中で、二人は少しずつ心を通わせていく。
二人の身体の接触、という部分はかなり少なく、最後にちょびっとあるだけなのですが、そこに行きつくまでの二人のやり取りが可愛くて温かくて心癒されました。
そこに華を添えるのがみずかねさんの挿絵。
イメージにぴったりでした。
初めて会ったとき、そして二人が少しずつ心通わせていく過程、最後に二人の想いが通じた濡れ場の時。彼らの内面まで分かるようなイラストで、萌え度は確実に上がりました。