Renta!限定おまけ付き
ikemen daibakuhatsu
一応一巻で恋人同士になった二人だけど、それは「お前と付き合うためなら世界中の人に浣腸してまわる!」と徳永に言われて仕方なく付き合うハメに…というだけなんですよね、国枝からすると。
だけど徳永はあくまで「俺たち二人は完全ラブな恋人同士♡」であって、その食い違いが明らかに……。
「俺のことはどう思ってる?イヤイヤ付き合ってるワケじゃないよな!?恋愛感情は持ってるよな?!」と詰め寄る徳永に対して「わかりません」と答える国枝のシーン。
ここがめっちゃキューンとさせられるんですよね、あの暴走機関車・徳永に。
あまりにも必死すぎて。
言動は頭おかしい度100%みたいな徳永だけど、国枝に対する愛はあくまで真摯なんだと伝わってくるギャップみたいなところに、キュンとするというか。
(でもポジティブ脳の徳永だから、凹んでもうまい具合に変換して立ち直るので、あのキュンを返せ!って感じ。)
そして、あの徳永の猛攻撃を受けてもぽややんとしてた国枝に微妙に変化が!
「キラキラした街の男」みたいなぼんやりとした枠から、徳永の中にある良さとか人となりが次第に見えてきている。
でも、ラブには程遠いけど……。
徳永と国枝の周囲にもドタバタ三角関係が生じて、こちらも笑わせてくれます。
2巻まで進んでこの本のポイントがやっとつかめてきたような気がします
というか徳永に慣れたのかもしれませんが徳永と言うキャラクターを一本引いて見つめることができるように「ほんの少し」なりました
慣れたせいかネットを閉じるのも5ページぐらい進んでからになれました(でもネットは閉じる)
この読者の呼吸と国枝の呼吸がシンクロしていくのか国枝も徳永のことを都会でまぶしくて直視できない人から徳永の個人的な魅力に少しずつ気がついていってる感じがします
まぁ徳永のせいで全力のコメディーなので付き合うのにも(読むのにも)体力を使いますが
大財閥の御曹司で本当に何でもできる徳永(ハンサムで100メートルを10秒で走りアフタヌーンティーは自分で作ってしまい勉強ももちろんできて身長も高い)
彼の人生で感情が大爆発したのは屋敷に紛れ込んできた迷子の犬に出会った時と国枝に出会ったとき
自分の感情をここまで爆発させるのは運命の人だと一直線に突入していく徳永
と言う構図に改めて気がついたとき
徳永にとって国枝がどれだけ大事な存在かと言うこともわかる
ただ国枝への行動があまりにとっぴでオーバーリアクションでついていくのに(読むのに)必死なのでそこに気がつくのに時間がかかってしまいました
2巻では国枝が徳永のその突飛な行動に覆われてなかなか気がつけなかった国枝の本質の優しさに少しずつ気がついていきます
これ表記的には迫ってる身長も大きい徳永が攻めなんでしょうけども
案外徳永が受けのほうがうまくいくんではないかと思ったりもしました
何気なく購入して読んでみましたがやはりくさやみたいな話です
ちょっと癖になったかもしれません
3巻が出たらきっと買います
3巻はには萌え萌えになれたらいいな
なんと!物語はまだまだ続きます。2巻で完結しませんでした!
のみならず、未遂!未遂なんです〜!
誠市の猛る想いはいつ成就するのやら。昨今の、ちょっ早合体の風潮を思えば。このゆーっくりさは逆に新鮮ですし。微笑ましいことこの上ないです。
物語は、押しても引いてもぽややんとして響いていなかった様な、迷惑そうな、遠慮してる様な、国枝がほんのちょっと。誠市の事を理解してくれます。というか、ようやく意識してくれた様です。ホッ。もうそれだけで、誠市は「爆発」が止まりません。
嬉しいよね、そりゃ。そして誠市のバックボーン、ご実家の大邸宅や、押しの強い実業家の母、入り婿で大人しい父、兄をよく理解している妹、誠市を小馬鹿にしている犬・メリローザなどなど。今後も何かと賑やかしてくれそうな家庭の登場。
ただ、長男の誠市が母の事業を継ぐであろう事は、国枝の心をチクリと刺します。そうよね、後継者問題は、男同士の恋には付きものの障害。でもこれっぽっちも気にしていない誠市は、障害なんて何のその、爆発して切り抜けてくれるでしょう。誠市にとって。愛の前では、それ以外のことは些事なんです。
一方で、怪我をしたという父を見舞いに地元へ帰る国枝に付きそう面々。珍道中も極まれり。厚は相変わらず浦見に迫られ、おそらく無自覚に厚に惹かれている浜田は浦見を牽制。この三角関係のドタバタに国枝とのイチャイチャタイムを邪魔されてばかりの誠市。ちょっとした3人組コントはやはり面白可笑しいので、出来るだけ決着付かない方向でお願いしたい。脇キャラの成就はあるあるだけど、こんな人数合わせが合わない切ないことありますか⁈っていう。
ラスト周辺にはやっと2人きりのデートでカッコつけたい誠市だけど。空回ってはカッコ悪いところを見せてしまう。でもね、そんな誠市の良いところを、確実に見つけては好きになっている様子の国枝。ドンマイ、誠市、国枝はもう直ぐ君に落ちるよ!
というわけで次巻が待ちきれない!