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asobi ja neenda
下巻。
ドッグスとジェイドの抗争は続き、時生はドッグス内部のピリピリした空気に影響されて蓮児と会えないことに焦る。
蓮児は蓮児で何かを企てていて、時生に黒幕は早房だと告げる。だが時生は…
蓮児か早房か、選ばせるな、と言う時生。
リアルですよね…特に彼らは半グレ。普通の「仲間」より結びつきが深い。
特に孤独で昏い夜を共に苦しみ手を取り合った早房を切り捨てることは困難で。
しかし、時生が蓮児への想いを打ち明けた途端早房が豹変する…!
早房と時生の関係性には切なさがあります。
2人の間に流れる「情」は正に家族のそれ。
また、最後の最後までもつれきった抗争の行方にハラハラさせられます。
そんな中で貫き通される時生と蓮児の恋は甘く、BL的にも満足できる。
さて、下巻ではリバーシブル描写があります。地雷の方は注意。
私はリバ大好きなので歓喜!
一気にロミジュリ感が出てきた下巻。蓮児は時生に自分か仲間かどちらか選ぶよう迫ります。そこでやっぱり出てくる早房。三角関係色が強まり、ストーリーも緊迫感が高まって、どんどん面白くなっていきました。
時生は二人の男に執着されて、ちょっと姫っぽいです。蓮児以外にそういう目は向けないんですが、私はどちらかというと当て馬・早房の方に肩入れしてしまいました。インテリ眼鏡でビジュアルが好みなのもありますが、蓮児より早房の方が時生がいなくなったら生きていけないんじゃ…?と心配になったので。めちゃくちゃプライド高そうなのになりふり構わず縋り付いてて切ないです。
Hシーンは早房×時生とメインカプはリバ。でも元々上巻の時生×蓮児のHシーンも、突っ込んでるのが時生なだけで心持ちは受け身な印象だったので、どっちでも変わらない感じでした。
ラストは送り出す早房がカッコイイ!蓮児と時生も爽やかなハピエンで最高!と良い気分で読み終えました。
で、ここで終わってれば良かったんです!!あとがきさえ読まなければ…電子特典さえ見なければ…!時生に一途な早房が切なくて推しだったのに、別キャラへの心変わりを匂わせ…辛い…。これさえなければ大好きな作品でした。