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久々に殿堂クラスの作品に出会えて幸せです(ノ)ェ(ヾ)ムニュ
もともと、霧島先生の絵柄に、苦手意識がありまして敬遠してたんですが、もっと早くに読んでおけばよかったと後悔。
これからは大プッシュで行こうと思います。
お話はといいますと、小説家の武虎さんの家の庭からなんと人が這って出た!
耳に尻尾。どうみてもあやしいそれは、自分の祖父の名を呼び「恩返しするでござる」と一言。聞けば、爺さんにとても可愛がられ最後を看取られた犬が恩返しするためによみがえったのだという。
一緒に暮らし始めたのはいいものの、犬のシバは何も出来ないダメダメ犬。
なのに、それがどうしようもなく可愛くて・・・!?
こぉ、ホノボノとしたコミカルな作風がすごく良い。
「スキ」と告白した流れでカラダまでつなげてしまうのはさすがにBLだな~と思う場面もあるものの、「犬」という主題を上手に生かしているのが良くわかる。
途中に現れる黒犬・暁。彼もまた良いのです。
大型の黒犬。人型でもクールな黒髪・黒い着物。
それなのに、犬という前提があり、それを生かしたコミカルな行動がものすごくカワイイのです。ちゃんと留守番してたぞw俺偉いだろwだから飯w飯めしwみたいな。
忠実でおりこうなワンコ。
キュンキュンホロリと切ない場面も有りで緩急含めて最後までダレず読めます。
ディフォルメ画が何より可愛くてスキです
もこイチオシでありんす(o´∀`o)vブイ
感情表現が苦手なクールでカッコ良い小説家が主人公。
時代劇の悪役(斬られ役専門)をやっていた祖父の影響で時代小説家になった主人公だが、心理描写が薄いと評され常にパッとしない。小説だけじゃ食っていけないから、叔父が営業している店でバイトもしている。
そんな感情の振り幅に乏しい攻が、変なイキモノ(受)と出会う。
20年前に他界した祖父武之に恩返しをするため人間になってというか、人間もどきに化けて復活した超ドジっ子なシバが現れた。
「武虎殿にご恩返しするでござる!」と、侍言葉に袴姿のちっちゃくて可愛い子です。武虎(攻)の周りをウロウロして、完全に幼児なみの役立たずでジっ子だけど一生懸命御恩返しをしようとしています。一途に慕ってくるシバに対し、武虎の方も少しずつ可愛いなぁって思う様になっていきます。
感情をぶつけてくるシバと、感情が表に出難い武虎。可愛い話です。
…ぷるぷるしているのが凄く可愛い。
というか、受も攻もデフォルメ絵になるとめちゃんこ可愛いです。ほっぺのふにふに加減とか堪らん。
凛々しいトコは凛々しく、可愛いトコは可愛く。バランスが巧いなぁと思う。
当て馬?ライバル?お邪魔虫的存在の暁が意外と良いヤツで畜生可愛いなぁってキュンキュンしました。黒ワンコ。
良い子にしてたからほめてーって犬っぽい行動丸出しでかーわーいーいー。犬好きの心をこれでもかとくすぐってくる作品です。
ワンコですー!
突然、武虎[攻]の庭から20年前に祖父の飼い犬だったワンコがお墓から人間の姿で蘇ってきちゃいます。
恩返しをする為!って言うのですがもう祖父は亡くなっていないので、孫の武虎に健気に仕えるんですがこれがまー可愛いワンコっぷり。
ワンコ耳と尻尾が付いてます、しかも柴犬なので尻尾が丸くくるんとしてるのです、そのカーブがたまらん!
ドジで努力が空回りしたりもしますが頑張ります、語尾が「ござる」なのもかわういーー!
和装で袴から尻尾がくるん、表情がころころ変わってしょぼんとした時は尻尾もしょぼんってなります。
この尻尾の感情変化がワンコ擬人化の醍醐味だと思うんですよ!!
シバに魅かれると同時に欲情しつつもそのお子様っぷりに手を出せない武虎なんですが、シバに発情期がなり目出度くエッチ。
他にも同じ擬人ワンコの暁が出てきたりとワンコをたっぷり堪能できます。
ともかくシバの尻尾が可愛い!シバが可愛い!
尻尾にやられまくりました、ぱやーん。
霧島先生の攻め様に多いタイプの感情が顔に出にくくて
感情の揺れ幅の少ない時代小説家&バイトでバーテンの
攻め様とお相手はなんと!祖父が昔飼っていた愛犬シバ
シバは攻め様の祖父に恩返しをしたい一心で人間になって
甦ってきたのです。
でも既に恩人が亡くなっている事を知ったシバは
替りに攻め様に恩返しをすると・・・
攻め様と祖父は非常に似ていたのですがそれが後に
シバが祖父の身代りに自分懐いてくれていると思い込み
いつの間にかシバを好きになっていた攻め様は落ち込みます。
そして、シバを少しだけ避けるようになって・・・
でもそれを嫌われて迷惑がられていると思い込んだ
シバがこれ以上嫌われる前に攻め様から離れようと
シバも祖父も好きだったがそれ以上に攻め様を好きに
なっているのです。
とってもドジなシバだけど攻め様とラブラブです。
まだお子様なシバが発情期を迎える話や同じような
妖しが一匹出てきてシバちゃん貞操の危機だったり
攻め様の周りは騒がしさでいっぱいです。
ちょっとシュールでコミカル、でもせつなかったり
全体的にほんわか作品で楽しめました。