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Oto no Nai Ame wa Hurituzuku
昔、某少女誌で読んだ作家さんなので、懐かしくて購入。
妾腹の主人公が、実の父親に復讐する話かな?とあらすじをみて思ったのですが、間違ってはいないものの色々と微妙でした。
何より回収されない伏線や謎展開が多過ぎて、読後にもやもやする感じです。
指輪の恋人って誰なんだろう?
死んだ事になってるというのも、無理があり過ぎるし。
今まで酷い事をしてきた父親が実はいい人だったオチもよく分かりませんでした。本当はいい人だったとしても、実の息子や娘を身売りさせた事実は消えないような。
うーん。
まあ、ハッピーエンドならいいか。
同時収録の短編は、心臓の手術をしないとかなりまずい状態の人と、病室のベッドで…………っていうのはどうなんだろう。
心臓への負担半端ないですよね。もしかして腹上死を狙った自殺未遂だったのか!?
…………案外、手術しなくても元気なんじゃなかろうか。
あ、表題作は、弟さんが可愛かったです。唯一の癒し。
育ったら美人さんで、これはたまらんですなあ。
彼のスピンオフが読みたいです。
あまり愉快な設定や展開なく、普通の話で。