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サブカル男子×コミュ障理系男子の再会愛
koigokoro no hatenai rikutsu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
作家さん買いです。
2篇収録。表題作は学生もので、攻め視点です。受けのギャップが可愛い〜。
高校時代の同級生再会もの。
梶原はデザインの専門学校に通うウルトラ直感型。感受性が豊かで意外とナイーブな分、察し能力に長けているところがある。言語化は苦手だが、やたらと丹生谷センサーが働く。
丹生谷はいってみたらオタクというのか…、興味を持ったら調べまくってとことん突き詰める理系脳。ゆえに話し出したらとまらないのでコミュニケーションは不得手。往々にして人とは噛み合わない。
主人公の梶原が丹生谷と再会した時、丹生谷は梶原のことは覚えておらず…。一度だけ言葉を交わした思い出すら梶原の一方通行でした。
始めのうちこそ誤解はあれど、梶原の方が頑張って丹生谷に少しずつ気持ちを伝えていくので、この二人、最終的にはラブラブになっていくんですよね。最後の初エチがいい〜!
奇跡みたいなカップリングですが、ラブは地道な努力の積み重ねによって盤石になるのだ!と二人を見ていてじんわり癒されました。BLだな〜。
描き下ろしの丹生谷が可愛すぎます♡
同時収録「本日、東京日和」は離島から上京してきた保志見と沖山のルームシェア・ラブ。受け視点です。
母親同士が高校時代の友人で、上京するそれぞれの息子たちを節約も兼ねてルームシェアさせることに。シェアを始めるまで息子同士は全く面識がなかった…という波乱含みの幕開けです。
保志見の方は建築会社に勤務する都会派で、東京生活に馴染もうと必死。なのに、板前修行をしている沖山の方は、地元の距離感満載で保志見にお節介をしてくるので正直うっとおしい。しかも垢抜けない野暮ったさが保志見をイラっとさせる。
保志見はゲイなので、ストレス発散のために遊び相手を探していたところ、入ったお店で沖山と遭遇して…⁉︎
ツンで意地っ張りな保志見が嫌いなはずの沖山にグラグラして乙女になっちゃうお話です。こちらは無骨ながら世話焼きな攻めが好印象でした。
どちらも自分には無いものを持っている相手に惹かれていくラブですが、お話の展開もそれぞれの味があって上手いな〜と思いました。
キラキラでもドラマチックでもないけれど、しっかりとキャラが立っていてBLみをスーハー摂取させていただいた感じ。キャラたちのなんてことない日常に生まれるドラマを、こんなふうに描いてくれるBLが好きです。
受け攻めかまわず短髪キャラが好物なので、表題作の梶原はヴィジュアル的にも密かに興奮させてもらいました。
デザイン専門学校に通う梶原は、高校の同級生・丹生谷と偶然再会します。
懐かしさで声をかけるも丹生谷は梶原を覚えておらず、さらに理屈っぽい理系理屈男子へと変貌を遂げていました。
丹生谷がなぜか気になる梶原は、あの手この手で気を引こうとする中でそれが恋心だと気がついて…
丹生谷くん、完全なる理系男子、恋愛とは無縁タイプなのですが、心を開いてからがまー、可愛い。
これ2人ともノンケなのかな(丹生谷くんはそもそも恋愛をしてきてなさそう)
不器用なりに2人とも思い合っていて、すごくキュンとしました。
初エッチはもちろん、描き下ろしがエロくて可愛くて最高でした!
表題作ともう1つお話が入っているのですが、そちらもすーごく良いです。
不器用な2人の恋愛なのですが(そっちも)素直になれない感じがとってもよかった。
幸せななラブラブパートもできれば見たかったー!
Kindle unlimitedで読みました。
本作は「恋心の果てない理屈」と「本日、東京日和」の二作が入ってます。どちらも面白かったですね。こういうのはどっちかは好みじゃないことが結構多いのですが、どちらも面白くて良かったです。
「恋心の果てない理屈」
比南斗(デザインの専門学生・攻め)×和樹(大学の理学部・受け)の再会BL(高校の同級生だった)。青春の延長という形で本編はエロくないなと思ったのですが、描きおろしが結構がっつりHしていてびっくりしました。ラブラブでかわいいカップルです。
「本日、東京日和」
沖山(板前のタマゴ・攻め)×保志見(建築デザイン事務所に勤めている・受け)が同居を始めるところからスタート。一緒に住んでいくうちに愛が芽生えるという展開は予想通りでしたが、実はゲイ同士だったというのが自然な展開ですごく良かったなと思います。
なんともかわいらしいふたり。
ノンケっぽいだからまとまるのに時間がかかるかなとおもいきや、最初の方にあっさり恋人になります。
理屈やさんの和樹と感覚派の比南斗。
和樹のこじれた不器用を比南斗がやさしく包み込む~
最初っから受けは和樹だろうって決めつけていたのですが、ふたりで初めてコトに及ぶ時が…どちらの可能性も考慮済みだww
先に好きになったのは比南斗だけど、和樹も彼の要望は全部聞きたくなってしまって、その言動がいちいちかわいい。
さらっと読めてハッピーな気持ちになる一冊です。