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daitekuretemoiinoni
面白くてあっという間に読了。従兄の落とし前をつけさせられそうになった所を逆に助けてもらった奏汰、門原は奏汰に絆されたんだな〜奏汰可愛いから守りたくなるの解る。そんな2人が同居しての恋の駆け引きが楽しかった!悪役にざまぁがあったのもすっきり。特に良かったのが後半で門原を解ってて我慢してる奏汰がもう切ない。自分も怖い目にあってるのにね、門原も余裕なくても奏汰を見てほしかった。お姉様方のサポートに救われ、2人が話し合う所はしみじみと良かったです。あと名前書くのは大事だと改めて感じました✧*。
めちゃくちゃ萌えたーー……!
第一印象最悪→溺愛歳の差CPになる2人の、焦ったい攻防戦が堪らない一冊でした。
【強面アウトロー税理士×騙されてヤクザに売られそうになった美青年】で、シリアスなお話かと思いきや、面倒見の良いアウトローおじさんと、健気可愛い美青年の交流に不思議とほっこり癒されます。
本作の攻め様・門原さんの気だるげ中年感に、もうメロメロ!
強面なのに「困ってる人を放っておけない」めちゃくちゃ面倒見の良い包容力カンスト攻めで、年上の余裕や色気が溢れていて最高です(合掌)
自分の事を「おじさん」と自嘲して、掴みどころの無い飄々とした雰囲気なのに、いざと言う時は頼りになる門原さんのギャップと年上感が堪りません!
一方、そんな門原さんにどんどん惹かれてしまう、幸薄美青年・奏汰。
初対面ではヤクザの一味と勘違いして第一印象最悪だったのに、面倒見の良い門原さんに懐いていく様子が健気でめちゃくちゃ可愛いです。
14歳差で〝保護者と子供〟のような関係から、恋愛に発展する2人にトキメキが止まらず、「門原さんになら何されても良い」と迫る奏汰と、理性総動員で抵抗する門原さんの攻防戦に、思わずニッコリ♡
普段は優しく少し胡散臭さ漂う門原さんが、遂に「ガキが、いきがってんじゃねぇよ」と痺れを切らして奏汰の唇を奪うシーンに、うぎゃーーーと脳内で暴れ回りました。
飄々としたキャラクターが少し強引になるギャップ!!
そして、陥落したら止まらない執着溺愛ムーヴの嵐!!!
意外にもネチっこい性質の門原さんに激萌でした♡
悪役だった従兄弟や意地悪な同僚にも天誅が下り、スッキリ大団円なラストで読後感も◎
また、小説では珍しく局部描写のある挿絵も素晴らしく、山田先生の作品では余り見かけないタイプの年上攻めで二重の意味で大変、美味しい一冊でした!
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紙書籍で買い直したところ、カラーピンナップ・挿絵ともに【刻み海苔修正】でした!!(大歓喜)
▶︎電子:カラーピンナップ→楕円修正/挿絵→白抜き
▶︎紙書籍:カラーピンナップ/挿絵→刻み海苔
今回は強面な税理士と社会人1年目のアパレル店員のお話です。
受様が従兄のトラブルに巻き込まれるタイトル作と
受様が先輩社員にストーカーされる続編を収録。
受様の母は十代で受様を身籠るも離婚、
その後に再婚するも死別し、
母子は安アパートで慎ましく暮らしてきます。
ですが受様が大学を出て
就職が決まったと同時に母の再々婚が決まり、
母は再婚相手の一軒家で暮らす事になり
受様は1人暮らしを始める事にします。
そんな時、受様は
父方の従兄から海外出張に行く間、
「留守番代わりにマンションに住まないか」と
声を掛けられて快諾します。
従兄のマンションは
1人暮らしにはもったいないほどの広さと豪華さで
受様にはどうにも落ち着きませんが
とりあえずは1人暮らしを満喫しようと決意します。
しかしながらそこで暮らし始めて4日目、
受様はけたたましくインターホンを鳴らす
どう見ても堅気でない男に急襲されてしまいます。
従兄に電話しても繋がらず、連絡もなく
しばらくは気を張って過ごした受様でしたが
1週間もするとすっかり警戒心が薄れてきて
ゆったりと過ごし始めた受様でしたが
母の常備菜で夕食をとっていたある夜
玄関で物音がして鍵を使ってドアが開く音がします。
もしかして従兄かと思った受様でしたが
玄関にいたのは厳つい顔つきで
油断のならない雰囲気をは放つ怪しい男でした。
この男が今回の攻様になります♪
攻様は受様の従兄は『高飛び』したと言い、
『落とし前は自分のマンションにいる代理人がつける』
から『煮るなり約なり好きにしていい』と言われた
と言うのです!!
従兄はその筋の人の情婦であるキャパ嬢に手を出し、
相手にバレたとたんに脱兎のごとく逃げ出して
以降雲隠れしているのだそう。
攻様曰くの落とし前は指1本分(1000万円)、
海外にいる相手を追いかけては経費が掛かり過ぎると
目の前にいる代理人に何とかさせる気満々です。
絶体絶命の受様には身売りするしか道はないのか!?
雑誌掲載作のタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で
従兄に騙された受様とその取り立てに来た攻様の
ラブコメディになります♪
渡海先生のお話はキャラクター設定と世界観が
けっこう独創的だと思っています。
一般的なイメージを持って読み進めていくと
ちょっとづつ普通じゃない展開になっていって
アッと言わされるのが面白い作家さんです。
今回も幼いころから苦労してきた受様が
手を差し伸べてくれたと思った従兄に騙された挙句、
ヤクザな攻様に色々されちゃうのかしら!? 的な
イメージで読み始めましたが
受様は打たれ弱くなくて起死回生を狙っちゃうし
攻様はかわいそうな相手を見るとついつい手を貸しちゃう
ほだされ屋でおせっかいやきな人でして
受様を助けていろいろしてくれちゃうのに
受様の好意は受け付けなくて
受様の恋は思ったようには進みません。
でも攻様も受様に対して精一杯突っぱねているのは
もう明らかでして受様の挑発に乗って手をしちゃう展開は
定番でしたけど、かなり萌えでした!!
従兄もちゃんと痛い目を見て攻様が受様を恋人にするまで
とても楽しく読ませて頂きました (^O^)/
続編もこうくるかという展開なお話でしたが
キャバ嬢達に嫉妬しちゃう攻様と
そんな展開を見越して受様にちょっかいを出す
キャバ嬢達との見えざる戦いが面白かったです。
渡海先生のお話は、予想外な流れで、私の萌えとちょっと違うな〜って時もあるのですが、こちらはいい萌え頂きました(///ω///)♪
受け様は、アパレル系の仕事に就いたばかりの社会人1年生の奏汰。
再婚した母親を気遣って、社会人となったタイミングで独り立ちしようとアパートを探していた時に、出張の間、自分のマンションにすまないか?と従兄弟が声をかけてくれる。
有難い、と越してみれば、鍵を持った見知らぬ男が入ってきて。
一見したら、その筋の人間のようなその男こそ、攻め様である門原。
税理士ながら、厄介事を引き受ける世話焼き体質。
女性関係でトラブった従兄弟は、人身御供に奏汰を差し出して雲隠れしていた。
その回収を頼まれた門原は、目の前で泣くしかできない茫然自失の奏汰を見捨てられず、従兄弟を捕まえるまで同居することに。
門原はスパダリのごとくトラブルを解決する訳でもないのですが、頼り甲斐のある世慣れたおじさんで。
巻き込まれた奏汰は、悲観し過ぎる事もなく、こうなったら、と解決策を自ら模索する頑張れる子でした。
受け攻め交互に視点が切り替わってお話かわ進み、2人の気持ちが分かってとてもよかったです。
特に門原視点で、奏汰から好かれていると気付いてからの気持ちににまにま。
従兄弟も無事捕獲できてスッキリです。
でも、私の萌えは後半の書き下ろしでした(≧▽≦)
奏汰ファーストでいこうと思ってるのに、相変わらず門原の元へは助けてコールがくる。
そちらに奔走してる間に、奏汰は職場の元先輩に逆恨みの上ストーカーされるのだけど、言い出せない。
おー、きたきた( ☆∀☆)
それで自分が知らない内に奏汰が危ないめにあったりして、門原ってば後悔するのね、とウキウキで読み進めたら、そうきたかー(丿 ̄ο ̄)丿
予想外でしたけど、攻め様の冷静な反省をしてる胸のうちを想像すると、やっぱり萌えでございました。
イラストは山田ノノノ先生。
強面の門原が奏汰の手を引いてずんずん歩く姿に、こんな顔して奏汰にメロメロかよ、とかわいくてにやにやしちゃいました。
誤解と思い込みから始まる、14歳の年の差がある赤の他人2人の同居生活が楽しい作品。
クズな従兄弟のせいで、知らず知らずの内に揉め事に巻き込まれそうになっていた奏汰を救ってくれたのは、ちょっぴり強面ながら世話焼き気質で包容力が強めな門原。
ストーリー展開的には王道めなもので、ガツンと来るパンチのあるお話かというとどうかな…といったところでしたが、書き下ろしの後半部分と攻め&受けのキャラクターと関係性にもどかしいきゅん要素ありで楽しめました!
両視点ものだ!とわくわくしながら読み進め、奏汰視点では酸いも甘いも噛み分けていそうな門原の頼れる大人っぷりを楽しみ、門原視点ではいじらしい奏汰にぐらつきそうになる門原の理性メーターが0に近付いていく様子をにやりと見守ることが出来ます。かわいいです。
BL界での14歳差とくれば、やはり非の打ち所がない大人な年上が多いのかなと思うのです。
今作の門原は「完璧ではないけれどほどほどに大人な人」だったのが良かったですね。
そして奏汰!人に頼り切りにならず、自分で出来ることはないのかと奮闘する彼の性格が好ましかったです。
時には思い切ったことが出来る子なのも好感度大。
生い立ちや家庭環境的にも自分で頑張らざるを得なかったのかもしれませんが、この性格が前半では良い方向に。
後半では頑張りすぎてちょっともどかしく効いて来ます。
前半後半合わせて3.5寄りのこちらの評価になりましたが、最後の最後にお互いの本音を吐露するシーンがすごく好き。
どちらの想いも否定しない、ああこれは今後もっと良い関係性になる2人だろうなあと思えるやり取りで、俺の彼氏をおじさんって言うな!と酔っ払いながら言い放つ奏汰がかわいかった。
大きな出来事はありませんが、同居生活中の何気ない生活感に癒される1冊でした。
山田さんの描かれた表紙につられてお買い上げ。
主人公は奏汰。22歳で、憧れだったブランドでアパレル店員として就職が決まったばかりの男の子です。
父亡き後、苦労して自分を育てたくれた母に愛する人ができて再婚。やっと幸せを手に入れた母にはこれから幸せになってほしい。母の再婚相手にも連れ子がいて、その子が年頃の女の子と言うことで余計なトラブルを避けるために奏汰は家を出ようと考えるが、母と貧しい生活を送ってきた彼にはお金がない。
どうしようかと思案していた時に救いの手が。亡き父方の従兄である恵次から海外出張に行っている間、彼のマンションに代わりに住んでほしい、と言う打診だった。実はとある事情により父方の親戚とは関係がよくないこともあって好条件でのその提案に軽く疑問を覚えつつも、これ幸いと恵次のマンションで一人暮らしを始めた奏汰だったが、実は恵次のその提案には裏があってー。
と言うお話。
恵次はヤクザの女に手を出して、それを理由にヤクザに脅され、それから逃げるために奏汰を身代わりにしたのだった。複数の女性に手を出していたため何人ものチンピラから追いかけられていたが、そのうちの一人の門原は家の鍵を持っていたためにうちの中にまで入ってこられてしまう。「自分ではなく、それは恵次のやったこと」と説明するも門原は奏汰を解放せず、挙句の果てに他のチンピラから守ってやると言い、そのまま一緒に住むことになって…。
まあ、お約束、と言っていいでしょう、門原という男性はチンピラではなく、本当に他のチンピラから奏汰を守ってくれるわけですよ。
ぱっと見ヤクザものに見える強面の門原と、可愛いビジュアルを持つ奏汰の恋のお話。
クズでクソな(失礼)従兄の恵次に嵌められ、ヤクザものに売られてしまいそうになる奏汰、という、シリアス一辺倒になり得るバックボーンを持つ今作品ですが中身は意外なほどコミカルで可愛いお話でした。
門原さんが男気あふれるナイスガイなこと。
そして奏汰と言う男の子が、薄幸な立場に甘んじずガッツと努力で前に進もうとする男の子だから、なのです。
この二人が、歳の差とか、出会ったきっかけとか、あるいは男同士だから、といった葛藤を抱えて、そんな感情に振り回され右往左往するシーンが可愛いし、面白い。
二人はとある事情から早い段階で身体の関係をもちますが、これをきっかけに二人の関係が大きく変わっていく。その二人の感情に萌えました。特に門原さん。この二人の年齢差は14歳。奏汰はまだ子どもだぞ、と自身を戒めつつもどうしても奏汰に惹かれてしまう門原さんの葛藤がめっちゃ良い。視点は奏汰ですが、彼の目を通して門倉さんの恋心とか葛藤が透けて見える展開で、そのストーリー展開が秀逸です。
前半は恵次絡みのトラブル、後半は奏汰の職場の先輩絡みのトラブル、と奏汰は常にトラブルに見舞われていますが、奏汰を守りたい門原さんと、自分で解決したい奏汰、のやりとりがなんか凄く良かった。二人のカッコ良さに悶絶必至です。
ただ、強いて言うと展開としてはかなり王道でストーリーに捻りが少なかったなー、という感想も。が、それゆえに痛い展開になることはほぼ無く終始ほのぼのな展開。
甘さも、ちょいシリアス展開も、もちろんBL的な萌も程よくミックスされた可愛らしいお話でした。
先生買いでしたが、キャラ、世界観ともめっちゃ萌を突かれるところがなかったので中立より萌にしました。後半、受けさんがぐるぐる考えるところは良かったんだけどな。雑誌掲載分160P+書き下ろし100P超+あとがき。現代日本もの、年の差ものがお好きな方ならいいのかも。
就職すると同時に、海外赴任する従兄弟の家の留守番役になった奏汰(かなた)。独り暮らしを楽しもうとしていたのですが、ある夜、柄の悪いおっさんが玄関から鍵を開けて入ってきて「落とし前は代理の者が付けると言ってる」・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
下田(受けの勤務先の先輩、後半も出てくる)、恵次(受け従兄弟、くず)、攻めが色々面倒みてあげるキャバ嬢等。
++攻め受けについて
攻めは税理士さんらしいのですが、読んでる印象だと「揉め事世話焼き人」。こういう世話焼き、おせっかいな方、ほんと有難い存在です。あれこれ巻き込まれ過ぎて、一番大切な方のことをうっかり放置してしまうのが、よくあるパターン・・ってヤツです。いい感じのおっさん!
受けさんは周りとの距離感をうまく取れてなくって、恋愛経験値0だった方の模様。攻めさんと関わるようになって、おいおいだだ漏れてんぞ色々、と周りから突っ込まれるようになってます。掌の上で転がせる印象だなあ。
おっさんとウブい頑張り屋さんが好きな方にはいいのでは?と思ったお話でした。
楽しみにしていたのですが、中立寄りです…。
攻めが受けを守るために、赤の他人同士がいきなり同居するところから物語はスタート。序盤は不穏なトーンが漂いますが、全体的に穏やかに楽しめる系統のお話でした。受けは普通に可愛いし、攻めは年上で色々と経験してきている大人の男性だし…、自分の中では特に盛り上がることもなく、エッチやラブラブもハァハァして堪能したというわけでもなく、さらーっと読了してしまった感じです。
社会人デビューしたばかりの奏汰が職場で経験した理不尽な仕打ちは、リアルにありそうで読んでいて怖くなりましたが笑
メインの二人をバックアップしてくれるお店の女の子たちに好感を持ちました。門原が過去の苦い経験を繰り返さないようにと奏汰に対して慎重になったり、奏汰も門原に負担をかけないようにと遠慮してしまい、二人の気持ちのすれ違いが生じるくだりもBL的ではあるんですけど…、あえてBLじゃなくても?みたいなモヤモヤ感が否めなかったです。もうちょっと男同士の葛藤とか嫉妬みたいな要素も読んでみたかったというか…。波乱控えめなのが今の仕様なのでしょうか。
安全圏からはみ出さないぶん刺激も少なく、個人的には少々物足りなく感じました。