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aku wa ai wo motomu
恶追爱
名門私立礼凰学院は、本日より九鬼弖虎(テトラ)様の私物になりましたので、決して逆らわないように。もしも逆らう事があれば、この世のありとあらゆる苦悩を体感することになる。
「なんじゃそりゃ」な設定。
暴君、俺様。そんな弖虎には最愛の兄がいて・・・!?
という流れの短編です。テンション高めであいかわらずのアホの子ディフォルメがかわいい。嫌よ嫌よも好きのうちという言葉がありますが、最終的には兄の手の上で踊らされていた!?という設定は面白いなと思いました。
受は健気な子がかわいいと想いますが、たまには腹黒も悪くない。
俺様な弟が貞淑な兄に転がされるというのもいいものですヽ(´ー`)ノ
他短編いくつか。
作品自体が全体的にあたらしいので絵は格段綺麗な仕上がり。
短編ながらも、読みやすいものがそろっているので試してみたいかたにはオススメです
CHI-RANさんは雑誌で何度か拝見したことはあったのですが、単行本を読むのはこれが初めてです。
2005~2006年に雑誌に掲載された7つの作品が収録されています。
表紙からも分かる通り、絵が男くささを感じさせない綺麗さです。
中性的で女性に近い美しさです(受け様もそういうキャラが多いのですが、特に攻め様が私にはそう見える)。
綺麗な絵は大好きなのですが、ここまで女性的だと男性としての魅力を余り感じられないのが少し残念。
全般的に軽くて明るい作品ばかりです。中にはギャグといっていいノリの作品もあります。
そのギャグ要素が一番強いと思った「犬猿LOVERS」が私は一番好きでした。
家がライバルの財閥で、その影響で孫たちもライバルとして何かにつけて争っているのですが、その争っている内容が幼稚(笑)。
一夜で相手にした女性の数にまで及んで、それを腹立だしく思った攻め様が暴走して…というお話です。
全編ラブはあるのですが、ノリは軽いです。どちらか言えばコメディ要素で楽しむ作品集かなと思いました。