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ai wo ataeru kemonotachi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
愛を与える獣達シリーズ第五弾です。
今回はダグラスの兄のアルベルト様とキリルさんのお話です。
キリルさんが抱えている過去のお話が明らかになりました。
いやぁ…辛かったです。
チカの過去とはまた違う辛さがありました。
こちらの作品を読んで、今までアルベルト様のイメージとまた異なるアルベルト様を見ることが出来て良かったです。
やはりアルベルト様も獅子族なんだなぁと、数日間部屋から出してもらえなかったと言うキリルさんのお話を見て思いました(*´▽`*)
アルベルト様とキリルさんのお話以外にも
ゲイルとチカのデートや、ダグラスとチカのデートのお話もあります。
ただのデートじゃなくて身も心も心通わせているのがわかるので
ほんと…尊さを感じました。
『愛に蕩ける獣達』はすごく笑いました。
1冊の中で苦しんで、悲しんで、喜んで、笑ってと色々な感情を引き出させてくれる
素晴らしい作品でした(*´▽`*)
現レオニダス王でダグラスの兄であるアルベルトと、その番である王妃のキリルのお話でした。以前からキリルには不幸な過去があると書かれていたので今作でやっと明らかになりました。
カバー表紙の折り返しの茶柱先生のコメントに「ヒト族の過去を描くと重めのお話になってしまうのですが」とあります。
ですがそれよりは何度も繰り返されるキリルの心情と、遅々として進まない物語に疲れて何度もしんどいと思ってしまいました。正直キツかったです。
それが茶柱先生の作風で魅力的な面ではありますが、今回はそこが難点でした。もっとテンポ良く書かれていてもキリルの過去は伝わって来たと思います。やたら長いけど繰り返しのような表現なので、中身は半分くらいだと思ってしまいました。
いつもはそこが良いのですが、たぶんキリルに魅力を感じなかったのでそんな印象を持ってしまったのだと思いました。やはり私はチカユキのような性格が好きです。まあチカユキが実際の年齢が上なので物の捉え方や考え方が違うのもあるとは思うのですが…。
もったい付けた前置きの割には、キリルの過去が今まで登場したヒト族よりは悲惨じゃなかったと思ってしまったのも原因です。
なのでチカユキ主体のお話になってからの方がテンポ良く読めて面白かったです。
でもムーンライトノベルスの「愛に蕩ける獣達」はとても面白くてお腹を抱えて笑ったんですが、他の作品は書き下ろしという事で統一感があっただけに浮いてしまってました。
今回はあまり好みじゃ無かったので、次回作に期待したいと思います。