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ただの相棒、だったはずが――
marionette no inori
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
サイボーグと人間とが共存する世界。
神部は過去に仕事の相棒を事故で亡くしてしまい憔悴していたところ、最新型サイボーグ・マリオを新しい相棒として迎えてサイボーグを守る機関に勤める事に。
いろいろと世話を焼いてくるマリオに徐々に馴染んでいくのですが、マリオは夜の奉仕まで申し出てきて…。
人外、サイボーグ(アンドロイド)系は好きなジャンルなので楽しみに読みはじめました。
人間が「サイボーグ落ち」するという設定があり、実はマリオは…、というところから、神部への気持ちがマリオのものなのか平井のものなのか、サイボーグは亡くなった人間の代わりとしてなり得るのか…、など、いろいろ複雑な心情が絡み…、と興味深い内容だったのですが、マリオには平井のサイボーグ落ちだという自覚と記憶はあるけれど感情の繋がりだったりはない、など、サイボーグ落ちの概念とマリオの正体を疑った時とマリオの姿で平井が戻ってきた時の神部の態度と、平井の神部への歪んだ愛など諸々が少し腑に落ちなくて…。
私の読解不足もあるのですが、ところどころ引っかかるところがあり、お話しにうまく入り込むことができませんでした。
最後はせつなさも残るハッピーエンド…、なのですが、期待値が高すぎたためか個人的にやや物足りなさも残りました。
マリオのちょっとズレてる感覚は可愛かったですし、ふたりの着ている四文字熟語のTシャツは面白かったです(笑)