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toumei shounen
うちの近所の本屋に1~2巻が山積みされていたので、「お、新刊か♪綺麗な絵じゃない」なんてつい買ってしまって驚いた。なんと2巻の初版発行が2006年!じゃあ最近重版されたのかと思ったら、2008年7月3版発行って・・・なんの陰謀だー、×善!
でもどなたもレビューしていなかったので、とりあえずレビューすることにしました。2巻の方だけ(笑)。
<簡単なあらすじ>
日本一と名高い名門校、私立王華学館高等部には王子様がいるーーー
校内外男女問わず絶大の人気と美貌を誇るカリスマ生徒会長、貴藤侑士を筆頭に、王華学館高等部生徒会は見目麗しく優秀な男子生徒達が揃っている。全てに恵まれたかに見える彼らにもそれなりに抱える事情があり、ささやかな事件や出来事を片づけていくうちに少しずつ仲間同士の距離が縮まっていく・・・
何といいますか、「学園モノ」「生徒会モノ」といえば「コレ」って感じの、王道まっしぐらな作品です。
とにかく美形がいっぱい!色んなタイプの美形がいっぱい!!
BL近似値漫画「桜欄高校ホスト部」と雰囲気が似ているかもしれません。ああいう作品が好きで、BL「風味」が好きな方にはお勧めです。また、BL道に友達を引っ張り込む時の最初の1冊などにもよろしいかもしれません。そう、つまり、Hシーンはありません。キスシーンもなかったな・・・っていうか友情の延長っぽいです。
この方の絵は、故東条麻美さんを彷彿とさせますね。少し前の絵の。繊細で美しい絵柄です。こういうタイプの絵が好みの人なら、美形を見るために買っても損はないかも。どのキャラにハマるかで、お楽しみ度が微妙に変わってくるでしょう♪
ストーリーについては、「王道」想定内ってところでしょうか。特筆すべきことはありませんが、意外とキャラが立っているような。インテリ眼鏡系頼れる副会長の篁と王子様貴藤会長の今後とか、一見軽薄な博愛主義者遊佐先輩と和風美少年の斎賀君の行く先とか、私はかなり気になったのですが、友情以上っぽい雰囲気のまま2巻で終わりのようです。続きは出ないのかしら~ 今は、あすかコミックスDXの方で描かれているようなので、今後もずっとその路線なのかもしれないですね。ちょっと残念。
それほど新鮮味はありませんが、絵に萌えた・・・ということで、評価はちょっと甘く「萌」にしてみました。
しかし、それにしても何で突然山積みしてたんだろ、×善。その謎の方が気になる・・・
『透明少年』の2巻なのですが、1巻とスポットが当てられているキャラが違っていたので、あれ?と思いました。
1巻で凪が幼かった頃に出会った人は侑士だったのか分からなかったので、その謎が解明されるのかなと期待して読んだのですが、結局分からなかったですね。
この巻では生徒会長の侑士と副会長の篁がメインキャラになっています。
王道な生徒会を舞台にした学園コメディです。
BL要素は1巻より高めかと思います。メインの2人以外のキャラにもそういう所が見受けられますが、あくまでもBLっぽいところで終わっています。特別な友人、という感じですね。
なので、萌え度としては1巻より高めにしましたが、ストーリー展開としては、脇キャラが一人突っ走って余計なことをしているな…みたいなお話でした(汗)。
台詞で全部説明してしまっているので読む部分が多いのですが、美形キャラが多いし、コメディとしては安心して読めると思います。