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abunai oniisan noir
【みかん色のタバコ】棚川三々
東京からやってきた先生と、田舎の生徒のお話。
先生が美しい!
悪い大人というか、妙な色香というか、目が離せない。
危ないお兄さんが学校の先生をやると…って感じで大正解!
あのちびっ子は何年後かには大きくなって攻めになるんかなー?
今は先生の手のひらで転がされてるけど、成長して‥‥
【さむがりくんと雪と恋】村上キャンプ
「わたしは司会者」「君はきれいだよ」みたいな危うさはなく、ほのぼの系の村上さん作品。
けいちゃんは危なくはないけど、タレ目と上唇が妙な色気を感じるお顔。
一途な攻めがかわいい。
【傷口に甘噛み】るぅ1mm
初読み作家さん。破壊願望のある大学生と恋人とのお話。
これは危なかったわ。
でもあの傷はなに?彼は虐待サバイバーなの??
【漂着アパートメント】梅松町江
全然危なさはないけど梅松さんらしくて好き。
もっと一緒にいたくて同棲を持ちかけ物件探しをするも、すれ違い&喧嘩しちゃうカプのお話。ほっこり。
【美味しい関係】タナカイッパチ
初読み作家さん。
おお〜。「危ないお兄さん」というアンソロにふさわしい作品だわ!
ゾンビ映画鑑賞をするお隣さん同士。
(片方は既婚者で、片方はそんな隣人に恋するゲイ)
「片想いの亡骸」という表現が、ゾンビにかかっていてとても良い!
【松尾マアタ】Going Down the Rabbit Hole
超売れっ子だけど突然引退したミュージシャンと売れない作家。
このミュージシャンが黒髪ロン毛でめちゃいい!!
空気感といい、お話の落ちといい、リバップルといい、最高!!!
神!!
【サクラメントノクターン】
階上から舞い降りてきた美人なお兄さんの正体とは‥‥?
妙な色気がありましたね。
ROUGEの方でも思ったのですが、危ないの定義をある程度統一した方が良いのでは。危なさを感じるものは、少なかったです。
今回の購入の目当ては、棚川三々先生。
Web掲載時に既に読んでいたので、話の展開はわかっていたのですが。
何回でも読みたくなる魅力と、なんともいえない危うさを感じます。
どこか昔の雰囲気を感じるんです...
都会から田舎の学校に来た教師の菊池。
飄々とした雰囲気ではあるが、妙に色気があるんです。
生徒である次郎を、コロコロと手のひらで転がすのが堪らない...
1話で綺麗にまとまっているのですが、この先どうなるんだろうと続きも気になります。
そしてこちらも表紙が美しい~!!
全体的にはあっさりめですが、棚川三々先生・タナカイッパチ先生、松尾マアタ先生のお話が、個人的には危うさを感じて好みでした。
松尾マアタさんの大ファンなのですが、ヨネダコウさんしかりで寡作な作家さんなので、こういうところまで追っかけて作品を蒐集するという。。
お兄さんというテーマのアンソロになります。小学館もBLに力を入れてきたなと。よい作者陣なので、NOIR(白)と合わせて買いですが、やはりマアタ先生の短篇目当てで買ってしまったというのが正直なところ。
その短篇ですが、おしゃれな恋を描かせたら右に出るものはいない、という作風からすると、なかなかひどい?攻めさんで、これはこの二人の続編がぜひ読みたいなあ、となりました。
何でも完璧にできる世界的スーパー攻め様に甘やかされるが、自分の仕事の領域にまで来られると受けさんの矜持が。。と思わなくもないです。
でも絵といいセリフといい、やっぱり好きですね。
タイトル通り、「危ないお兄さん」をテーマに色々な個性の作者様がそれぞれのイマジネーションで描いた作品で編まれたアンソロジーです。
「NOIR」「ROUGE」2冊同時発売です。
こちらは「NOIR」。
以下、収録作順にざっと。(作者様敬称略)
「みかん色のタバコ」棚川三々
教師x高校生。
ちょっとヤンチャな次郎は、他の教師とはちょっと違う菊池先生が気になってる。
先生はいい匂いがする…
まだ微BLだけど、この先生はちょっと悪い大人みたい。絵が良い。
「さむがりくんと雪と恋」村上キャンプ
ずっと好きだった幼馴染のケイお兄さんを諦めようとしているアツ。
お話はほのぼのしいし、寒がりのアツがフードで顔を全部覆う図はコミカル。村上キャンプ先生らしさがよく出ている作品だと思いました。
「傷口に甘噛み」るう1mm
可愛いもの、大切なものを壊してしまう、だから触れられない…
でも可愛い恋人は実は⁉︎
コレちょっとよくわからない結末。(もう壊されてるって事なのかなぁ?)
「漂着アパートメント」梅松町江
憧れの男性とお付き合いできて、何かと尽くしてしまう喜八。
ダメ元で同居を持ちかけるとOKしてくれたのだが…
可愛くてホッとするお話。
「美味しい関係」タナカイッパチ
隣の部屋の主夫との秘密のカンケイ。からの〜⁈
これからが面白そうなんですけど!
「Going Down the Rabbit Hole」松尾マアタ
引退したロックスターとアイデアの枯渇に苦しむ小説家。
私的にはこのロックスターのルックスがサイコーに好みです。描写はないけどこのお二人はリバップルみたい。そこもいい。
「サクラメントノクターン」嶋二
飲みすぎて帰ってきた日に、屋上からベランダに落ちてきた男。彼は天使?
…な訳はなく、彼はしっかりワケありの男だった…
全体的に読みやすい。
棚川先生、梅松先生、松尾先生作品が特に好きでした。
が。
テーマである「危ないお兄さん」感を感じる作品は少なかったように思いました。
どこが危ないの?いい人じゃん…みたいなのが多かった。
だから、一作づつは良いんだけどアンソロとしてはどうかなぁ?