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jumonji renji no kunan
ミリオンコミックス、ふさ十次さんの「十文字蓮二の苦難」です。
ええぇっ!すごく意外な展開だった~~~(笑)
ふさ十次さんってこんな話描く人だったの?読むのはこれが初めてなんだけれど、もっとしっとり落ち着いた雰囲気の話を描かれる方なのかと思ってた。それともこれが特別?
警視庁に特別チームが編成されて、そのチームの班長に任命された十文字蓮二の元に弟夫婦の忘れ形見である、最愛の甥っ子十文字大輔が配属される。甥っ子の成長を見守ろうと蓮二は日々奔走するが……。
警視庁うんぬん・・・と言うくだりがありますが、それらしいところは作中には一切出てきません、普段の生活の中で起こる事件を取り扱うと言うような内容でもなく、警察の中の不正を取り締まるために編成されたチーム…という設定なので気迫迫る事件なども、一切無し…なんですよね~
大輔の伯父蓮二は伯父バカで甥っ子の大輔が可愛くて可愛くて仕方ないのだけれど、伯父バカである以上に仕事バカでもあって、弟夫婦が亡くなってからずっと祖母の家に預けられていた大輔とは久しぶりの再会であるために愛しい甥っ子にどう接していいのかわからなくて一人悶々しちゃうんですね(笑)
伯父として甥っ子の成長を見守ろうと懸命になるのはいいのですが、自分の妄想の方が先に立って空回りばかりしていて、そこに大輔の先輩で大輔にずっと片思いをしている上岡と言う男が大輔をものにしてやろうと虎視眈々と狙ってるのでしっちゃかめっちゃかで笑えるっちゅうのか、あっけにとられるっちゅうのか、アホらしいっちゅうのか…^^;)
基本コメディで空笑い出ちゃうような内容なんですが、そうかと思うと、メインの二人がそれぞれの想いをぶつけ合う場面では妙にほろり…(つω`、)とさせられるようなシーンもあり、いろいろ意外性のあるストーリー展開でもあったりなんかして思いのほか楽しめました。
しかし甥の大輔が蓮二の弟夫婦の忘れ形見って事は、この二人いったいいくつ年の差あるんだろ?
それで、この展開はちょっとありえねぇだろ?なんて事まで書いたらネタばれしてるのと同じかな?
っていうよりも、最初に攻めと受けの傾向書いちゃった時点でそれこそそこが最大のネタばれでした(爆)