目が合った瞬間に運命を感じる――そんな劇的な恋は自分には出来ないと思っていた。あの雨の日、君に会うまでは…。

恋と劣情のセレナータ

koi to retsujo no serenata

恋と劣情のセレナータ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×26
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
60
評価数
17
平均
3.6 / 5
神率
17.6%
著者
葦原旭 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
ニチブン・コミックス MeltyBullet
発売日
電子発売日
価格
¥750(税抜)  
ISBN
9784537143553

あらすじ

真面目が取り柄の壁画修復士・ロレンツォは、家の前に座り込んでいた見知らぬ男に注意をするため話しかけるが、目が合った瞬間、その表情から目が離せなくなってしまう。そのまま吸い寄せられるように唇を重ね、その男と一夜を共にしてしまうが、次の日、男の姿は消えていて…。
不器用な壁画修復士×トラウマ褐色ビッチのドラマチック・ラブ!!

表題作恋と劣情のセレナータ

ロレンツォ・ロッソ,壁画修復士
ニコラ,カフェ店員

同時収録作品恋と劣情のセレナータ

シモーネ,教授
ニコラ,カフェ店員

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数3

艶かしい褐色肌の美青年!

あっさりさくさくと読めました。読みやすいんだけど少し物足りないというか何が?と聞かれたらうまく答えられない…
だだ褐色肌受ニコラは美しかったです!ビッチは苦手なのですが、トラウマ持ちとあるように幼い頃辛い目にあってます
ノンケのロレンツォがニコラに一目惚れという設定は好きです。ロレンツォの誠実さや相手を思いやる気持ちが所々に表れていて好感が持てます
ただニコラがロレンツォの上司と関係持ってて。ロレンツォと恋人同士?になった後も、関係続けるきまんまんだったので、アッコレ修羅場くるな~と思いながらハラハラしました笑
結局離れてみたけど、お互い相手のことが忘れられなくて、今度こそ一緒になれて良かったです
ちょっとバッドエンドもアリなのかも~と思いましたが、やはり最後はハッピーエンド!最高です

1

美しい褐色肌

葦原先生のデビューコミックスの褐色肌が素敵で、こちらも褐色、ということで拝読。

タイトルからしてディープそうな感じで、表紙からも漂うシリアスさ。
平凡な中の劇的な出会いがテーマで、偶然に出会ったふたりがどうしようもなく惹かれていく…というお話し。

美しい褐色肌のニコラ、幼い頃の境遇は辛いものがあるのですが、それを感じさせない明るく朗らかな性格で、愛想も良く、ワインのことで努力する姿は好感が持てたのですが、性に対する考え方が奔放すぎてハマらず…。
一途な想いをぶつけるロレンツォがせつなくて、その考え方の違いすらも超えて結ばれる、ということなんですがちょっと思っていたかんじと違いました。
しっとりとした雰囲気はあるのですが展開がなかなかに性急で、めちゃくちゃ重い感じはなく、内容的にもライトな印象のお話しでした。

壁画やワインの知識がたくさん詰め込まれていて、なんだか物知りになった気持ちになれます。
葦原先生の絵が丁寧で、特にエッチシーンは肌に艶感が出て、褐色好き人間としてよい褐色を拝ませていただけるのでありがたいです。

4

アッサリだったな~

壁画修復士のロレンツォ。(攻め)
ソムリエの勉強中の店員、ニコラ。(受け)

葦原旭先生の褐色男子はとても美しい♡

雨の中、ロレンツォの家の前に座り込むニコラと出会う所からスタートする話。

ロレンツォは彼女との別れで傷心している最中だったのだが、何者か分からないニコラに一目惚れし、一夜の関係に。
ロレンツォは恋しやすいのか?(笑)とにかく、男性に恋心を芽生えたのが初めてで悩み、同業者のシモーネ教授に問いただされ相談する。

男性であれ女性であれ、ロレンツォが一目惚れの人にまた会いたいか?が重要だとシモーネに言われて、考えニコラに会いに行き告白して付き合える事になった。

割りと容易く告白を受け入れたニコラに些か、拍子抜けする部分もあったロレンツォだったが、傷心していた気持ちが癒され幸せな時間が過ぎていった。

だが後に、ニコラの家で鉢合わせをしたロレンツォとシモーネに「??」と言う顔のロレンツォに投げたニコラの言葉で幸せだった気持ちが大きく崩れていく。

私は、ニコラの生い立ちでビッチになるのは人を信じられないのは理解できた。
ビッチを許せないロレンツォの行動も理解できた。

だから、そもそも価値観が違う二人なので再び繋がるのは無理だろう!って思ったのだが……
ロレンツォは雨に打たれて自分の家の前で座り込んでたニコラを初めて見た時に、迷子の幼子のような、すがるような表情で自分を見ていたのに惹かれた!と。それなのに何故、それに寄り添えなかったのか?と反省をするのです!!

(幼き頃に故郷の教会で見た聖母子のフレスコ画を見て修復士になったロレンツォだが)もうロレンツォ自身が聖母のようです!

こんなに自分を理解してくれて、寄り添ってくれて、挙げ句追いかけてまで来るロレンツォに、ニコラもそれは心動かされるでしょう。
勿論、ニコラもカラダしか目当てでない男たちとは違うロレンツォを好きになるのは当然です。

ネタバレですが話としては、こんな感じで、私にはアッサリな展開だったなー。
ニコラの背景をガッツリ描くのも必要ないとは思うが……

ただ、褐色受けニコラとロレンツォの裸体の交わるシーンは美しいの一言です。






7

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