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噛んでくれ…もっと強く。二度と離れられなくなるように――
saikyo alpha to hatsujosaserareta hanayome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「最強アルファと発情しない花嫁」の続編になります。
完全な続きものなのでご注意下さい。
前作の刊行元であるSplush文庫さんは休刊となってしまいましたが、なんと出版社の垣根を越え、こうしてシャレード文庫さんが続編を出してくださいました。
ありがとーーーーー!
シャレード文庫!!
で、こちら、すでに結ばれた二人と言う事で、さぞかし甘かろうといそいそと読み始めたんですけど。
それが予想外にハードだしシリアス展開だし切ないしで、もうのたうち回る羽目になったんですよね。
何故、ささやかな幸せしか望んでいない二人に、こんな過酷な仕打ちを・・・っ!的な。
まぁそんなワケで、甘々ほのぼのを期待されてる方は、ちょい覚悟しておいていただいた方がいいと思んですけど。
ただその分、もんのすごく萌えるし胸アツだし、なにより二人の愛に深く感動なんですよ。
もう、最後の一行に号泣なんだけど。
まさに万感の思いですよ。
めちゃくちゃ良かった!
ちなみに、二人の恋愛面だけじゃなく、ストーリーとしても本当に面白かったです。
これぞ中原先生って感じの、派手で手に汗握る展開の連続でしたよ。
まるでアクション映画を一本見終えたくらいの満足感
えーと、まだドーパミンが出っぱなしです。マジで。
で、前作で様々な試練を乗り越えて結ばれた、Sアルファの黒瀬とSオメガである五色。
子供達と共に幸せな毎日を過ごす二人ですが、そこに番の上書きが出来てしまう新たなSアルファが登場。
五色を狙ってきてー・・・と言ったものになります。
まずこちら、繰り返しになりますが、ストーリーとしてはかなりハードだしシリアスなものになるんですよね。
えーと、今回、新たに登場して二人の幸せな日常を脅かすのが、アルファ史上主義となる思想集団「AAsA」。
優秀なアルファを増やして国力を底上げしようと言う信念の元、オメガの拉致等過激な活動する彼等に、Sオメガである五色は目をつけられる。
そして、軍本部からの命令の下、そんな彼等の尻尾を掴むべく正体を追う黒瀬。
これね、ストーリーとしてはハードなものの、実はめちゃくちゃ甘くもあるんですよね。
こう、穏やかで、と言うかにぎやかな日常の中で、じっくり愛を深めて行く二人。
この二人、前作では色々すっ飛ばして同居、エッチに入ったんですけど、今回はそんな性急な過去を補うが如く、超ほのぼのイチャ甘な可愛い日常を繰り広げてくれて。
くっ、甘酸っぱーーーい!と。
が、そこに影を落とす、新たなSアルファの存在。
う~ん・・・。
このSアルファですが、五色を狙ってと普通に二人の平穏な日常を脅かすだけじゃ無く、精神的な面でも五色を追い詰めるのがすごく練られていると言うか、深いんですよね。
えーと、Sオメガである五色は、黒瀬と番であるにも関わらず、未だ他のアルファを誘惑するフェロモンを出しているのではないかと言う不安がある。
更に、黒瀬を深く愛しているにも関わらず、Sアルファのフェロモンによって強制的に発情させられてしまう、自身の身体。
その上、彼を狙うSアルファは番契約を上書き出来と、何一つ確かなものが無いこの現状。
これね、五色ですが、子供達や黒瀬と共に過ごす事が出来ると言う、本当にささやかな幸せしか望んで無いんですよね。
だからこそ、この現実がめちゃくちゃ切ない。
また、ここから、警護の隙をついて子供と共に五色は浚われますが、もうめちゃくちゃ痛いし切ないし苦しい展開の連続なんですよ。
えーと、アクション映画さながらの手に汗握るシーンの連続でして、二人は精神的にも、肉体的にもかなり辛い目に遭うんですよね。
で、これが泣けてしまうんですよ。
いや、もうね、互いが互いを守る為に必死なんですよね。
そして、何より胸が熱くなるのが、二人が二人とも、強く戦う事。
愛する家族を守る為に。
くっ、切ないのに格好よすぎるよーー!と。
もうね、結末まで本当に胸アツだし感無量なので、ぜひ最後まで、一気に読んで欲しい。
あと、個人的にかなりスカッとした事。
五色を狙うSアルファに対する、黒瀬の制裁だったりします。
これ、一見生易しく見えたんですけど、ある意味殺すより残酷。
容赦なーーーい。
それほど、黒瀬の怒りは深かったって事ですね。
最後になっちゃいましたが、今回、五色の自身のオメガ性に対する葛藤がテーマだと思うんですよね。
これが本当に切なかったのですが、だからこそ、そんな五色を大きな器で包み込む、黒瀬の言動が素敵でした。
や、この葛藤に絡んで、五色は黒瀬に対して隠し事をしちゃうんですよ。
そんな五色に対して、黒瀬のかけるセリフが!
黒瀬のかけるセリフがっ・・・!
なんと「お前は言えなかった。俺が言える男になればいいだけだ」ですよ!
もう、ゴロゴロ転げ回ってしまったわ。
と、そんな感じで、とにかく最高の続編でした。
最後の一行、マジで泣けますよ!
もしも、ですね。
花嫁?あまりそそられないんだよねー(ヾノ・ω・`)
と、思っていたらちょっと待って!
花嫁モノだと侮るなかれ。
お子様が登場してファミリー感はありますが硬派な作りになっています…!
重めなオメガバースがお好きなら是非にとオススメしたい。
「Sアルファ」「Sオメガ」という独自設定が皮肉でとてもシンドイんですよ(;ω;)
普通のオメガバースでも重々に背負わされているのに
"普通"が通じない「S」設定に読者も翻弄されます。
通常ならばココをこうすれば大丈夫でしょ…え?違うの?通じないの!?みたいな。
(こちらは続編になりますので詳しくは『最強アルファと発情しない花嫁』にて)
さてさて。
ああああ~・・・ジンドカッタデス(片言になるほど放心)
子供達と一緒に愛する人と慎ましく暮らしたい。
たったそれだけ願っているのに「Sアルファ」「Sオメガ」を放っておいてはくれない。
切り裂かれる幸せ。
家族を必死に守る黒瀬と五色。
嫌だ嫌だと心が折れながらも夢中になって読みました。
独自設定の絡み方に惹きつけられる(;//;)面白かった!
個人的にオメガバースは好きで読むんですが、
オメガの扱いの胸クソ度はこの作品はかなり上位です。
単に差別し、虐めや底辺扱いするだけではありません。
アルファを生む道具として拉致監禁・生産工場のような行いもするんです。国が。
これがめーーーーちゃくちゃ気持ち悪い。
アルファ至上主義者がアルファが多く占める国を作るつもりらしいですよ。(アホか)
そうなると目を付けられるのはSオメガの五色なんですね。
五色なら普通のアルファだけじゃなく「Sアルファ」を生むことも可能。
奴等にしてみたら大事な大事な試験体なわけです。
「Sアルファ」「Sオメガ」は未知数。
黒瀬と五色は番だから他者にフェロモンは効かないし、
番以外の相手には拒否反応が出るハズ…出る…出…あれ?
声を大にして言いたい。『番の意味!!!!!!』
これに尽きる。番になるメリットが帳消しやん;
もどかしい…。悔しい…。
今回、五色を狙う敵の中にSアルファがいるのですね。
だから黒瀬の番ブロックが効かずに、五色は簡単に発情させられてしまう。
そして宝のような大切なモノほど、相手がつけ込みやすい弱みでもある…。
相手が1枚も2枚も上手で巧妙なんですよ(;ω;)
(黒瀬は前作でも「信頼出来る人」の裏切りを見抜けなかったよね…?もう信じないぞ…っていうフラグが立った。ので後半は軍の人間全てが怪しく見えた←)
五色だけじゃなく黒瀬も貴重な「Sアルファ」なので狙われます。
そして2人の間に生まれた子どもも…。
今回は子供も危険に晒されたり、
両親が揃って連れて行かれる不安だったり…;;
子供視点で考えるとトラウマ級な気がします。
内心パニクりながらも子供を必死になって守る五色が切なかった(;ω;)ウウウ
で。子供の前では気丈に振る舞っている五色ですが、
黒瀬の顔を見ると一気に安心するところが可愛いです。
"母の顔"から"恋する男の顔"へと様変わり…!!
激務で中々会えない黒瀬が愛しくて会いたくて会いたくて巣作りしたりね。
特に名前の呼び方を変える下りなんかは甘酸っぱくて胸キュンなんですよー!(∩´///`∩)
(散々エッチして子供までいるのに今更呼び方でドキドキしてる可愛さがギャップ萌え♡)
黒瀬もいつの間にか甘さを備えた男になってますね…!
相変わらず言葉は端的なところがあるんですが。
言葉の強さやオーラがあってすごーーーくカッコイイ♡
自分の中の弱さでさえサラリと認めるところなんかはキュンキュンしました。
あとね。軍服のクールさと、口絵カラーのギャップがめっちゃ良い!!!
(今作も奈良さんのイラストは安定の神(∩´///`∩))
(読後に表紙を見返すと発見があるところも好きだ…)
敵との戦いなど中々心臓が持たない続編です。
バース性の皮肉さや混沌とした部分がシンドイけれど、
その中で愛する人を想い、信じて、強く守る絆があって。
読み応えのある1冊でした。面白かった!!!
とにかく読んでる最中から、圧倒されっぱなしでした
オメガバース、花嫁、子育てから想像される内容を吹っ飛ばす、スピード感と熱量
ストーリーテリングで読者を引っ張る引っ張る!
艶やかな表現、研ぎ澄まされた文章、ラストへ向けて加速する構成力、弱者へと揺るがぬ視線は中原先生でしかなく、デビューから20年をかけて築き上げてきたオリジナリティはどんなテーマにも発揮されるのだ、とベテラン作家の実力を見せつけてくれます
そこにこの「絶対に面白い作品にしてみせる」という気迫!!
読みながらなぜか涙ぐんでしまいました
進化し続け、作品ごとに新たな挑戦をしてくださる中原一也先生のデビュー20周年!
帯を見ても泣けてしまった
続編希望です!!
前作が発売後にレーベル休刊という憂目にあったのに新たに別のレーベルから続編が出版されると決まり実現した
(前作は去年刊行です)
この短期間でここまで詰めて発行したということがこの作品の面白さの証明な気がします
実現してくれた編集者様と先生に感謝です
前作で当て馬の兄に無理やり番にされ引き裂かれたが番の上書きというウルトラcをかまして
晴れて家族になったsアルファとsオメガの二人ですが
今回まさにこの番の上書きが出来たことが恐怖の対象でした
完全な自由では無いが幸せな家庭を作ろうと頑張っている五色と激務をこなしながらも五色と子供たちへの愛を深めている黒瀬
そんな中新たなs級アルファとアルファ至上主義の集団の存在が明らかになる
彼らが唯一のs級オメガの五色を狙う
黒瀬と番関係にありながらも他のs級のフェロモンからの影響をいまだに受けてしまう五色
もし他にsアルファが出たら上書き可能なのではないか
という恐怖が全編を覆い兎に角それが怖いのです
オメガバースは特殊ルールが多く読むこちらもそれに慣れていますが
そんなルールをぶち壊すs級の二人の未知数な能力がとにかく恐ろしい
通常なら番になったら上書きは出来ないし
フェロモンも番にしか効かないのに
s級の二人にはそのルールが効かない
その為二人は引き裂かれ大きく傷付きます
二人にも勿論読者にも絶対的な答えが与えられない状態がひたすら続きます
わかってるのは二人が互いを強く愛して求めている事
彼らの愛する家族の子供たちも彼らを愛しているという事だけ
それが命綱の様でした
ジェットコースターのようにハラハラドキドキです
そして恐ろしい事に二人の能力については何一つ確かなことがわからないままなのです
これは続いて頂かないと本当に困ります
もう一つこのお話の魅力に自分の子ではない子達と自分の子を分け隔てなく育てている若い二人の姿が良い事があります
血は繋がってなくても彼らの家族である子供がたくさん出てきます
正直昨今の子育てBLはあまりに家族仲良くて子供が天使で夫夫で全力で子育てしてて
正直読んでて苦手だなと思うことが多いのですがこのお話はあまりそんなふうに感じずに読む事ができました
子育てBLが苦手な方も読めるんではと思います
今回はSアルファである軍人とその番であるSオメガのお話です。
アルファ至上主義者達の活動が活発化し
Sアルファによって攻様一家が狙われる事件の顛末を収録。
この世界には
アルファ、ベータ、オメガという第二の性があります。
人口の7割占めるベータは特質すべき点のない中間層ですが
人口の2割しかいないアルファは全てに優れた能力を持ち
生まれながらのエリートととして世の中を動かしています。
アルファよりもさらに希少とされるオメガは
その希少性とは裏腹に発情という生理現象を抱えるが故に
社会生活を送るうえで大きなハンデを背負っていました。
アルファはオメガの発情に反応しますが
最強と呼ばれるSアルファは己の意思ひとつで
自由に発情をコントロールできる上に
意図的にオメガの発情を促す事もできる存在です。
攻様はそんなSアルファの1人で、
そんな攻様の番となった受様はSオメガです。
SオメガのフェロモンはSアルファさえ惑わす
特別な体質をもつとされますが
その全容はいまだに解明されていません。
軍中枢で私利私欲のためにオメガを利用していた
攻様の兄から受様を救い出した攻様は
兄の子供達とともに受様と家族になります。
攻様達の活躍で軍上層部の人権侵害が暴かれ
軍の暴走を監視する外部機関が
設置される事となりますが
アルファの数を増やして国力を上げるという
危険思想をもつアルファ至上主義者の組織の「AAsA」の
活動は闇に隠れて軍部もなかなか捕まえられません。
そんな中、オメガの拉致に関わった人物として
新たなSアルファが見つかり、
攻様は多忙を極める事となります。
そんな危険なSアルファの魔の手は
Sオメガである受様にまで伸びる事となり!?
既刊「最強アルファと発情しない花嫁」の続編で
最強のアルファである攻様と特殊なオメガである受様が
新たな敵に立ち向かうオメガバースとなります♪
既刊のスプラッシュ文庫もワクワクで読み、
続きを期待していたのに翌年には休刊になって
残念に思っていたのでシャレード文庫で続刊が読めて
とても嬉しかったです♡
受様は攻様と出会うまでは発情した事もなく
オメガとしてはポンコツだった受様ですが
Sオメガは受様ただ1人なのです。
Sオメガに対する研究も検証も足りず
そして受様自身にも自分の能力は判らず
受様を利用しようとする者達から
護られるしか術がありません。
人は護るべき者のために強くなりますが
受様にも攻様にも護りたいものが多すぎる!!
自分たちの理想とする社会のためという
理念と目的のためなら何でも許されると思っている
「AAsA」のSアルファへの危機感は増すばかりです。
受様と2人の子供が攫われ、攻様まで危機に陥り、
ヒーローは死なないよね!? と思っていたら
まさかの生死不明!?
攻様と受様と子供達が
再び家族として過ごせる日々を取り戻すまで
ハラハラ&ドキドキ、ワクワク盛り沢山!!
とってもとっても楽しく読ませて頂きました (^O^)/
物語の主軸はシリアスで重い題材を扱っていますが
受様と子供達とのシーンは軽くコミカルで
フフッと笑わせて頂いたり
攻様と受様の絡みシーンでは濃厚なエロさで
萌え萌えさせて頂きました♡
イラストも前巻同様、奈良先生で
中原先生の物語世界をより素敵に描いて頂き
もう言うこと無しの1冊でした。
2人の今後も
子供達の未来も気になり過ぎるので
ぜひこのままシリーズ化して欲しいです♪
Splash文庫の『最強アルファと発情しない花嫁』の続編。 前作も面白かったけど、続編はそれ以上に面白かった! 冒頭から緊迫の展開で惹きこまれ、最後まで予想がつかず、ドキドキハラハラしながら読みました。 黒瀬も五色も家族が大事で平穏に暮らしたいだけなのに、Sアルファ・Sオメガ故に陰謀に巻き込まれ翻弄されるのは辛かった。互いを家族を守る為に戦う姿は感動、ラストすごく良かったです。不器用な五色の心からの叫びが響いた。黒瀬と五色、かっこよくて色っぽくて大好きです。
レーベルを超えての続刊、両出版社さんの尽力のおかげでこうして読める幸せを噛み締めております。本当にありがとうございます。(前作の続編なので、未読の方はSplush文庫さんの前作をぜひご覧になってください)
オメガバースものではありますが、中原先生らしく世界観がしっかりしているのでご都合主義にならないところがこの作品の魅力だと感じています。そして、前作以上のスリリングさと疾走感で夢中になりました。奈良先生の挿絵も最高。
何より受けの五色が一貫して強いのがたまらない。めちゃくちゃ男前なのです。好きにならないわけがない!
SアルファとSオメガというこの世界でも大変な存在である主人公たちの奮闘、彼らの子供達の成長が読めて胸がいっぱいになりました。特典にあったペーパーを見て、「これは続刊がないとダメでしょ!」って思ってしまいました。まだまだ彼らの続きが読みたいです……!
今回もとても面白かったです。夢中になって読みました。
独自のSアルファ、Sオメガという設定がとても魅力的なのです。黒瀬と五色の番の関係もとても素敵でした。
奈良先生の黒瀬はカッコいいし、五色は可愛いし文句無しで好きです!
自分達の子と黒瀬の異母兄の子供たちと、本当の親子のように暮らす様子がとても微笑ましくて大好きです。
そして今作ではそんな平穏な日々を脅かす存在が近付いて来ました。前作で危機は去ったと思っていたのに、更に厄介な相手に底知れぬ恐怖を感じました。
Sアルファの黒瀬の強さばかりでなく、子ども達を守ろうとする五色の強さも光る作品となっていました。
やっと信じられる人々が集まったでしょうか?
これからの黒瀬と五色の活躍が早くも読みたいので、続編を待ちたいと思います。
それから中原先生、デビュー20周年おめでとうございます。
前作のラスト、大団円のハピエンだったので、これ以上何が!?と思ったのですが…。
そうですよね、最強Sアルファ、1人の訳ないですよね。
オメガを発情させられるSアルファの黒瀬。
黒瀬に上書きされ番になったSオメガの五色。
番の2人なので、最初は甘々スタート。
6人の子供達に加え、2人の子供のカナタまで加わり、賑やかさも幸せ度もアップです(≧▽≦)
黒瀬は、前作よりわかりやすく優しいし、更によきイクメンぶり。
そんな中、アルファ至上主義の思想を持つグループがあり、その中に黒瀬と同じSアルファの存在が確認される。
番の上書きができるSアルファは、黒瀬との関係さえも上書きできるのか。
家族と過ごす幸せな今を守りたい五色。
黒瀬以外のSアルファ二岡に発情させられそうにった時、絶対に発情するものか、という五色の強い意思がかっこよかった。
「俺が言える男になればいいだけだ」ってさらりと言っちゃう黒瀬がまたかっこいい(≧▽≦)
二岡により黒瀬と五色、息子のカナタまで拉致され、どうやって逃げ出せるのか、とハラハラしっぱなしでした。
二岡への反撃。
なるほど!確かにそうなるのか。
思わぬどんでん返しにほぅ、とため息が出ます。
ケガをしている黒瀬を置いて逃げなければならない辛さ。
戻らない黒瀬が生きているのを信じて待ち続ける痛み。
五色の気持ちがとっても切なくてきゅんを堪能です。
ハラハラきゅんきゅんで、続編もとても萌えさせてもらいました(#^.^#)
ただ、元気な子供達との描写。
幸せの象徴でもあるのですが、正直私にはちょっと過多ぎみだったかな〜(^_^;)
イラストはそのまま奈良千春先生。
子供達とのほのぼのversionもかわいくて素敵ですが、アダルトversionがまた素敵。
最初のえちシーンの挿し絵とか、色気ダダモレ過ぎでクラクラしちゃいます。
今回五色を寝取ろうとする二岡、ちゃんと顔が整ってます。汚いモブおじから狙われるとかでは無いからご安心を。
結局、五色と黒瀬の番の印を、二岡は上書きできなかった。最終的に二岡はオメガを発情させられない、孕ませられない体にされてしまう。歯を拾い集める描写が可哀想で……。
黒瀬と五色がメインのストーリーなのに、二岡に感情移入してしまって、五色を寝盗る(上書き)場面が見たかった迄ある。
黒瀬もちゃんと格好いいことしてるんだろうけど、五色を守りきれてないのと、五色を不安にさせすぎなのが不満……!
後半、黒瀬が行方不明扱いにしてた理由が理解できなさすぎる。生きてる確証を五色にだけでも与えてあげてくれよ……とモヤモヤした。
そして相変わらず挿絵が良い。
番外編SSが、成長して高校生くらい? になった子供たちが出てくる。
カナタ×ユウキの香りがしたので、めっちゃ楽しみ。