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hitorijime theory
【是】のファンブックに寄稿されていた漫画から興味を持ち、ついに初めて手に取りました、北上さんの作品。
もう何がって、まずはこの美しい2人。
どう考えても「眼鏡!眼鏡だ!眼鏡祭りだワッショイ!」となる私の変態ぶりがダダ漏れてしまう程の美しい。
そうそう、ノンフレームの眼鏡って美しさを引き立たせるよねと一人納得。
そして男性の縦長の爪って大好きです。どうしたのもう表紙だけでメロメロなんですけど。
…と、しょっぱなから酷い程私は悶えたのです。頑張って早く表紙めくれよ。
けど、こちらってアレなんですね。
【ひとり占めセオリー】って表題ですが、表紙は収録されている「恋落ちルール」「蜜月ルール」の2人なんですね。
表紙をめくって1枚目のカラーイラストページも「恋落ちルール」等の2人。
ほほう、やっぱり眼鏡人気なのかな(勝手な思い込み)。
「ひとり占めセオリー」「恋落ちルール」「蜜月ルール」はとある大学内の2カップルのお話(しかも4人ともお友達)。
共通して言えるのは、とにもかくにも攻めさんが受けさんに対して甘い。
もう愛情漏れまくり。
大学構内で売られてるプリンやらモンブランやらより、ずっと甘くて胸やけしちゃいそうです。
「ほころぶのは誰のため」。こちらはリーマンなお話。
眼鏡リーマンはしっかり者に見えて実は物凄く抜けてる。それをカバーして甘やかすのがやっぱり攻めさんなんですね。
ほころぶって、最初はどういう意図で使われているのか分からなかったんですが、受けさんの抜け具合を見て居れば一目瞭然かなと。
それにしても、攻め彼は凄いですね。ネクタイしめてやるのから始まり、カミソリでヒゲは剃ってあげるわ寝グセは指摘してあげるわ、とにかく世話を焼きたい。
キスされて「無かった事にして」って言われて、それに振り回されて自分の気持ちに受け彼が気付くという、特段変わったお話じゃないんですけれど、甘い雰囲気がイイ。
最後に想いが通じ合った時の、攻め彼のセリフにぎゅん。
「また毎日タイ締めさせてくれる? じゃあ 解く方は?」
(「解いて解いて早く!!」と叫びそうになった事は心に留めておく事にします)
そして最後「お世話になっております」。
出版社(別部署)の年下攻め×年上受け。攻め彼は営業マン、受け彼は編集者。
既に出来上がってるカップルですが、あまりの甘々年下彼へ、ちょっと受けさんがあぐらをかいてーというお話。
…んで結局コチラも攻めさんの甘やかし度が半端ない。
もう何ですか、こちらの作品は糖度高めでシヤワセ…(*´ェ`*)ポワン
となりました。
私の様に、眼鏡男子でご飯3杯はイケちゃうような方にオススメします。
(※しかしそのご飯には相当な量の砂糖が入っております、胸やけにはご注意を)
タイトルは「ひとり占めセオリー」ですが、表紙は同時収録作「恋落ちルール」のふたり。裏表紙の説明文も「恋落ちルール」ものです。
表題作とは、舞台が同じで主役どうしが友人関係。
「ひとり占めセオリー」
友人の佐倉の家に転がり込む形で同居している立花。ずっと近くにいるうちに、佐倉の一番になりたくなってきて…。
友人から恋人へ。受がぐるぐる悩んでいます。悩みすぎて思考回路がやや乙女にw
そして勢い余ってHシーンでは積極的にでてしまうという。
表題作にしては短かったので、もっとじっくり読みたかったかな。とは思いましたが、おもしろかったです。
「恋落ちルール」
キレイな顔をひたすら見つめるのが大好きな若松。ものすごく好みの顔の友人・高尾のことが気になって…。というお話。
[子どもできちゃったみたい]の一件は、普段冷静な高尾の取り乱しっぷりに、若宮への本気が感じられてグッときました。
こういう、主導権を攻めが握っているように見せかけて実は、攻が受にすごく惚れてて振り回される感じ、すごく好きです。
「ほころぶのは誰のため」
受の生活能力のなさはダテじゃない!w
これは、生活能力はナイけど、仕事はできる。というのがミソですよねw
これも友人から恋人へのパターン。キス止まりです。
「お世話になっております。」
H中に仕事のことを考えすぎて中断してしまう受ww
そしてそれを受け止める攻w
すでに付き合ってるカップルがプチケンカして仲直りするまでのお話w
仲直りHおいしかったですw
北上さんといえば「鋼の錬金術師」ハボロイのイメージがるので
口絵みて思わず、懐かしい…と思ってしまった(^^;)
今回は2組のカップルのお話で、どちらもいい男ばかりvv
好きになる感じはどちらも似たようなもので、
素直になればいいのに、簡単にはいかないわけで…
グルグルと悩んで、相手を取られまいとしてバカな行動を取ってる感じ。
付き合い始めてもエッチに持っていくまでに凄くじらされて可哀相なんだけど可愛いvv
その後のお話で助教授の先生が出てくるんだけど
その先生から見た2組の後日談が笑える。
仲のいいのは良い事だけど人前では…
と、思ってた先生が他から見たら同じように見られてたお話。
この先生の相手と思えるキャラが少ししかでてないので
もう少し読みたかったなぁ。
先に「みちづれポリシー」の方を読んだのですが、その中に「ひとり占めセオリー」に収録されているカップルの短編が載っていたので、こちらも読んでみようかな~とは思ったりもしていたのですが、でも、手に取る一番のきっかけは、「みちづれポリシー」の西岡が登場しているらしい・・・と知ったからです。
「みちづれポリシー」がとにかく大好きなので、そしてとりわけ西岡好き!なので、少しでも登場しているお話があるのなら、それは是非とも見たい!となるわけです。
実際には西岡だけでなく、お相手の篠原も登場していて、カップルでの登場は予想外の事だったのでとても嬉しかったです!!!
この本にはいくつかのカップルが登場するのですが、個人的にツボだったのは、「誰のため」という短編のカップルです。
この二人に関してはもっと他のエピソードも読んでみたいぐらい!!!
◆ひとり占めセオリー◆
大学の同級、佐倉のアパートに転がり込んで同居状態。
一番近くにいるのは俺なんだろうけど、『一番』は俺じゃない、ともやもやする立花。
女の子と楽しそうに話す姿を見てイヤな気持ちになる、その気持ちに思い当たってしまう。
一緒にいたい。でも、一緒にいられない───。
うだうだ悩む立花がかわいいったら。
背中から抱きつかれんのはヤッバイよねぇ。よく耐えた佐倉!…いや、耐えんほうが良かったのか?笑
おバカというかなんというか。鈍くて暴走して。そこがかわいいんですけど。ね、佐倉。
◆恋落ちルール・蜜月ルール◆
冗談かと思うぐらい自分のツボを押す顔の持ち主、高尾。
『顔が』好き。そこに他意はないと思っていたけど、高尾が先生と仲良くしている姿を見ると胸がざわざわする若宮。
お願いだから。高尾を取らないで───。
意地っ張りで素直じゃない若宮と、腹黒で鬼畜な高尾。この二人が一番好き。
高尾を取られたくない若宮の行動がもう斜め上すぎて、なんでそこに行くんだ!とジレジレ。
若宮もテンパっていたんだろうなぁ。
くっついた後も高尾の意地悪が続くんですが。それに翻弄される若宮がかわいい。
そりゃ意地悪もしたくなるよねー。
おまけかきおろしに笑った。
うん、佐倉に立花、高尾に若宮。らぶらぶで良かったよ。
でも場所をわきまえなさい。笑
当て馬役として登場した西岡先生は司書のお兄さんとらぶらぶ。
先生、かわいいねぇ。
◆ほころぶのは誰のため◆
リーマン、同期のお話。
後ろからネクタイ締めてあげるって、すんごいエロく見えるのはわたしだけ?
始まりからドキドキです。といっても、まだ始まりは艶っぽい関係じゃないんですけど。
不器用な廣瀬をかいがいしく世話を焼く永倉。
そりゃそんな無防備に目閉じてちゃねぇ。
締めてあげたネクタイをほどく。永倉さん、それかなりエロいです(笑)
◆お世話になっております。◆
こちらもかいがいしく世話を焼く年下・松永と、仕事に手一杯な年上・三好のお話です。
甘やかしすぎですよー(笑)
なんかもう松永の心の広さが全面に出てる。
イイオトコだなぁ、もう。
前の2カップルは『独占欲』、後の2カップルは『世話焼き』。
どっちも好きなテーマなのでとても楽しく読めました。
北上れん先生の既刊を全部集めたところで、なんと来月から既刊フェアが始まりますよと。リブレめ(笑)
さて、こちらは北上れん先生の初コミックスになります。タイトルが『ひとり占めセオリー』ですが、表紙イラストも裏のあらすじも別の作品という不思議仕様。なんでじゃ?
その『ひとり占めセオリー』ですが、同居中の大学生・佐倉×立花のお話。内容もキャラクターも記憶に残らないありきたりな印象。セリフと心の中の声がごちゃごちゃしてて、非常にまどろっこしい。初コミックということなので大目に見よう。
そのスピンオフである『恋落ちルール』が表紙とあらすじになってます。高校時代からの友達である整った顔の高尾×高尾の顔が大好きなメンクイの若宮。顔が好みなだけのはずなのに、もう一人好みの顔の西岡(助教授)が現れたことで、顔だけではなく特別な存在なんだと気付いて……みたいな。こちらのお話はとても面白かったし、若宮も高尾もキャラがしっかりしてて好きですね。人気があったのか、『蜜月ルール』という続編もあります。本家を差し置いて続編(笑)
恋人になってから、キス以上進展しないことを悩んだ若宮が、あの手この手で高尾から手を出すように仕向けるのですが、もう若宮かわいすぎます。高尾もメロメロですよ。甘い可愛い幸せなお話でした。
あと2作品ありますが、どちらもイマイチだったので、この1冊での評価にすごく悩む。高尾×若宮だけならもっと高評価ですが、もったいない。やっぱり短編って難しいですね。
表題作「ひとり占めセオリー」は、友達のアパートに入びりたっていてそのまま同居…この感情は友情?愛情?という流れのお話です。
同時収録の「恋落ちルール」もいいです。ちなみに表紙の二人はこの話の登場人物です。いいんですけど…受けがいろんな奴に本命に似た顔にドキドキしてるのがいやだなぁ…と感じてしまいました。やはり一途でいてほしいところです。
この二つは同じ大学での話。この大学は男カップルが多いです(笑)
そして「ほころぶのは誰のため」…これが私の中では「萌」になりました。ネクタイのいいところを存分にひきだしていると思います。リーマン最高…っ。友情と愛情の狭間での流れも好きです。
巻末の「お世話になっております。」はエロ中に集中してない受けが面白いと思います(笑)
「ひとり占めセオリー」
同じ大学の佐倉と立花は同棲中ですが、立花は、佐倉に恋人がいるかもと疑い、アパートから出て行こうとします。立花の引っ越しの日に、佐倉が攻めとなり、立花を受け入れます。
「恋落ちルール」
若宮は整った顔がともかく大好きな大学生。高校生の時に、すでに高尾の整った顔に惚れ込み、ずっと告白もしないままただの友人関係を続けています。ある日、若宮は大学の学食で西岡先生(『みちづれポリシー』のあの西岡です。)と出会い、そこで甘味友達になるのです。若宮が高尾を振り向かせようとしたり、高尾が若宮を奪ってみたりと、ちょっと入り組んだ王道設定なのですが、最後は丸く収まっています。
「蜜月ルール」
晴れておつきあいすることになった若宮と高尾。しかし、あまりにお互いぎこちなく、ほとんど進展がないのすが、しっかり落ち着きます。
「ほころぶのは誰のため」
不器用な廣瀬を永倉がいつも世話をしているのですが、永倉がもうお母さんキャラに見えて仕方がありません。しかし、永倉は廣瀬に一度だけキスしてしまいます。廣瀬も他から告白されて初めて、永倉の気持ちに気づくという、ある意味ではBLの純愛王道ものです。
「お世話になっております。」
三好と松永は同じ会社同士の先輩と後輩に当たり、二人は付き合っています。仕事でうまくいっているときも、そうでないときも、同じ会社だから嫌でも分かってしまう。仕事のことで当たり散らしてしまうこう三好ですが、松永に懐抱されて、ころが何だかほのぼのします。
BLってカラダから始まる関係が多くて(たまたま私が読んだのがそういうパターンが多かった)このストーリーみたいに、まず気持ちが通じてから関係を結ぶってのが新鮮でよかったです。
なにより萌えシチュエーションが多かった!
・ひとり占めセオリー
立花(受)を佐倉(攻)が背中からぎゅう~と抱きしめるところとか
・恋落ちルール
高尾(攻)が若宮(受)の手でぱくっとプリンたべるところとか
・ほころぶのは誰のため
永倉(攻)が廣瀬(受)のネクタイを背中側から結んでるところとか
同じく永倉が廣瀬の髭をカミソリであたるところとか・・・
大好きなシチュエーションだらけでお腹いっぱいになってしまいました。
萌えと中立の中間ぐらいかな。
面白かったんだけど、心理描写が乙女すぎて萎える部分もありました。
短編集です。
どの話も、親しい友人関係を長く続けてるうちにいつの間にか好きになってて、最終的には付き合うってストーリーです。
友人から恋人へってストーリー展開は基本的に大好きなパターンなもんで、読んでて楽しかったです。
ただ、友達時代のスキンシップが過多なのと、受けが鈍くて常にマイナス思考するのは趣味じゃなかったです。いきなり攻めにキスされて、翌日その攻めに「忘れてくれ」って言われたら「からかわれた」と思う受け、とか。こういう思考回路する受けってあまり好きじゃないんだよね。
でも全体的には読みやすくて良かったです。
絵も好き。とくに裸のラインが好きです。