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ai to kizuna to kakumei no hanayome
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大好きなシリーズ4作目。出ると知った時には万歳三唱ものでした。今作は秋成、イズディハールが頑張ってて、おおおカッコよさげなサブキャラ出たじゃん!とウキウキしていたら、最後に全部ハミードが持っていったお話。ハミード好きなので神にしました。Chara collection extraにあった前日譚40Pほど+本編220P弱+あとがき。受けの設定が気になる方もいらっしゃるかもなので、ご確認の上、1作目から是非是非!!!
イズディハールと共にシャティーラで妃として暮らす秋成のもとに、ある日、ローウェル家養子となっているワシルから「ザヴィアでクーデターが」と助けを求めるメールが。過去に冷たい仕打ちを受けていた秋成ですが、それでも祖父母の事がどうしても気になったため、護衛と共に故国ザヴィアへ向かい・・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ユーセフ大佐(クーデター首謀者、わーんもっと読みたい)、クーデター側の軍人少々、受けの祖父母、ハミード(シャティーラ皇太子、攻め双子弟)、サニヤ(ハミードの子を妊娠中)、ドハ少尉(受け護衛)ぐらいかな。ユーセフ大佐がめっちゃ気になる訳ですよ。この方のスピンオフが欲しいーーーーっ
++より内容に触れる感想
秋成がやっぱ気になって行っちゃうのです、ザヴィアに。冷たい仕打ちをした実家、祖父母なのにねえ。「あんちゃん、王室関係者やん、あかんやん」と激しくツッコミながら読み進めると。
やっぱりイズディハールが放っておくわけはなくて。
予想していたとはいえ「あんたこそ、来たらあかんやろ、国交断絶中やんか!」と思っていたら、さくさくまとめちゃうんですよね、クーデターを。素晴らしい。
秋成の心の重荷が少し軽くなったように思えて、ほんとーに良かったです。
イズディハールと秋成は通常運転として。それより気になったのがユーセフ大佐!また続きに出てこないかなあ。既に渋い感じですが、もう少ししたらまさにいぶし銀!という感じになりそう。是非シャティーラにいらしていただきたいものです。今回、全部が神挿絵と思います。最初の1枚を除いて、秋成、サヴィアに居るから「スーツ姿/すっぽんぽん」なんですよっっっ!!!!!!!ユーセフ大佐は勿論軍服!!!円陣先生ファンにとっては堪らないものでした。
そして最後の最後に「どひゃー」と叫ぶことになったハミード。またまたやらかしましたというか何というか。ハミードに幸せが訪れるのはいつになるのか。このシリーズ、猛烈に好きなので、5年以内になんとか、続きをいただければ嬉しいです、先生。よろしくお願いいたします。
シリーズ4作目のこちら。
今回は、秋成の出身であるザヴィアでクーデターが起こり、祖父母を心配して帰郷するお話。
秋成がザヴィアを離れイズディハールに愛されるようになって、もう2年以上たつのですね。
両親を亡くした秋成が引き取られた母方の祖父母のローウェル家。
そこで冷遇されて、結局祖父母は家督を又従兄弟に当たるワシルに継がせた、という経緯があったのだけど。
最初にそのワシルと再会するお話があるのだけど、最低最悪な人物でしたよ(`ロ´;)
祖父母はどこがよくて養子にしたんだか。
ザヴィアでのクーデターを知り、祖父母を心配して帰郷を決意する秋成。
イズディハールは、秋成の心情を理解し、軍人だった時の経験と能力を信じて送り出してくれる。
いつだって、秋成の気持ちを第一に考えてくれて、ホントにイズディハールはできたスパダリ(´∇`)
もちろん秋成1人で危険かもな場所へやるわけはなく、いつの間にか自分もお忍びで入国していて、出来る限りのフォローも欠かさない( ☆∀☆)
絶縁されていた祖父母と会話をし、ずっとわだかまっていた気持ちが軽くなる秋成。
憂いをなくしてイズディハール帰国することができて、これからももっともっと幸せだね、とにっこりです。
そうそう、クーデターのの首謀者であるユーセフ大佐が、紳士なリーダーでスパダリ有望株でした。
一目で秋成を見初める、とかなかなかお目が高い上に、引き際も素晴らしいσ(≧ω≦*)
イズディハールは、本当にのんびり安心してられないですね。
一方、前作で子供ができたと知ったハミード。
無事パパになりましたけど、まさかの出来事が!
ハミードが幸せになれるのはいつなのでしょう。
ハミードの幸せを心から願います。
イラストは、もちろん円陣闇丸先生。
モノクロトーンの口絵が、しっとり感溢れててうっとりです。
えちシーンのイラストでは、秋成のピアスがはまった、ピンとたっているチ◯ビですよ!!
2人の美しい裸体に目が釘付けです(///∇///)
遠野先生作品の中でも大好きなシリーズです。
遠野先生の抑制された文章とキャラに対する深い愛情が光る作品だと思っています。
もし秋成が両性具有だという事で読むのを躊躇っている方がいるならば、遠野先生の文章は秋成を女性だと感じさせない表現を使っているので安心して読んで欲しいです。とてもベテラン作家様らしい多彩な表現をお持ちでした。
私がこのシリーズが好きな理由のひとつは、イズディハールのブレない秋成への深い愛情です。
秋成のありのままの姿を愛して、彼が今まで生きてきた男性性をとても尊重しています。
そして王族らしいスパダリぶりが何とも小気味良いのです。これぞスパダリという見本のような存在です。
また秋成もとても魅力的な人物で、行く先々で出会う人々を魅了しています。イズディハールがヤキモキする理由が良く分かります。
更にこのシリーズでは、毎回とても大きな事件があるのですが、それを解決していく過程もとても面白いのです。
今回は事件が解決した後でイズディハールの双子の弟のハミードに悲しい出来事がありました。
ハミードにも幸せになって欲しかったけど、相手に納得出来なかったので、遠野先生次はハミードが心から愛する人と幸せにしてあげて下さい!
砂楼の花嫁第4弾。ザヴィアに関する事では酷い仕打ちを受けているのに、それでも助ける秋成が優しすぎまて心配になりました。危険を犯してもザヴィアに行く事を願う秋成をイズディハールが許し後押ししたのは、秋成の憂いを除く為だったんだな〜とイズディハールの愛の深さに感動。憂いものぞかれ、2人の絆がより深まって良かったです。合間で嫉妬するイズディハールが可愛かった。そしてハミードとサニヤ、サニヤはハミードを愛してたんだな。その強さが悲しかった。いつかハミードにも幸せになってほしい
電子版が公開されたので、読みました。
感想。
秋成が男性として、祖父母の安否確認の為、国に戻るの巻。
秋成は、軍から冤罪を着せられて犯罪者として国外追放扱いのまま。
祖父母と生き別れになり、秋成は他国で結婚。
1巻で起きた件の着地点を4巻で作られていた。
でも祖父母に秋成の体の秘密は未だ明かしていない。
あとがきを読むと、著者は、両性具有とBLの扱いに未だ悩んでいるようです。
秋成がイズディハールを愛して、女性として生きることを選ぶと、
男女の恋愛になって男性同士の愛を描くBLとして成り立たない・・と悩む著者。
ならば、非BLにしたらよいのでは? 秋成が、どう感じて、どう振舞うか?秋成の選択肢を狭くする必要は無いと思う。
そして著者は「秋成は、自分の中の男性性を大切にする」と考えて、
4巻は、男性の姿で活躍するオスカル中東版を選んでます。
ハミードが味わう辛苦。
秋成に振られて、更に愛する女性が追えない所に去ってしまう不幸。
あとがきによると、次巻は、気の毒なハミードの生き方の着地点に触れるようです。
この兄弟は、吉凶禍福の上下がシーソーのよう、二人一緒に幸せになれないのかな?
秋成の為にそうなっちゃったのかもしれない?(養子?)
両性具有の秋成が幸せになるラブロマンスに期待をして、シリーズを追って読んだのですが、
実際にこの世に存在するし、表現を間違うと人権問題が絡むので、扱いが難しいかもしれません。
秋成の幸せって、どうなることなんでしょうね?
作家買い。
『砂楼の花嫁』の、シリーズ4作目です。今シリーズはタイトルに数字が振られているので順番が分かって親切だなとか思いつつ。
あとがきで遠野先生も書かれていらっしゃいますが、シリーズ1作目の『砂楼の花嫁』が刊行されたのは2008年。長きにわたり続編が書かれている人気シリーズで、私もすごく好きな作品なのですが。
個人的な好みで申し訳ないのですが、前作でハミードに恋人(って言って良いのかな)ができましたが、その恋人が女性というのがどうにもこうにも残念で、それ故に今作品も読もうかどうしようかちょっと悩んだんですよね。いや、ごめんなさい。
でも、円陣さんの描かれたこの表紙!
いやー、これは買っちゃうでしょ…。美しい!
ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
イズディハール、そしてハミードのものに、一通の招待状が届く。
その招待状は彼らがアメリカの大学に留学していた時の学友だった人物の婚約披露パーティ。義理もあって、彼らは秋成を伴いそのパーティーに赴くが、そこで秋成は一人の人物に再会してしまう。
それは年下の又従兄弟のワシル。
両親亡きあと母親の祖国・ザヴィアにあるローウェル家に引き取られた秋成だったが、そこで冷遇され続け、挙句の果てに直系の孫ではなく遠縁にあたるワシルに家を継がせた秋成の祖父母。
さらに秋成はテロリストとしてザヴィアから永久追放されている身だったため、ワシルとは接点がなかったが、そのワシルにこともあろうに身体の秘密がばれてしまい―?
という、秋成のピンチから物語はスタートします。
さすが遠野先生というべきストーリーにぐっと引き付ける描写で、一気に物語の世界観に引きずり込まれました。
で、ここから怒涛の展開が始まります。
ワシルとの再会で秋成の過去をいったん魅せ、そこから始まるのはザヴィアで起こったクーデタ―。ワシルは名家・ローウェル家と、祖父母を置き去りにして自分だけ国外に逃げ、秋成に救いを求めてきた。秋成は、国に残ったままの祖父母を心配してザヴィア二行くことを決意するが―。
これね、何が凄いって、1作目からの伏線がきちんと回収されていること。
秋成の軍人としての過去とか、シャティーラに残ることになった経緯とか、そういうものの裏側が描かれているんです。なので、今シリーズがお好きな方にはたまらない造りっていうのかな。いろいろな角度から、今シリーズを堪能できる感じ。
反対に言ってしまうと前作未読の方には今一つ話が分かりづらい側面があるので、未読の方は前作から読まれることをお勧めしたいです。
秋成がザヴィアで出会うクーデターの仕掛け人である軍人さんとか、あれだけ秋成を冷遇し続けた祖父母が実は…、という展開は非常に良かった。彼らは一本筋が通っていて、自身の信念がある。カッコいいです。
が、うーん。
まずワシルね。
彼がクソ過ぎて萎えた。
序盤秋成に対して行う卑劣な行動とか、クーデターが起きて真っ先に逃げるとか。
そのワシルに救助を依頼されたからといって、手を差し伸べるなんて、秋成、アンタできた男だよ…。なかなかできる事じゃない。でも彼は守るものがなくなってしまったわけで、これから暴走しないといいな、とか思いつつ。
そして祖父母の救助に関しても。
秋成が彼らを救済したいと思う、その感情が今一つ理解できなかった。あれだけの過去を抱え、それでいてなお祖父母を慕う感情があるという、秋成の優しさとか素晴らしさを描いているのかもしれませんが、今作品の根っこにあたる部分に共感できなかったのが残念。
さらに秋成を溺愛しているイズディハールの存在があるので、どんなピンチに陥っても安心、というバックボーンがあるためか、秋成のピンチに緊張感が伴わないのも萎えポイントかも。個人的には秋成とクーデターのリーダーの大佐とのいちゃこらがあったらよかったな。
総じて秋成と、そしてイズディハールがひたすらカッコいいという萌えポイントで、ごり押しした感のある作品だったように思いました。秋成の男性を主に打ち出したときのカッコよさは半端ない。イズディハールの妻、という立場ゆえに秋成が「女性」であるシーンもそこそこありますが、やっぱBLなんでね。こういうカッコよさに萌える方は多いんではないでしょうか。
さて。
終盤でとある悲しい出来事が起きます。このエピソードって、遠野先生ははじめからこうしようと思って書いてたのかなあ…。跡継ぎが必要な立場の人、が主人公なのでこういう結末もありなんかなあと思いつつ、ちょっと切ない気持ちにもなりました。
個人的にはハミードを幸せにしてあげて欲しい。
何なら3Pでも良いんだけど、今シリーズ的にはそれはないんだろうな。
あ、あと、円陣さんの挿絵は今回も神過ぎて悶絶しました。