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inu toomawarisan
おまわりさん2冊目。
えい吉くんは相変わらずですが、メインのカップルを入れ替えてきましたね。
前回の、犬フェチ攻警官の弟さんのお話。相手は、犬フェチさんの同僚・広大くんです。
犬フェチさんよりも、真面目で天然な弟。どっちかっていうと、兄に見えてたんだけどそうでもないみたいですね。いや、むしろ弟のほうが萌えるか?否・・
今回は、生真面目故の葛藤というのがメインになってきますね。
兄は、母上にもカミングアウトを済ませ、隠す気もなさそうな感じではありますが。
(霧島作品のほとんどは、はっちゃけ過ぎてる感もあり)
まっすぐで、一途に思ってくれる広大に惹かれていくというありきたりな設定ではあるものの、合間合間にはさんでくる、ポップなねたと、えい吉君あって、最後まで楽しくよませていただきました。
逆に、こっちのカップルといっしょに組み込まれております、広大の父(刑事)と鬼畜な弟の同僚さんのカップルがすごく気になって仕方ない。
オヤジ受万歳www
「年を食ってるだけに、プライドの高いSオヤジを組み伏せたい」
このセリフにヤラレマシタ。アリガトウゴザイマス。私も同じ気持ちですwwジュルリ
「2」ってなっていますが前作とメインCPが違います。
前作主人公(犬フェチ、犬マニア)の弟のお話です。わんこ系交番勤務の警察官×天然刑事のドタバタラブコメディ。
犬好きさんは是非!
主人公兄弟が飼っているワンコ(※本物の犬/ペット)が良い味出しています。
犬視点ツッコミとか素敵過ぎる!この作家さんは犬好きの心を擽りまくるネタを捻じ込んでくるよ!はぁはぁ。
わんこの肉感が…っ、こりゃ可愛い。可愛いっ。
お兄ちゃんより犬マニアではなくて、多分弟の方が感情移入し易いかなと思います。
兄は…、人を犬種に例えて覚えるとかそういうレベルの犬マニアだったので。
弟は天然だけど真面目な人だった。
警官同士の恋です。テンションは高いけどしっとりと大人の恋をチラリズムって感じで恋愛シーンの緩急が良かった。
何よりペットのえい吉くんが堪らん。
1巻で主人公だった柳田兄弟の弟、衛君が今回の主人公。
前巻から既に広大君のモーションを受け続けていたわけですが、その意地っ張りな性格を上手く利用(?)されて、広大君と付き合うことになってしまいます。
それから衛君の悩める日々が続くわけですが、意外にヘタレで真面目でした。
1巻の印象からすると、もうちょっと軽いノリでくるかと思いましたが…。
衛君も広大君も結構悩んでいるシーンが多いので、1巻と比べると軽さは減ったかな、という感じ。
でもえい吉君は相変わらずいい味出してました。もしかしてこのシリーズで一番俺様で笑いを取ってくれる存在かも(笑)。
同時収録作品は桃太郎を題材にしたと思われる短編が1作品。
男前な性格の桃太郎なんですが、なんと男娼をして稼いだお金で、自分を拾ってくれた年老いた両親を養っています。
鬼も登場するのですが、この鬼が中々のハンサムで純情なキャラでした。
色黒の肌に角がとてもよく似合ってました。
敵対関係にある2人ですが、甘々な雰囲気もあって、こちらのお話も良かったです。