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garcon no shitukekata
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大嫌いな父親が倒れて、小さな珈琲店の店主になった水樹。
天才的なネルドリップの腕を持ちながらも、愛想もなく真面目に営業するわけでもない。
だがそれには深い理由があって。
そんな水樹に惚れ込み、スカウトを申し出たのは同じ藤井沢商店街でカフェを営む篠宮。
紳士然とした柔らかな物腰の篠宮に反発を感じずにいられない水樹だったが……
カフェ経営者×ネルドリップの天才。
ひねくれてスレたふりをしているだけで、まっすぐな受に対するのは一見紳士で物腰柔らかだけど強引でどSな攻。
しかもピンチの時にはちゃんと助けに来てくれるというかっこよさ。
ツンツンしている割には元々Mっ気のある受には相手が悪すぎ……いや、ある意味でお似合いの二人なんでしょう。
両親とバイトくんの関係とかかなり重いテーマを扱っているわりにはそのあたりは意外とあっさり終ってしまうのがちょっと残念かも。
でもシリーズ中でもこのカップルはかなり好きでした
大財閥の御曹司でありながら、その地位をあっさり捨て
子供の頃からの夢だったカフェ経営を始めた篠宮
(見た目は紳士だが、実はSっ気たっぷり)と、
父が病に倒れたことにより、小さな珈琲店を引き継いだ
ネルドリップの天才、水樹(勝ち気な美人猫)のお話です。
文章も巧く、読みやすい作品でしたが、
水樹の家庭の事情にスポットが当たりすぎていて、
(これはこれで読ませるエピソードなのですが…)
恋愛要素部分の描写が、物足りなかったように感じました。
篠宮は、最初から水樹を気に入っていたので、良しとしても、
水樹の気持ちの変化は、唐突だった気がするんですよね。
水樹のキャラが魅力的だっただけに、その辺がちょっと残念かなと…。
それにしても、EPILOGUEで、
篠宮の「ふたつめの夢=パートナーを見つけること」が
語られていますが、彼のストライクゾーンの狭さに、唖然。
ホントに、水樹がストライクゾーンど真ん中だったんだねぇ~と
思わず笑ってしまいました。
同時収録作品の「ギャルソンの騙し方」は、
篠宮の家庭の事情も絡めて、その後の二人のお話。
篠宮がアイスを指ですくって、水樹に食べさせるシーンがエロすぎる…っ。
このシーンが、何よりも強烈に印象に残ってしまった…。
作中に出てくるカフェメニューやコーヒーは美味しそうです。
カフェ巡りに出かけたくなってしまった…。
カフェを舞台にしたお話で、一応シリーズものらしいですが、これ単品でも読めるお話です。
老舗カフェを継いだ水樹と、新規オープンしたカフェの店長篠宮の歳の差カップルです。篠宮は物腰が柔らかい紳士に見えてサディストというキャラクタ-。
ストーリーはカフェの経営や家族の問題を扱ったもので恋愛部分はちょっと薄めに感じましたが、水樹が意地っぱりですれた感じがするのに本当は優しく淋しがりで、水樹が暴れる分だけお話が動いて面白かったと思います。
篠宮は何だか私には語り手というか、重要なシーンでは活躍するけど攻めとしてはガツガツストーリーに入ってこなくて少し薄い気がしました。
しかし、この人、ベッドでのサディストぶりがとても良かったです。
この二面性を嫌がる人でなく、受け入れてくれる人を恋人にしたいという通り、ただ相手に酷いことをするわけでなく、それが快感になるような加減が絶妙というか…。
敬語と、少しキツイ口調になる使い分けも絶妙でした。
言葉攻めというのがとても好きで、篠宮の言葉攻め、調教プレイは非常に楽しかったです。そのため、ベッドシーンをもっと多く見たかったなあと思います。恋愛部分より読み物として面白かったという類のお話でした。
購入して一読した当時は
ベッドで好きな相手をいじめる性癖というのが理解出来ず
好きなら優しく抱いてあげたらいいのに…と
ついシリーズの中でも遠ざけてしまうこちらの作品でしたが
今ではもうだいぶ耐性もついて来たのか読み返したら楽しかったですww
敬語攻めって品があって素敵ですし!
あと反抗的な態度の水樹が篠宮の目と言葉に逆らえないなんて
催眠術かけてるわけでもないのになぁと思ってしまっていましたが
本人が無自覚のままに誰かに叱って欲しかったなんて
結構エロいな!?になりました。
普段ツンツンしてるのにベッドでは与えられる快感に抗えなくなるのも良き!
水樹のお母さんの思い出、隠されていた日記に泣かされたー…。
榎田さんはこういうところズルイですよね(好きです)
水樹を諭してあげる篠宮が人間としてとても素晴らしいのに
水樹の事となるとヤバイ人になってしまうのも愉快です。
『ギャルソンの騙し方』で遺憾なく発揮されていましたけどもww
でね!少しでも篠宮の力になりたいと
新人バイトの恭一に親身になってあげる水樹の情!!
あんなにツンツンだったのに(二回目)
まさか恭一が……って一読目も思いましたが
読み返してもここはやっぱり同じ感情になってしまいました。
ラストはなんだか憎めなかったなぁ。
上質な珈琲を飲む機会は残念ながらなかなかありませんが
水樹のネルドリップコーヒー、飲んでみたいです。
攻めが良かったー。私の大好きなヘタレ度はまったく足りないのに、好きになったのは珍しいです。
オトナで温厚で優しいけど、ベッドのなかではサド。でも痛いことはしない。
私がゲイなら、彼のパートナーになっていじめられたい愛でられたいw
藤井沢商店街シリーズの三作目です。といってもこのシリーズは独立性が高いシリーズなので、順番に読まなくても大丈夫です。
主人公はネルドリップの天才ギャルソン(受け)。美しく負けん気が強く、意地っ張りで強情だが芯は優しく、ゆえに脆くetc…これ全部作中で攻めがモノローグのなかで語るんですが、攻めのタイプど真ん中です。
そんな受けが、カフェ経営をはじめた御曹司に見込まれ、公私ともにパートナーになります。
一冊じゃ足りないというか、じわりじわりと調教されていくところをもっと読みたかったなー。
基本的にエロシーンには食傷ぎみなんですが、この小説でのエロシーンは超好みで、た、足りねぇ!と思ってしまった。
いや、もしかしたら足りないぐらいがちょうどいいのかも知れません。どんな美味しいものでも、満腹するとイヤになるしね。
いやはや面白かったです。
藤井沢商店街シリーズの3作目に当たる作品ですが、ちょっと「商店街感」は薄めになっているように思いました。
昔ながらの喫茶店(珈琲専門店)でネルドリップのコーヒーを美味しく淹れる職人肌の水樹と、駅前でオシャレなこだわりカフェを経営する蓮の(ライトな)SMありのラブのお話でした。全体のトーンとしては”よくあるBL”かな?と。
間に水樹の家の事情なども入ってきて盛りだくさんな印象。水樹父と父の恋人の詳しい話ももっといろいろ知りたくなるところですが、そこらへん事情がありすぎるせいで、本編の主となるストーリーがふわふわしてしまった気はしないでもありません。
ネルドリップの美味しいコーヒーを久々に飲みに行きたくなる1冊。
大財閥グループの御曹司・篠宮は、昔からの夢だった自慢のカフェの経営を楽しんでいる。
そんな彼に共同経営の話を持ちかけられたのは、小さな珈琲店店主でネルドリップの天才・水樹。
水樹は、父親が急に倒れたため、今まで勤めていた店を辞め、急遽実家に帰ってきたのだが、父との確執があるせいで、なかなか前向きに実家の珈琲店に向き合うことができずにいた。
そんな最中、現れたのが篠宮だった。
当初、余裕のある紳士然とした篠宮が気に入らず猛反発した水樹だったが、柔らかだが、否とは言えない口調で追いつめてくる篠宮のペースに、次第にのせられていく……
というような話でした。
穏やかな話。
でも、少し攻めが変態さんでした。
篠宮は、好きな子ほどいじめたくなるサディストさんで、でも、普段は紳士さんの敬語攻めです。
で、水樹はちょっと羽っ返りだけど、根は真面目な子で、当初は店なんか潰してしまえ! と思っていたのに、そこまで悪く徹することもできなくて、結局店のために借金をしちゃったりしていたし……
そして、そんな水樹を篠宮が放っておけなくて、父親との仲を取り持って、尚且つ、水樹に前を向かせて。
更に、最後は水樹を美味しくいただいてしまう……という。
やっぱりできる男は違います。
基本的には、ちょっといじけたままだった水樹を、篠宮が時に厳しくしかった甘やかして、自分に手なずける……という話だったと思います。
もう一つ入ってる話の方は、水樹が前向きになってからの話で、頑張ってる水樹に理由も言わずに篠宮が全てを終わらせようとして、それが水樹の逆鱗に触れちゃう話……でした。
まぁ、よくある話だけど、年齢とか社会的地位に差があるカップルにはありがちなすれ違いで、それを解消することもとっても重要だよなー……って、思いました。
び、みょー。
藤井沢商店街シリーズです。
躾け方なんつータイトルが入ってるわけですから
調教モノです。
お金持ちのおっさんが若い男をギャルソンに躾ける。
ベッドの躾けももちろんしますv
榎田尤利さんの文章はうまい。
とにかく読みやすいしおもしろく読めたんですが
終始余裕のある御曹司・篠宮に魅力を感じなかったというか
血の通った人間ぽさがあまり感じられなかった。
篠宮の本気が見えないなぁと思ってたら
『ギャルソンの騙し方 』では、ちらりと本気が垣間見れましたけども。
それでもやはりプレイ的なものの趣味が自分とは合わないといいますか・・・
地位も年齢も上の人間がベッドでの主導権を圧倒的に握っていて
それが高圧的なんですよ、まあ紳士だから酷いことはしないけど
うぅむ、趣味の問題かなぁ。
これは他の作家さんの書いたものだと思い込んでいました。
それくらい、個性が出てない話。
カフェ物、年の差物は好きなんですが、平凡でした。
この作家さんが書くんだったら、もっと作家さんらしさを見せてほしかった。