リバーカレント

デビュー前の同人誌作品集だと言いますが

梶本先生といえば、男×男の肉体美と汁気したたるエロさが特徴ですが、デビュー前からブレてない！！！！！

まず、体の描き方は当時からギリシャ彫刻風…。
ていうか、わかってしまったんですよ！

梶本先生…美大出身ですね？ｗ
作中出てくる鉛筆の削り方が美大生でなければしないような削り方してあったｗ

そういうわけで、一発目の「meltdown」は画家とモデル。
初期から梶本先生のこだわりがハッキリ見えます。
でも、エロい体位で自慰っていうのは…ちょっと珍しかった。

２．ポルノグラフィティ
これは外人モノなんですが、うわー緊縛してイラマチオとか…近年の梶本先生には珍しいかも。緊縛はさりげなくあちこちでやっていらっしゃいますが、イラマとか外人て梶本先生にしては珍しい？

３．1Kハイスクール！？
実はこれがイチオシだったりします。
最初は梶本節というか、なりゆきで同居したら、片割れが異様に世話やけるヤツだった…っていう同居モノなんですが、そこからＨに入るときのアングル！！！！
1ページまるまるぶちぬいてバックで攻め！を後ろ斜め上から見下ろすアングル。
梶本先生のエロスの真髄は一歩引いたクールなアングル！
斜め上からとか斜め下とか。
そういうちょっと客観的な視線ゆえエロス倍増するんです！！！！
梶本ファン必見です、これ。

ストーリーはどれもありがちですが、梶本先生はコミックというよりは、グラフィック的な価値が高い。
初期のほうがなかなかそうしたグラフィカルな部分がキレています。