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omega ga yoku wo haramutoki
オメガバースの世界だと、発情したΩのフェロモンに負け、抗えずにそのまま本番...
なんて展開はよくあるものだと思います。
けれどこの攻めはそうではありません。
発情に苛まれて苦しむΩを、楽にしてあげようと指やおもちゃを使いますが、決して最後の一線は越えようとしない。
即物的な展開でなかったところは、好感が持てました。
ただこれも、攻めは死別したΩと番の解消をしておらず、フェロモンを感知できなかったらという理由付きではありますが...
1つ疑問に思うところとしてはこの部分。
死別してもなお番を解消しない想いがありながら、新しく現れた受けに心変わりするきっかけが弱いなあと。
受けが救われて、攻めも受けの存在により一歩踏み出すことができる。
流れとしてはスムーズだったので、強い違和感は感じませんでしたが。
ふと、きになってしまいました。
ただ受けの独白から、攻めへの想いが伝わってきていたので、最終的に2人で幸せな結末を迎えられて良かったです。
めちゃくちゃネタバレです。
その生い立ちからα嫌いのΩと忘れられない人がいるαのお話。
お互いの譲れない点、
・αが嫌い
・忘れられない人がいる
ここをどうやって着地させるのかが、見どころかなと読んでおりましたが、終着点が結局一緒にいてキュンとした。お互いのいいところに惹かれたってところで終わってたので、不完全燃焼でした。
いや、お互い良い人だし、良い子なんです。
その人となりに惹かれるってのは、しごく自然なことだと思います。
続きがあれば読みたいかなって思いました。
なれそめを駆け抜ける物語でしたが、私としては彼らの今後が気になります。