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今日、僕の好きな人が三人目の花嫁を迎える――
sakurayashiki sousui to sannin no oyomesan to boku
あらすじを読んで、3人もお嫁さんいるくせに告白してくる攻めなの?と謎が深まりつつも、成瀬さんだし大丈夫でしょ♪と購入。
成瀬さんお馴染みの異世界トリップものでした( ˆoˆ )
結果的にタイトル通りの、3人のお嫁さんがいる人と恋仲になっていく話ではあるのですが…まぁドロドロも無いですし、不誠実なワケでは無いのでその辺はご安心を。
あとがきで成瀬さん、攻めの事を、今回はわりと性格のねじ曲がった…と書かれておりました。あぁ、だから好みだったのか!と納得。笑)あとがきで気付いたくらいなので、本文では性格の曲がり具合は特に目に付かなかったですけどね。素敵な執着攻めさまでした^ ^
以下、ネタバレになるかな?好きなシーンのお話になります。
攻めの桜屋敷氏の邸と、受けの日和の家は隣接しており、生垣にできた穴を日和が発見し、桜屋敷邸に侵入した事で2人は出会い、逢瀬を重ねていくのですが…その描写がなんとも可愛いです。桜屋敷氏のいる世界は日和にとって異世界になりますので、知らない事がたくさん。それを桜屋敷氏に教えて貰ったり、2人でお菓子を食べたり。あぁ!可愛いっっ。
桜屋敷氏の行動に日和は期待してみたり、勘違いしちゃダメだと思ったり。あぁ!良いモダモダっっ。
そして、桜屋敷氏の3番目のお嫁さんである「青葉」と日和が絡むシーンで、桜屋敷氏のみせる嫉妬には激しく萌えること請け合いです!
最高〜〜(//∇//)
前半から好きなシーンが多く、とても楽しめました。
少し、理解し難い神様設定(あまりにもサラッと書かれていて個人的に神様の描写は必要だったのか?と思ったり)もあるのですが、あとがきで、今作に出てくる神さまは「神様の飯屋」と同じ世界軸のお話との事ですので…そちら未読の私だからそう思ったのやも?(2つの作品に繋がりは無いそうです)
Cielさんのイラスト、素晴らしかったです。
Amazon限定のペーパー、良かったですよ〜。
タイトル「やりすぎ」。
なんと想像をかきたてられる素敵タイトルなのでしょうか。
おすすめです♪
今回は3人の妻を持つ財閥総帥と異界から来た稀人のお話です。
受様が召喚された異世界で攻様の隣に居場所を得るまで。
受様は2年前にこの世界の神様によって
元いた世界から拉致され、側仕えとされます。
受様は元の世界では原因不明の病に侵されており
小さな白い病室だけが受様の世界の全てでした。
この世界の神様は狐面をした童女で
彼女に見初めらて界渡りした受様は病が快癒し
神様の世話をする役目を担っていましたが
ある日突然、
神様は新たに青年を世話役として召喚し
受様は訳の分からないまま大社を出されて
義父となった男性の預かりとして暮らす事となります。
病にかかるまでは幼すぎて親が、
病院ではスタッフが、神様の棲む大社では神官が
身の回りの世話をしてくれた上にこの世界は
元の世界と違い過ぎて受様は物知らずです。
長く患っていた受様は体躯も華奢で体力もなく
大柄な義父に気遣われ、助けられながら
この世界に馴染むべく頑張っていました。
そんなある日、受様は庭木の世話をしていて
隣家との境の生け垣が1部枯れていて子供なら
潜れそうな穴が開いている事に気づきます。
何気なく穴を除いた受様は
焼けるような日差しの中で竹の縁台の上に
ぐったり横たわる男性を見てしまうのです。
頼りの義父は先ほど出かけてしまい、
受様は思い切って穴を潜って隣家に入り、
その男性におずおずと声を掛けます。
その人こそ今回の攻様になります♪
必死に呼びかけた受様を攻様は
また色仕掛けでやって来た誰かかと雑に対しますが
男性に迫られる事を異状と事という受様を見て
受様が異世界から来た"稀人"と看破するのです。
何とこの世界には女性は存在せず、
この世界の人々はみな男性で同性同士で結婚し、
子供は大社に願い出れば与えられるのだそう。
受様はそんな世界にびっくりしますが
攻様は素直な受様にとても興味を持ったようです。
この出会いをきっかけに受様は隣家の主だという
攻様と交流を持つようになり、
色々な事を優しく面白く教えてくれる攻様に
受様はすこしづつ惹かれていくのですが
ある日の新聞記事で攻様が財閥総帥であり、
近く他の財閥の御曹司を花嫁を迎える事を知ります。
しかも攻様には既に2人の妻がいたのです!!
受様の恋は胸に秘めたまま散ってしまうのでしょうか!?
成瀬先生の既刊『神さまの飯屋』と同じ世界軸にある世界で
男性しか存在しない世界で女神に召喚された受様が恋を知り、
幸せを掴むまでを描いたお話です♪
神様にとって都合の良い世界という舞台設定は同じですが
別の神様の世界なので単巻読みで全く問題ありません。
物語は攻様が3人目の花嫁を迎えるシーン、
攻様の結婚を知った受様が隣家の庭に忍び込み
到着した花嫁を見てしまうところから始まります。
もうこの時点で受様がとってもピュアで
「自分では攻様に相応しくない」不憫そうな雰囲気と、
そんな受様をチラッと見た攻様が
受様に執着している事がビシバシと伝わってきます。
大切な俺様で唯我独尊な攻様と
素直でまっすぐ愛らしい受様は実に成瀬先生らしい♡
2人が近づいて行く事で受様の過去や稀人である事、
この世界の事情と本来の攻様の姿や結婚事情、
ピュアピュアな受様に攻様が執着する理由が判るのですが
物語は2人の恋模様だけに留まらず
神様によって召喚されながらも大社から放逐された
稀人に価値を見出す者達による誘拐事件へと繋がっていき
受様が攻様の隣に居場所を見出すまで
わくわく&ドキドキ、たいへん楽しく読めました♪
既刊「神さまの飯屋」同様、
受様の患っていた病にすら神の策略を感じて
絶対者である神の底知れない闇を感じるのですが
神が神である事が世界の理だとしたら
正に"触らぬ神に祟りなし"なのも知れません。
また違った世界でのスピンオフを期待します (^O^)/
初めは男嫁が3人居るという設定に戸惑いましたが、読んでいるうちにどんどん世界観に引き込まれていました。
まず日和が純真で可愛らしいので、桜屋敷がメロメロになって行くのか面白かったです。
3人の嫁達も個性的で魅力的でした。そしてなんと言っても日和の義父の猪狩が渋くてファンになっていました。最終話では彼と日和の絆にホロリと来てしまいました。
日和の過去やなんかが切なすぎて、異世界に来て桜屋敷と幸せになって良かったなと思いました。途中に稀人を狙った犯罪に巻き込まれたりして、ハラハラしたりしましたが桜屋敷の活躍とか面白くて夢中になって読みました。
読み終わっても神様が良く分からなかったし、稀人が元居た世界が複数あるような事が書かれていて良く理解出来ませんでした。
同じ世界軸だという「神さまの飯屋」が読みたくなりました。
先生買い。どんなお話なのか全く想像つかなかった→うわ、こういう設定やったんか!と驚いた+溺愛してるやん!という感触から萌2より萌にしました。本編240Pほど+あとがき。かの先生テイストだなあと思います。
2年前神様により、元いた世界から拉致されてきた日和(ひより)。この世界で養子となった猪狩家の隣家、桜屋敷さん家の当主と、庭での交流をするようになって嬉しさを覚えていたのですが、ある日、桜屋敷さんには二人の嫁が既にいて、今度三人目の嫁を迎えるということをしり・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
猪狩(受け義父)、青葉(攻め第三夫人、♂)、夏樹(攻め第一夫人、♂)、桃李(攻め第二夫人、♂)、神様(狐面付けた童女、我儘し放題・・?、伝聞のみ)、
悪党、他の稀人少々。他の夫人方はなかなかクールでよろしくて。
++良かったところ
昭和初期ぐらいの設定かと思っていたら、おどろきの異世界設定でした。その驚きの部分が大きかったのですが、よくよく読んでみれば。
攻めが「財閥総帥、冷酷無比なできる男なんですぜ、私は」的様子ですが、なんだ、しょせん頼りなさげなヒヨヒヨに一目ぼれした執着イケメンじゃんかよ!
という方でした。設定の驚きやら、三人の嫁だの、色々まぶされてますが、執着イケメンがひたすら日和に気に入ってもらおうとあれやこれやと試行錯誤していると思えば、おかしくって、つい笑ってしまいます。ほんとに金に飽かせて何プレゼントしまくってんねん。
ヒヨヒヨ日和ちゃんは可愛い(泣いても腹立たない、よしよししたい系)ので、これから溺愛されて幸せになること間違いないでしょう、と思えるお話でした!3日寝込むぐらい抱かないように。猪狩に怒られちゃいますよ。
初作家さんです。
あらすじを読んでもイマイチ設定がわからないのは率直な感想でした。
表紙に惹かれたのか、わからないから逆に気になったのか、理由を思い出せないがなんだか気になって購入しました。
神に「男しかいない世界」に攫われた受け・日和。
物語の始まりはもうすでに異世界に暮らして2年も経つ日和が、隣人の攻め・雪光に密かに思い寄せている。読み進めると、世界観や設定などいろいろ見えてきます。
イマイチわからないまま読み進め、途中で飽きるのかなと思いましたが飽きることもなく、なんだかんだ面白くて完読しました。
タイトルに「三人のお嫁さん」というワードが出てきて、あらすじにも「可愛がる」というワードがあったので、まさか複数人で…とドキドキハラハラして読みましたが、文字通り普通に受けを可愛がる嫁たちでした(笑)
全体的にエロは少なめだが、描写が濃厚だったからか少ないと感じませんでした。
途中に、日和が唐突に稀人(異世界から来た人たちの存在)の誘拐事件・オークションにかけられる事件が発生するが、わりとあっさりと解決します
泥沼のような展開もなく、雪光が日和を一途に愛し、日和もとてもピュアでかわいかったです。
純粋無垢な日和と日和に執着している雪光、「末永くお幸せに」と最後に祝福したくなります
気に入った人間を異界からお取り寄せし、気が済めば元の世界に戻すでもなく、別の異界へとポイと飛ばしてしまう。
そんな、気分屋ではた迷惑な神様から再びポイと飛ばされてしまった日和が主人公。
一夫多妻制の男性しか存在しない異世界で生きる、お役御免になった"神様のお気に入り"のその後のお話といった感じでしょうか。
うーん、評価に悩む作品でした。
桜屋敷と日和の恋愛面は微笑ましいんですよ。
両視点で繰り広げられる恋模様にはむずむずとしますし、3人の妻がいる桜屋敷への想いを密かに募らせる日和はいじらしく、日和の可愛さにやられ、餌付けをしたり物を贈ったりと、桜屋敷が日和にどんどんと執着をしていく様子はなんともおかしい。可愛くて仕方がないのが分かる。
男前な顔に似合わず、ちょっとスケベそうな攻めの描写の数々にクスッとなってしまう。責め方もねちっこいですし。
と、面白い部分も、好きだった部分もあるのですけれど、なんだか全体的にぼんやりとしているのが惜しい。
読み始めからは想像が出来ない展開なのは面白かったです。
ただ、両視点での異世界での日々の中に特殊な設定や展開が盛り盛りと詰め込まれすぎていたからなのか…なんだかごちゃついているように感じられてのりきれず。
攻めに妻が3人という設定にインパクトはあったものの、そこまで必要だったのかなと思ってしまったり、なぜ突然オークション?となってしまったり。
ちょっともったいなかった。
元の世界で日和が患っていた難病と、ラストを含め、"神様"というものが関連するあれやこれやが背筋にスッと寒くさせるような不気味さや不穏さがたっぷりでとても気になる。
どちらかというとそちらのエピソードの方に心惹かれてしまいましたね。面白そう。
萌と中立で迷い、今回は萌寄りのこちらの評価で。