お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
hitomi to koe wo fusaide
う~ん、結局は鳴海(攻)に何の魅力も感じないままに終わってしまいました。
作品としては、パレット文庫というレーベル的なものもあるのか、あっさり薄目です(注・H度ではない)。
それでも、決して悪くはないんですよ。個人的には、鳴海のキャラクター以外は結構好きなんです。
3作目で、メインCPのラブはもう出来上がってるので、こちらは『ラブストーリー』としてよりも尚の父親を巡るあれこれの方が印象的でした。←いい意味だけではなく。とにかく、父親側に立つ第三者が何とも不快だったんです。善意のおせっかいなんだけど。
まあ『感動の再会』と言えばそうなのか・・・私は全然スッキリしませんでしたが。むしろ、冷静に見ればこの父親酷過ぎるだろう。美談かのように纏めてどーする!と言いたくなりました。
正直なところ、鳴海よりも尚(受)の大学の友人・津島の方がはるかに(正直、比べるのもどうかというくらいに)魅力的でいい男だったと感じてしまったんですよね。←当て馬ですらなく、一切ラブには絡んでこないので余計かも。
もう、その時点でラブストーリーとしてはどうなんだろうという気がします。
シリーズ通して、個人的好みにおいては正直評価に困る作品でした。結構好きではあるんですが。
とくにこちらはもう『中立でもいいな』とは思ったんですが、一応迷ったので『萌』で。
ただ、私の好みを別とすれば、鳴海のキャラクターそのものはきたざわさんテンプレートのひとつです。ホントによくいるタイプです。
ですから、それが平気あるいは好きなら、まったく違ってくるとは思います。