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oredake no senzoku alpha
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
オメガバース作品は発情や妊娠、運命、どれも過激なお話になりやすい傾向がありますがこちらは少し違ったストーリー運びでした。
過激なものも好んで読みますが、こちらはそれ以上の胸キュンと幸福感を感じられる作品。とは言ってもエッチはあります。とっても甘い。
まず世界観。
Ωが堂々とその性を武器にして社会に出る時代になっている。
要するに性差のほぼなくなった世界ですね。
この世界でのΩはいつまでも可哀想な「搾取されるだけの存在」ではない。
その先陣を切っているのがΩで番防止首輪のモデルをしている音無正嗣。
もうこの時点で心が躍りました。
オメガバの世界においてバースとは別に残された理性で何ができるのかというのは大抵は物語の主役二人の中でしか解決しなかった。
それがこの作品ではそう言った流れがあった後、バースを抱えながらも社会を変えていくために動いた人物たちがいたのだと思わせてくれる導入が素晴らしかった。
開けた世界で成功しているにもかかわらず正嗣自身はαを拒み、たとえ仕事であろうと自分の近くには寄せ付けません。
そんな正嗣の元に期間限定の付き人として置かれるのが、まさにこの世界の新しい価値観の中で育った穏やかで優しい轟木鳴。
この鳴が、最初は正嗣に振り回され、嫌味を言われ、嫌われ、それでもめげない。
お馬鹿なのか優男なのか、と思っていたら芯が強くそれでいて自分がαであるという自身の性にもきちんと責任を持つ男だった。
そんな鳴だからこそ正嗣に寄り添い
受け止め、彼の傷を癒すことができたんだと
強烈な響きと意味を持つ『運命』という言葉が
とても優しいものに感じることができた
読み進めて正嗣の過去を知り、正嗣はαを嫌いであるそれ以上に怖がっているということを知った時
それでも弱みを握らせまいと
自分を手本に多くのΩバースの人たちが強く生きれるよう背筋を伸ばしていたのかと
正嗣がよりいっそう美しく見えた。
そして鳴がそんな正嗣をごく自然に人として敬いその誠実さで持って
Ωであるからこそ持つ傷をαであるからこその強さで癒してくれた。
正嗣を埋めるのはαの鳴出なくてはダメだった
出なければずっと正嗣は戦い続けなければならなかった
正嗣が仕事で着用する素敵にデザインされた番防止首輪。
これもこの世界においてとても重要だったと思う。
バース性を周りに知らしめマイナスイメージで使われる首輪が憧れのものになる。
その一片を担っているのが正嗣…
私は本当に音無正嗣好きなんです。
できれば番になった後の二人を見てみたい。
鳴に愛されてその愛を疑うことなく想いのまま甘える正嗣が見たい。
美しく、それでいて可愛らしい姿が見てみたい。
そんな気持ちで初めてレビューを書きました。
この作者さんのオメガバース、どんな切り口かと楽しみにしていた。相変わらず優しくて愛おしい。そして生きる人に強さがある。優しいαが時折みせる強い意志も、αの性質が見えたようで嬉しいし、優しい人であり芯のあるαにオメガである音無さんが惹かれるのがとても心地良い。
音無さんの満面の笑みをいつか見てみたい。
と、読み終わって思いました。俺だけの専属アルファ、大好きです〜!!オメガバースの話ってΩが冷遇される設定が多いけど、それがいけないことだってなった世の中を舞台にトップモデルとして活躍するΩの音無さん。付き人になったαの鳴くんを最初こそ毛嫌いしてるものの、過去の彼の周りにいたαとは違うんだって分かってからはすっかり心を許し、頼って甘えていく感じがとても可愛かったです。運命の人だって思った相手から見向きもされなかった挙げ句、傲慢なαたちにいいようにされていた過去はとても辛いものだけど、それらを踏み台に強く美しく活躍する姿は文句なしに格好いい。ただの広告塔ってだけじゃなく、首輪の性能をしっかり確かめている彼の言葉にはとても重みがあり、仕事に対する姿勢や仲間への懐の深さはとても魅力的。強気な美人が心を許した相手にだけ距離感激近になるのが大好物なので、鳴くんの腕に引っ付いてたり、好きに触れと言わんばかりに身体をあずけたり、照れたりはにかんだりする音無さんにめっちゃキュンとしました。お相手のα鳴くんはαらしい傲慢さが一切ない優しく愛情深い好青年で、音無さんに振り回されているかと思いきや、ピンチの時には当たり前のように背中に庇って守ってくれる頼もしさ!ヒート全開のフェロモンを浴びても指一本触れずに耐えたのは本当にすごいと思ったし、だからこそ音無さんも心を開いてくれたんだろうし、でもちょこちょこ出してくる“αっぽさ”がいい塩梅。お似合いの二人が末永く幸せでありますように。
ある悲しい出来事が原因でアルファが嫌い音無さん。
そんな音無さんの付き人として働いている鳴くん。(アルファ)
とても真っ直ぐな性格でアルファ嫌いな音無さんが
少しずつ少しずつ心を開いていきます。
途中に様々な問題が生じるのですが
ちゃんとハッピーエンドで二人は結ばれます。
(語彙力がないので間は端折ります。)
アルファが嫌いで鳴くんに冷たかった時と
好きになってからのデレのギャップがすごくて
音無さん…デレの破壊力…となりました。
ほんとにすごくすごく可愛くて…。
何よりこんなにデレた感情を引き出せる鳴くんがすごいです。
鳴くんがすごくいい子で音無さんもすごく可愛くて
とても幸せな気持ちになれる作品でした。
いつか続編かなにかで二人に赤ちゃんが出来て〜とか
そういうのが読めたら幸せです。
オメガバ好きな腐女子さんにはぜっったいよんでほしい!!!!!!
これは本当に堪らなくかわいいです^_^
鳴くんがもうわんこ!!!!全人類が好きなわんこ系男子です!たまらなくかわいいです!
音無さんはαが嫌いなので鳴くんにすごく冷たい態度です!!最初はね!!でもどんどん信頼関係を築いてって、仲良くなってからの音無さんはとんでもねえから!!!!!!!
なにあの子、!!監禁したい可愛さ!!
音無さん過去がかなり辛いからこそ鳴くんに出会えてよかった❗️
ほんと2人とも頑張った!!!かわいい幸せそうおめでとう!!
とても癒されて可愛らしい作品だなぁ〜と思いました♪
α嫌いのΩ・正嗣と優しすぎるα・鳴今まで読んできたオメガバの中で、こんなにΩに尽くす優しいαは初めてでした‼︎
世界観は、社会的に第二次性が『平等』になっている中でΩの正嗣はモデルとして活躍し、その付き人としてαの鳴は働いてる。
でも2人の仲は「良好的」ではなくて
正嗣はαを毛嫌いしていて鳴のことを無視したり嫌味を言ったりと本当に冷たい態度で振り回していて、ちょっと可哀想…。でも、鳴は一生懸命で正嗣のことを考えて行動する姿が健気(泣)
だからこそ、徐々に打ち解けていったのだと思いました(๑´∀`๑)
最初はめちゃくちゃ壁を作っていた正嗣だけど、鳴に気を許し始めてきていた中で起こった「悪質な嫌がらせ」で
αとΩの抗えないフェロモン…。
鳴の迅速な対応で無事だったけど、その件で正嗣の付き人を離れた方がいいと考える鳴。優しすぎる!
正嗣は、何も起こらなかったというのが事実だから気にしないと言う格好良さ、素敵でした!
モデルの仕事もΩが身に付ける『首輪』の性能をしっかりと考えていて、
過去の悲惨な出来事があってαを恨みそれでもΩとしての自分を社会にアプローチするプライドの強さ素敵だと思いました。その話を聞いたあとの鳴の行動も素敵で、本当に正嗣を大切にしているのだと感じました。
どんどん2人の仲は深まってきてお互いに心を許しあえる存在になり、新たに芽生えた感情がピュアすぎてヒャ〜って笑顔になちゃいましたଘ(੭´ ꒫`)੭̸*
いい感じになってきたところで今度は鳴の身に…。正嗣から付き人解消。
どうなってしまうの?と思いましたが最後はハッピーエンド♡
正嗣第一に行動する鳴の一途な優しさが印象的だし、鳴に徐々に心を開いていく正嗣の行動が懐かない猫みたいで可愛かったです!
お互い両思いになり『番』として結ばれて良かった❤︎
くっついた2人の幸せそうな表情と鳴の無意識なαっぽい言動とか本当に嬉しそうで幸せっていう雰囲気が絵から伝わってきました(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
可愛いお話でした
オメガバ設定ですが、また一味違う設定の活かし方
オメガの受けちゃんが凄く可愛い
ツンデレではないけど、一旦懐に入れてしまってからの甘え方がすごくキュート
表情もクルクルかわって魅力的でした
攻めくんがすごく良い子でカッコよくて、一生懸命なのが良かった
ほんとに健気で良かった
二人の関係が変わっていく過程がすごく自然で、読んでいてそれがとてもしっくりときました
とにかく受けちゃんが可愛い
素敵なお話でした
本編を読んでから、ちるちるのインタビューを読みました。
担当編集さんの、作品への愛情が溢れていて「尊い」です。
鳴くんと正嗣は「よくある」運命の番では無かったけれど、惹かれ合うαとΩであって。
絶対的に恋が先。本能は封じて、愛が勝つ!という展開がとっても心地良かったです。
αである鳴くんの、腕ガリガリという、オメガバースの定番、もはや様式美。
これはネタバレになってしまうけども。今後も「信用のおけるα」としての、理性を試す一つのハードルになっていくのかも知れません。
心地良い展開ではあるんですけど。ですけども。
正嗣の胸くそな過去の、救済が無い!無いんですよ。
正嗣が10代で「運命」だと信じた老人は、何を思ったのか。首輪とαを当てがい、後に正嗣はその為にトップに押し上げられる仕事が出来る様になっているというが。
老人の心中が分からない。計り知れないままなのだ。名も無き彼は老い先短い自分が美しい正嗣を番にした上、独り遺す事は忍びなかったのか。だとしたら。正嗣を多勢のαのオモチャにする事にどんな心境だったのか。
後に、正嗣も鳴くんも「彼は結局運命じゃ無かったんだね。」と結論付けてもいますが。
彼の仄暗い心中を思うとき、ゾッとするんですよね。
事実、正嗣はその経験ゆえに、過剰なまでにαを怖がっている。虚勢を張って、ツン過多でα嫌いを公言する正嗣が、実は震えるほどαを怖がっている。その事に気付いた鳴くんが優しくて。泣けます。ううっ。鳴くん、本当に良い子。
Ωが、その特性の設定世界の中で。生きづらさを描いて行くことが多い中で。鳴くんが仕事に、正嗣に、支障をきたさない様にと、抑制剤のオーバードーズに昏倒してしまうというシーンにも泣けました。圧倒的にα優位の世界の中で。非常に新しい表現でもあったと思うのです。シンプルに惹かれ合うという側面と、愛情が勝つという心地よさの中に、新しさを感じさせてくれた展開だと思いました。
ちるちるのインタビュー記事にしか書かれて無い裏設定ですが、事務所の社長 α と、いつも愛情深く正嗣と鳴くんを見守っていた岸さん β がカップルだというのもビックリ。
そう言われなくても、ほんの小さなコマで、2人の息の合った仲の良さは感じられます♡
修正は一応白抜き。色んな体液でそもそも見えない。
表紙の正嗣はトロンとしてるけど、作中はずっとクールビューティなのもいい。
可愛いのは鳴くんの前だけにして!ってね。
前作が面白かったので購入
第二次性に優劣が無くなってきた時代…への移行期っていう感じでしょうか.まだΩへの偏見が残りつつも過去の出来事を原動に虚勢を張って生きている受け.当初単にワガママな美人人気モデルかとおもいきや、背景を知ると健気で痛々しい.
そのせいか受けがツンです.ツンが過ぎる.本人の前で「あいつ辞めないかな〜」と漏らされるのが^_^;自分だったら病みますね(笑)でも一度懐に入るとデレます.デレた音無さんが可愛い!.デレ期に行くまでの過程が結構壮絶ではありますが…
攻めの轟木くんが優男に見えて男前.そこはやはりαといったところでしょうか.超優良物件.音無さんの過去を丸ごと受け入れる器のデカさ.良かったね音無さん( ノД`)
良い意味でオメガバースの問題にフォーカスしてる作品だと思います
オススメです
初読み作家さまでした。
試し読みから正嗣のオメガらしく無い不遜さと、アルファらしく無い鳴の様子に絶対に面白いだろうと期待して読みました。
そして嬉しい事に大当たりでした。
モデルとしての正嗣の艶やかな美しさと普段のギャップも面白かったし、どんな時も正嗣を最優先して大事にする鳴の誠実さがとても素敵でした。
正嗣のアルファ嫌いになった過去は壮絶でしたが、モデルとしての正嗣の周りにいる人達がみな愛すべきキャラで、オメガバース物としては平和な部類の作品だと思いました。
モデル事務所の社長も正嗣に嫌われてるのに良い人でした。www
正嗣が鳴を信頼して徐々に甘えて行くのが素直で可愛らしかったです。
痛々しいオメガバースが苦手な人には安心して読める作品だと思いました。