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sonoki ni sasenaide
大学の研究室を中心に、学部生×院生と助教授同士のCPが描かれています。
どっちも良いんだけど、それぞれを1冊ずつでじっくり読みたかったなあと思わせる2CP。
【冷たくしないで】【その気にさせないで】 萌2
院生の恵(25)と学部生の喜名(21)。
好きだった相手に再会して動揺している恵に、喜名がつけ入る形で関係を持った2人。
前半は恵目線でセフレ解消からの現在、後半は喜名目線できっかけになった飲み会のことを描くと言う、時系列逆転法と、両サイド目線が良い。
天禅先生の描く年下攻めは大人っぽくて、包容力抜群すぎて、こんなん惚れない方が無理!と毎回思います。
院生設定が出てくる度に、うちの院は特殊だったんだなあと思い知る。
5年間通して、指導教授の手伝いなんぞ一回もしたことないなあ。
【まだ明かりはつけないで】 萌
喜名×恵をふんわりと登場させつつ、メインは菊川(37)と柴田(35・喜名×恵の指導教授)。
2人の10年に渡る信頼関係と、いまだに残るぎこちなさを見事に表現してます。
愛情深い分、失った時に乗り越えなければいけないつらさが大きくなる。
だからできるだけ、大切なものと距離を取るような菊川の不器用さをすべて理解して、包み込むような柴田の愛がもはや母性です。
【あなたのとりこ】 萌
再び喜名×恵@ゼミ合宿。
こういうのを見ると、大きな大学じゃなくて良かったって思います。めんどくさい、合宿なんて。
喜名狙いの4年生女子が登場して、恵がやきもきする回ですが、あれだけ恵命!な喜名を見ているはずの周囲が「彼女いるのかな?」「いないわけなくない?」みたいな感じなのが妙にリアル。
そうそうバイとかゲイが近くにいると思わない空気感に、読者もやきもきさせられます。
【恋路の途中】 萌
またまた菊川×柴田の助教授組。
今度は出会い〜現在まで。
この時系列逆転の手法、天禅先生、結構使いますよね。
先にサクッと見せて、実はこういう経緯でくっついた2人なんですよーっていう。
嫌いじゃないです。
オムニバスで複数のCPの話を交互に、というのも天禅先生の作品にはよくある手法だけど、1CPをじっくり読みたいときには物足りないかも。
2組とも含みが多いCPだけに、やっぱり1冊まるまる読みたかった…と、読み返すたびに思います。
大学院生・恵&大学生・喜名のお話が3作品、
大学助教授・柴田&大学助教授・菊川のお話が2作品収録されています。
それぞれ、平凡な設定だし、
特に大きな事件もおきないような“普通”のストーリーではありますが、
天禅先生独特の繊細で優しい雰囲気と、綺麗な絵柄に
不思議と目が離せませんでした。
恵と喜名のお話は、カラダ先行で始まってしまったために
すれ違ったり、戸惑ったりする二人が丁寧に描かれています。
お互い片想いしているような二人が、もどかしくもあり
微笑ましくもありました。
柴田先生と、菊川先生のお話は、
菊川先生の不器用な優しさと、誰よりも彼を理解している柴田先生の姿に
15年、穏やかに確かに、築き上げてきた二人の絆を感じました。
私は、こちらのカップルのほうが好きかも…。
天禅先生の作品は、疲れている時に読むと癒される気がします。
年下攻めで4歳差で初のセフレ設定なのでわくわくしたんですが、いい意味でいつものモードでした。
助教授ゼミ員・喜名寿(21)×院生・岡崎恵(25)
セフレ設定という割り切りクール目なイメージに反して、甘かったです。
恵の反応が初々しくて、可愛かったです。
好きな男に対して、恵のセリフは煽りまくり以外のなにものでもない!と、あまりにも無自覚煽りに腰くだけさせられました。
年下攻めの可愛さもたっぷり入っていて、今回も満喫しました♪
菊川先生×柴田先生(メガネ有) こちらは、年の差カップルです。
菊川先生の無自覚たらしぶりと、柴田先生の器用に見えて大事な時に不器用な所に、キュンときました。
そして、そんな柴田先生をちゃんと見ている菊川先生の愛情深さ。
誤解されがちな菊川先生をそっとフォローする柴田先生。
アダルトなカップルで、お互いを思いあう深さがよかったです。
どちらのカップルも好きで、1冊でとても満足しました。
もうちょっとヤングカップルが見たい方には、こちら!
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非売品で2007年発行のもので、その気にさせないで番外編「あなたのとりこ つづき」が掲載されています。
喜名×恵で、野外Hの番外編が収録されていました。
恵が男殺しなセリフ全開で、相変わらずの二人でした♪
2カップルのお話が収められています。
リンクしてます。
表題作は、セフレだけど実は好き。
でも、お互いにその気持ちは伝わっていない。
ありがち設定ですが、雰囲気があるので飽きずに読めます。
私がオススメなのは、メインカップルではなく、アダルトカップルのお話の方です。こちらは、先生×先生。
いつもまわりに人が集まるタイプの柴田と、近寄りがたい雰囲気を持つ菊川。
すっごく、心のつながりがある関係で、お互いの事良く分かってる二人が理想でした。
出会い編の、柴田が泣きたい気持ちを菊川がきっちり悟って、「つらかったら笑わなくていいんだよ?」と。
そりゃ、惚れます。
全体的に甘い雰囲気漂う一冊です。
天禅さんのお話ってどれもちょっぴりせつなくてキュンとかわいいんだよな~。
☆学生・喜名×院生・恵
こういう受好きなんですよねー。
長されるように始まった関係。
少しずつ傾いていくのがわかるのに、それがこわくて自分の方から切り捨ててしまう。
離れてみてその想いの大きさに気付くけれど…みたいな。
今回はちょっとおせっかいな?先生が助けてくれて上手くいくんですが。
つまりは、先生にわかっちゃうくらいダダ漏れってことなんですが。
恵の「好きだ」という告白に驚く喜名がなんか好きです。
☆先生・菊川×先生・柴田
こちらの方が雰囲気としては好き。
ちょっと掴みどころのない感じの菊川と、そんな彼がとても好きなんだろうなと思える柴田が。
菊川がはっきり好きって言ってるところないよね?
なので、ちょっと彼の気持ちが見えないようでもあるんだけども、そんな彼でも一度手を伸ばしたもの対する執着があることを知っているから柴田は手を伸ばすし懐へ入っていく。
その存在がずっとずっと深く浸透すればいいというように。
丸ごと一冊表題作シリーズです。
舞台は大学で、2組のカップルが登場します。
大学生、大学院生、助教授とキャンパスライフが溢れているのですが、夏休み中の合宿まであって、私はゼミ合宿を経験したことがなかったので新鮮でした。
どちらのカップルのお話も良かったですが、表題作に当たるのは若手の方のカップルで、どちらかというとこちらの方が好きでした。
なぜかというと、攻め様がハンサムで女子にもモテるだろうに健気なところがあったからです。
それに加え性格も男前で、受け様より年下だけど頼れそうだなと感じさせてくれました。
特に派手な出来事は起こらないのですが、付き合っている時に感じる不安とか誤解とか日常的なことを通して時々キュンとさせてくれる作品だと思います。
「彼の武器はイノセンス」おもしろい表現ですね。
天然系の無意識な色気って確かに武器かも。
絵がキレイで見やすかったです。ただ内容が面白かったのかと言われれば微妙かもしれません。あたりさわりのない展開のような気がして面白味に欠けました。よくあるストーリーな上に、よくある展開すぎてなんだか物足りないです。サラっと読むにはちょうどいいかもしれません。