あらすじ
北島 圭(34)
高学歴のエリート弁護士。
なんでもソツなく、器用にこなせる秀才。
………ただし恋愛は除く。
大学時代からの親友に15年来の片想いをしている圭。
人付き合いが苦手な自分を外へと導く親友の手が、やわらかく響く低い声がただ、好きだった。
今日はそんな親友・裕介の結婚式。
圭はゲイな自分をカムアウトすることも、気持ちを告げることもせず、この恋に蓋をして失くすことにした。
しかし幸せいっぱいの式の余韻、引き出物が重くのしかかる。
いっそ一緒に忘れてしまおう…
そう考えた矢先に声をかけてきたのは祐介と似た声がする、年下のタトゥー男だった。
漏らした甘えを揺さぶる<身代わり>の提案に圭は―…。
失恋には次の…セフレ?
月島駅10番出口、行きずりの先に拾う恋。
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