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dos uke h seiyokuzukan
受け主導権が好きで、珍しい特集だったので購入しました。
…が、ビックリするほど刺さりませんでした(^-^;
あくまでピックアップされているのは「S受け」のみであり、
相手が喜んで罵られるドMとは限らないのですね…。
特集の内容を考えると正しいのかもしれませんが、
暴力的だったり一方的過ぎて、
SとMの相互扶助のような関係が好きな
私の腐女子レベルでは萌えに至りませんでした…。
ただ、どの受けも相手を弄んで楽しんでいる反面、
それは相手に夢中でハマって、執着している証でもあるように見えました。
以下、各作品の感想です。
「ごほうび」
攻めには関係無い会社や家庭の事情から八つ当たりで暴力を振るう。
…それ自分がやられたらどう思います?って聞きたい。
学生時代のパシりを匂わせる描写が少し垣間見えるのも苦手。
ただ、社会人になった今まで関係が続いているのは
一緒に居て居心地がいいとか、強い絆があるからこそだと思います。
音楽を二人で楽しんでいる場面などはBLを感じさせて良かったです。
「肉棒収監」
酔っている時に自分を襲おうとした攻めに罰を与える受け。
攻めにも過失があるけれど、パンツ一枚で乗っかる受けも悪いよね…。
このプレイに持ち込む為に全て計算済みでやっているのかもしれません。
貞操帯や他の人と致している所を見せつける我慢プレイがメイン。
罰を言い訳に本当はプレイを楽しんでいるだけ
…と言う部分にはデレを感じさせました。
最後は貞操帯の鍵を外してハッピーエンド、絵が結構濃いです。
「男囚B-08、懲罰確定。」
お偉いさんの訳解らん都合で囚人にされてHな罰を与えられる。
ストーリーはほぼ無し、絵はライトな男性向け風の印象。
ですが、この中ではコミカルタッチで可愛らしいので一番好みかも。
受けは攻めを最初から密かに可愛い!と思っており
ただ、その勢いがあり過ぎてやり過ぎ。
可愛い顔して拘束に顔面騎乗、コックリングとマニアック。
赦しを貰ったハチは自由を選んだのか?それとも…?
「ドSインキュバスは血も精液もどっちも大好物。」
外見は普通の人間的で、吸血描写や淫魔の要素も控えめ。
インパクトのあるドS特殊プレイも無く、中途半端に感じました。
但し、ストーリーの比率が高めで、一番きちんとプロセスを踏んでいる。
肉体的な痛みより精神的な縛りがメインで、他よりライトです。
絵も親しみやすい感じで、万人受けしやすいのでは無いでしょうか?
この中では一番BLらしいかな、って思いました。
殆どがドS受けに翻弄される攻め側の視点で描かれているので、
攻めに感情移入及び自己投影出来る
ドMの読者じゃないと楽しめないのかもしれません。
各単話での配信もされているようです。