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tadashii bl comic no kakikata
男性少女漫画家さんが、編集者に新作としてBLマンガを描くことを勧められて、いくらBLマンガを描くためとはいえ同性と実際に性的な体験をしちゃうとか、
エロのためのエロ設定としては、けっこうありがちな荒唐無稽なお話ではあるけれど、
かなりタップリした分量のエロシーンも、書き文字はがっつり汁だくでも、キャラクターの表情とかの絵柄そのものはさっぱり系で汁っぽさがあまりないし、荒唐無稽だなとは感じても、ギャグに寄りすぎていないので、かわいくて読みやすかったです。
絵があまり好きじゃないかも?と思いながら読み始めたのですが、思った以上に面白くて全然気になりませんでした。
漫画家の赤星がBLに挑戦することになり、その情報集めのためにSNSで知り合った〝マシュマロ〟に会う……と、いうところから始まるラブコメです。
女の子だと思っていたマシュマロさんが男で、しかも寡黙な強面;
ネガティブで暗いのに、Hの知識が豊富で意外と積極的というところにギャップ萌えしました。
しかも、いちいち反応が可愛くて、言葉にしなくても表情や態度で気持ちがわかるタイプ。
ファンの赤星にサイン本をもらって、本を抱きしめてフルフル震えちゃう所なんて、可愛すぎてキュンキュンした♡
ちょっと惹かれ合うのが早いかな?とは思いましたが、赤星の前向きなセリフには何度もグッときました!
マシュマロは嬉しかっただろうなあ。
そんなマシュマロさんには、赤星に言っていない秘密があり……
後半は急展開で駆け足な印象を受けました。
それでも、なぜか憎めないキャラの良さが光ってたと思います。
ステップアップするHもなかなかにエロかったです♡