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from701goushitsu
マンションの701合室に住む兄弟のお話、二つのお話が入っています。
まずは弟から!
兄の学生時代からの友人隆将が毎晩のように兄弟のマンションに入り浸っています。
隆将はフェロモン垂れ流し状態で、遥太にセクハラをしかけてきます。 隆将が兄を狙っていると思い込むように遥太は、隆将の興味が兄にいかないようにセックスの相手までするようになります。
本当に隆将が酷い男でした!
私は勝手に隆将は本当は遥太が好きで、遊んでいるのも嘘なのかなぁ なんて思っていたのですが本当の酷い男でした。
遥太が落ちるかどうか友人との賭けにするなんて、酷すぎる〜!
とはいえ隆将も遥太にしだいに惹かれていたようで、自分のした事を反省するわけですが。
隆将も遥太を傷つけた事を後悔しているし、書き下ろしまで読みと二人はラブラブみたいなので安心しました!
続いてお兄ちゃんのお話。
玲一は弟の前では優しいお兄ちゃんですが、隆将以上に酷い男でした!
最初のオフィスシーンでは受けがこんなに健気な子だとは思わなかったです。
セフレが何人もいる玲一とお兄ちゃんに捨てられないように割り切った関係に徹する稔里。
ある日限界を感じた稔里は玲一にセフレをやめようと持ち出し、そこからお話がすすんでいくわけですが。
玲一は稔里との関係が終わってから荒れた夜の生活を始めます。
もう稔里の事が好きなのが私たちにはバレバレなのですが、本人はちゃんとわかってるのかな?
最後まで読んで、行動や言動はちゃんと稔さんの事が好きだとわかるのですがやっぱり言葉が足りない。
もっと続きが読みたかったですね。
玲一が偉そうながらも甘々になるところがもっと読みたかったです!
書き下ろしまで読めて二つとも面白い作品でした!
マンションの701号室に住む兄弟、兄と弟のそれぞれのお話が収録されています。
この兄弟、弟は兄、兄は弟に対してお互いブラコンという。
そして兄の学生時代からの親友で同僚の隆将と2人の後輩稔里がこの作品のメインキャストです。
攻め様はゴツくていかつそうだし、女性もほとんど登場しない男臭い作品です。でも、私は好きですけどね!(笑)
兄の玲一はほぼ表情が崩れなくてクール過ぎて、稔里に対しては鬼畜に見えるんですが、お話が進むにつれてただ鬼畜なだけじゃなかったんだと分かって安心しました。
5年も肉体関係があるのに何人もセフレがいる玲一を繋ぎとめようとして、セフレとしての技術を磨くのを日々怠らない稔里が健気で…稔里の本心が分かった時は切なかったです。
でも稔里は玲一に決して媚びたり、女々しいところを絶対見せないんですよね。それが男前でした。
玲一は恋愛感情に関しては相当の天然だと思います(笑)。
そして玲一が怖くて遥太に玲一の本当の姿を明かせない隆将が不憫でした…。
でもそれがコミカルで思わずクスッとしてしまうのもこの作品の魅力です。
今回はブラコン兄弟2本立て!!
まずは弟編。
両親が海外赴任になって以来、家に居座る人物(黒田)がいる
兄の同僚で遥太にちょっかいばかりかけてくるのですが、
だんだんその関係が心地よくなり体を繋げてしまうのです。
でもそれは黒田が同僚と賭けをしていたためと、ある日聞いてしまうのです。
もうね、なんて奴だ黒田!!なんですが
賭けをしたときはともかく、家に入り浸るようになって黒田も遥太にひかれ始めてて
自分のやったことに結構自己嫌悪?
遥太が他の男に騙されて、連れ込まれた部屋に助けに行って
まぁハッピーエンドですかね(^^;)
今では尻に敷かれる状態です。
そしてお兄ちゃん編。
このお兄ちゃん、弟の前では超猫かぶってます。
本当は黒田と同じく(いや、それ以上)食ってはポイな酷い人。
セフレも1人2人じゃありません(笑)
でもそんなお兄ちゃんには5年も続くセフレ(津川)がいる。
その津川がもうなんて健気なの!!
嫌われないように、捨てられないように、相手に合わせて自分を殺してる。
でもそれも我慢の限界に達した津川。
兄にセフレ関係をやめる宣言。
でもそれからですよ、お兄ちゃんの夜遊びが激しくなったのは。
といっても原因は津川(?)
津川以外の誰と寝ても、津川程、自分を満たしてくれる相手じゃないらしい!!
そのくせ津川に「させろ」なんて上から目線で言ってくる。
そこで津川、流されそうになりつつも、交換条件を出してくる。
自分以外のセフレを全部切れ!!そしたらさせてやる。と。
いままでのお兄ちゃんなら絶対にありえないことですが
津川以外のセフレを全員切ってきたんですよ~っ!!
そして思う存分津川を抱いて、今まで1度も泊まったことがないのに
朝、津川が目覚めると横には…
恋人関係までにはまだなっていませんが
そのうち、弟よりも津川の方が大事になるんじゃないのかなvv
でもこの傲慢な態度は治らないと思もうけどね(^^;)
藤崎作品は全体的にエロシーンの体つきの良さ、特に攻め尻のエロさに心惹かれる物があるのですが、この本においても存分にみられます。
そういう基礎的な所だけで十分見られますが、ただ単にエロいのではなく受け二人がどこか軽さを感じる攻め相手に常に会話では突込みに回る様子が見られるのがいいところに思うわけです。
あと、前半においては弟に対して「生真面目で残業もガッツリする」はずの兄が実は「ずーっとセフレ(のちに恋人に昇格)の家に入り浸ってセックス三昧」とは思うまい、な二重生活ぶりというのが地味に笑いをうんじゃってるのがなんともまた。
藤崎こうさんの作品はホント面白いなァ。
野性的な攻めが見せてくれる男の可愛げがタマランです。
互いなブラコンな兄弟ふたりの、それぞれの恋模様が収録されてます。
『from701号室』
兄の友人×弟くん
セクハラしてくる兄の友人と、ある勘違いから肉体関係を持って、それをきっかけに心までハマってしまう弟くん。
でも実は兄の友人は、賭けで弟くんに手出ししただけだった、という。
サイテーなことをした兄の友人なんだけど、後半きっちりしっぺ返しにあい、後悔して凹んでるのに萌えました。
『fromオフィス』
兄ちゃん×会社の部下
二人はセフレ。
でも兄ちゃんにとって部下は「大勢いるセフレの一人」に過ぎない。部下にとっては唯一無二の愛しい男なんだけど。
我慢してた部下だけど、ある日我慢の限界がきて、兄ちゃんを振ります。
見ものは、振られてからの兄ちゃんの分かりにくい(読者にとったら分かりやすい)ツンデレっぷり。いわゆる「失ってはじめて気づく」ってやつで、切なくなりつつもニヤニヤしてしまう美味しい展開でした。
このカップルは言葉が足りなすぎて、後半にも互いに馬鹿馬鹿しい思い違い&無駄な努力をするんだけど、それも同じくニヤニヤしてしまう展開でした。
オススメです。
男らしくて強い攻めが凹む姿に萌える!!という方なら、ぜひぜひ。
遥太は兄・玲一と、マンションで二人暮らし。
超がつくほどブラコンの遥太は、兄の貞操を守る為(←勘違い)に、
マンションに入り浸る隆将とカラダの関係を持ってしまいます。
回数を重ねるごとに、心も身体も、隆将にハマっていくのですが、
徐々に懐いていく無邪気な遥太がとにかく可愛かった!
隆将も、弟を可愛がる玲一をバカにしていたはずなのに
どんどん遥太の可愛らしさにほだされていきます。
同時収録の『fromオフィス』は、お兄ちゃん・玲一のお話。
玲一のSEXフレンドナンバーワンの稔里は満たされない関係に
耐え切れなくなり別れを決意、
玲一も別れを切り出されて初めて、
稔里の代わりはいないということに気付きます。
玲一は凄く傲慢で素っ気無い感じなのですが、
実は稔里のことを彼なりに愛してるんですね。
稔里の一途さも、少しずつ欲張りになっていく様子も、
切なくてよかったです。
個人的にはこちらのお話のほうが好みでした。
それぞれのお話での、兄と弟のブラコンっぷりも微笑ましく、
お気に入りの一冊になりました。