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约定之月
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『PET』のセイシンとロウの過去のお話です。他に、ファンタジーな短編が2作品収録されています。どのお話も可愛くて、ちょっと切なくて大好きです。
『白鳥の歌』
さらわれて、オークションにかけられたPETのB-9。自分は失敗作で成長してるから、買い手がつかないと思ったら、会社社長のシーレンに落札されます。B-9の優しさに触れて、手放せなくなったシーレンは自宅に連れて帰り、白鳳と名付けます。自分の寿命と、新しいPETが来ることの不安に、胸を痛めてる白鳳が切なかったです。
『約束の月』
セイシンとロウの出会いや、子供の頃のお話です。
セイシンのお祖父ちゃんとのエピソードはジンとくるし、二人の子供時代の姿が可愛くて萌えます。生活のために、今の仕事を選んだセイシンの葛藤や苦悩に切なくなるし、セイシンのために少し大人になったロウが良かったです。そして、お互いの存在がかけがえのないものだと、月に誓う二人にキュンとなります。
『指輪の魔法』
指輪に閉じ込められた魔法使いと大富豪の、心温まるお話です。
だんだん育まれる二人の絆と、最後まで自分より相手を大事にする二人にキュンキュンします。
『今宵、君に酔う』と同時に背表紙も見ずに購入。
ファンタジーでしたか!!
しかもスピンオフorz
ファンタジーBL苦手な私ですが、日輪さんの作品は抵抗なく読めました。
どれも感動するお話ばかりです。
しかし少し昔の作品ですので、絵が安定してないですね……
それが少し残念です。
ファンタジー苦手だわ……という方でもするする読めると思います。
どのカプも、本当に愛し合った上でのえちシーンばかり。
これぞ純愛の短編集!
全部で3つのストーリー入りでした。
2つめが表題作。
ストリートチルドレンのロウとジジイの孫のセイシン。
幼馴染みとも言える二人のお話で、
セイシンの仕事のストレス・・・と言うかツラさを
理解したいがために、傭兵になるロウの
成長っぷりが描かれていました。
1つ目と3つ目のお話は、思いっきりファンタジー。
ファンタジーって言うと、独自性や意外性みたいなものが
有る物も多いかと思うのですが、
こちらの2つは、王道というかよくあるお話で。
3つとも短いのに綺麗にまとまっていて
サラ~っとよめるお話でした。
そもそもは、セイシンの爺さんがロウを拾ってきたのね。越してきたばかりで、友達もいない、孫に親友をあげたいというケナゲな爺さんの願い。んで、最初は拒否していたロウも、爺さんにまんまとしてやられ、セイシンと一緒に住み始める。
そして数年後、爺さんが亡くなり天涯孤独になったセイシン。そしてロウはずっとセイシンと一緒に居て守ると決める。
そして、お互いに仕事も見つけ、生活も安定したかに見えたある日、セイシンはいつもと違った。ただひたすら泣くセイシンに、衝動が抑えられず、抵抗しないのをいいことに、オレはセイシンを・・・・・。
的な話です。
ま、そのあとも続きがあるんですが、凄くキュンでした。
黒髪で、自分を上手く表現できないセイシンと、明るく能天気的なロウ。凄くバランスがイイんだって!
しかも、黒髪受でしょ??
アホな攻に、内気(?)な受。
イイ!
最後、ロウは軍隊なんかに入隊するっていうイベントがあるわけですが、そこで、昔のセイシンを思い出して、自分の本当の気持ちを思い出すシーン。あれは良い。
ちょい、猪突猛進気味なところもありますが、良い奥さんがいるからもう大丈夫よね♪♪
あ~~~・・・セイシン・・・
可愛いなぁ・:*:・(●´Д`●)・:*:・
【蜜月】では、
セイシンが乗ってる!!
かなり満足