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白刃と黒牡丹の第9話のみレビューします。
以下、ネタバレありなので、コミック派の方はご留意ください。
今回、刀麻への憲剛の愛が深すぎて、憲剛がかっこよすぎて、めちゃくちゃ感動しました。
10年ぶりに黒々組へ来て憲剛にちょっかい出している時也。前月号で、刀麻は時也に対し、憲剛をたらしこむならやればいいと挑発したものの不安でいっぱい。憲剛はそんな刀麻の不安も全部わかってるんですよね。
刀麻は自分だけが憲剛を愛してて、近くなればなるほど欲も湧いてきて、気持ちが重すぎて憲剛に去られたらどうしようと不安に思っている。キスするのもセックスに誘うのもいつも自分から。時也から、憲剛は刀麻に合わせてくれてるだけで、本当に好きあってるのか?と不安的中の痛いところを突かれて、自分は憲剛のことを好きでいることしかできないと悟る。
そんななか、憲剛が仕事で忙しく、なかなか本家に来ない刀麻に頼んでいたデータを持ってくるように伝える。
時也は自分が仕掛けた罠で憲剛の心を揺さぶり、なんとか2人に割って入ろうとする。
顧客と思しき美人の女性から頬にキスされてるように見える写真を時也から見せられ、一瞬動揺する憲剛。
時也は、あんなに嫌ってた刀麻に憲剛を取られたくないと伝える。
だけど、憲剛は一貫して態度がまったくブレないんですよね。もう、時也と2人で話しているときのブレない憲剛が猛烈にかっこよすぎる…。
『俺がいつ白樺のことを嫌いだって言った?』
時也へお前の悪ふざけに乗る気はない、しかし利用させてもらったと。そこに刀麻が部屋に来ていて、刀麻にも今から話す話を聞いておけ、と話し始める。
憲剛の顔の傷のことを気にしていた刀麻。ずっと、時也をかばってついた傷だと刀麻は思っていたが、実は刀麻をかばってついた傷だと伝える憲剛。時也に手を出す前に、そこにいた刀麻に手が及び、とっさに憲剛がかばったのだと。
『俺の片目で収まるなら安いだろ』
『もともとこの傷はお前のモンだよ、刀麻』
憲剛が自分をかばって、身を挺して守ってくれたことを初めて知り、顔を真っ赤にする刀麻。
あんときから、白樺が好きだったのか?と時也に問われ、もっと前、としれっと答える憲剛。
刀麻のしつこさに根負けしたのは事実だが、自分の気持ちは別物だと時也に伝え、チラッと刀麻を見ると、赤面した刀麻と目が合う。
優しくおおらかで、慈しみでいっぱいの笑顔で、ふふっと笑う憲剛。そこに過去の思い出がよぎる。
小学6年のときの修学旅行で。
『とーまが居てくれたら、それでいい』
今回、黒井憲剛という男があまりにもかっこよくて、あまりにも刀麻への愛が深くて、あまりにも男らしくて、完全に心をもってかれ、読んだあと、茫然自失に陥り、私自身、すでに惚れ込んでいた憲剛でしたが、黒井憲剛という男に心酔するほど、ガチで惚れ込んで、もうレビューせずにはいられませんでした!!
憲剛は刀麻が憲剛を好きになるずっと前から、刀麻のことが大好きだったんですね…。もう、泣けてくる、今回のラスト。
不安に思う刀麻のことにちゃんと気づいてて、ちゃんと自分も刀麻のことを愛していることを間接的ではあるけど伝えてあげる。
なんですか、この愛の深さと、1度決めたら絶対にブレない男気と海より深い優しさは…。こんなん、刀麻じゃなくても、誰でも憲剛に惚れてしまう…。
いろんな受のキャラクターを見てきましたが、黒井憲剛は間違いなく、私の中で最高で最上の1番好きなキャラクターです。本当に惚れ込むくらいかっこいい。
とにかく、最高です。今回の憲剛が最高にかっこよすぎます。一生ついていきます!!コミック第2巻、絶対に買います!!