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君を「もっと」と欲しがる自分に混乱して、なのに興奮してる――…
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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
いや、スピードワゴンじゃないですが。
なんというか、辛い評価ですみません。
記憶喪失もので、目覚めると彼氏だったという若い男性がいて、次第に記憶を取り戻すというストーリーです。
たまにある、言われるままに彼氏だと想っていたら、みたいな展開はなく、しっかりと二人の絆を取り戻すお話。
なのですが、なんというかカップルのキャラが二人とも空想の人物のようで、人間くささが感じられなかった。そこが自分にはあまり響かなくて★2つの評価になりました。
大学職員の受け(おとなしく純情なタイプ)と、チャラいけど今は彼氏に一途な大学生の攻め。
攻めさんがただただ受けのことが好きで大事にしている。そのために一つ一つ記憶をたどっていく、という展開なのですが、なんだろうな、人間ならではの焦りや葛藤とか、うまくいかないことが起こったり、そうしたときの行動、みたいなところがあんまりなくて、割とするするハッピーエンドに行ってしまう、という印象でした。
もうちょっと読み応えがあったらよかったかな。
ふんわりした優しいお話。絵柄ともすごく合っていて温かい雰囲気が伝わってきます。記憶喪失ものですが、テンポよくお話が展開していくのも読みやすかったです。能世さんが可愛らしいキャラクターで好きです。勇平くんはやんちゃなフリした高校生から、成長していく過程がすごく良かった。両親との関係修復の仕方もすごく好き。ゆっくり時間をかけてお互いに歩み寄るのが丁寧に書かれていてほっこりします。幸せな世界でした。
イチャイチャの仕方が可愛いです。
記憶喪失モノって、個人的になんだか無条件で切ないだろうイメージがあり、忘れた方も忘れられた方もしんどいよね…、と、あまり積極的に読みたいと思う題材ではないのですが、むろ先生の新作ということで読んでみたくなり手に取りました。
大学職員の紗生は落ち葉で足を滑らせ頭部を強打し半年間の記憶だけがごっそりと抜け落ちてしまい…検査入院を終え家に帰ると今の紗生は知らない青年・勇平から紗生は自分と恋人同士だったということを知らされ、彼と記憶を戻すための追体験をすることになり…
ふたりの出会いから、キス、セックス、交わした言葉…紗生が忘れていた出来事をひとつひとつ、ゆっくりと着実に思い出していく描写がじんわりと温かくて。
はじめこそショックを受け戸惑っていた勇平ですが、ポジティブに紗生が記憶を辿れるように協力し、紗生のことを真剣に好きだということが記憶の欠片だけでもひしひしと伝わってきました。
愛されているという安心感が記憶がないという不安感を上回る感じで、悲壮感などはなく、ふたりの思い出を紡ぎ直していくような感覚で綴られていました。
記憶喪失、からの追体験だけでも十分なお話しのボリュームでしたが、さらにもう一山、紗生が抱えていたある事が明かされて、ふたりの絆がより深いものに感じられて、とても胸が熱くなりました。
むろ先生の穏やかで甘く優しい記憶喪失のお話し。
私の記憶に残しておきたい、読めて良かったなと思う素敵な作品でした。
むろ文子先生の描く攻めって優しいなぁと思います。いろいろ悩む受けを支える包容力と言うか、なんか良いんです。
こちらは年の差CPでした。
高校生の勇平と大学事務の紗生。なかなか繋がらない感じの2人です。
詳しいエピソードはお読みいただきたいと思います。
ところで、勇平が高校生とは思えぬ包容力のあるイケメンなのですよ。
記憶喪失になって、自分との記憶がなくなっていても一途に紗生を好きでいるのは大変です。かなり、消耗してしまう出来事です。
ただ、紗生が記憶を取り戻す過程も、記憶が戻ってからも2人の気持ちをより繋げる事だったんだと感じました。
優しい恋の話は、余韻も良かったです。
あ、メロキスさんのナイスな修正はほんとに流石です。セックスもちゃんと甘くエロく描かれていていました。
ワンコ系高校生×記憶喪失の真面目青年による、あたたかくて優しいピュアラブって感じのお話になります。
大学職員である紗生。
事故で半年間の記憶を無くしてしまうんですね。
そんな彼を訪ねてきたのが、高校生の勇平。
彼は紗生に記憶が無いと知ると、自分達は恋人同士だと言い出してー・・・言うものです。
で、勇平にキスされると、それをキッカケに記憶の断片を思い出す紗生。
二人は記憶を取り戻す為、さまざまな追体験をしてみる事になり・・・と言う流れ。
もともと好きな作家さんなんですけど、更に記憶喪失ネタって事で、とても楽しみにしてました。
で、こちら、記憶喪失ものと言うと、切ないトーンのものが多いと思うんですけど。
それが今作では、とても甘いし可愛いし優しい雰囲気なんですよね。
一貫して。
記憶を無くした主人公・紗生が、無邪気で感情豊かな高校生・勇平と、さまざまな思い出を追体験して行く。
二人が初めて出会った公園。
初めてのキス。
そして、初めてのセックス。
紗生ですけど、生真面目で無愛想でと、一見とっつきにくい印象なんですよね。
が、実は不器用で感情が表情に出にくいだけで、とてもピュアな人物なんですよ。
で、ふいに見せる照れた顔だったり、控え目な笑顔だったり。
そういうものがめちゃくちゃ可愛いのです。
また、攻めである勇平ですが、まさに受けが大好きな年下ワンコ。
「大好き」だったり「触れたい」だったり、ストレートに感情を見せるのが、なんか可愛くて微笑ましくなっちゃうのです。
そんな二人がデートとしか思えない事を繰り返して、恋人としての時間を取り戻して行く。
甘っ!
めちゃくちゃ甘っ・・・!と。
と、これで終わっちゃうなら、ただただ甘くて可愛いだけのお話。
が、こちら、ここにもう一つ隠し玉があったんですよね。
実は記憶を失う前、紗生には隠してる事があって・・・と続きます。
こちら、繰り返しになりますが、とにかく優しくてあたたかいお話なんですよね。
無邪気で明るく見える勇平。
そして、ゲイだと言う事を隠して生きてきた紗生。
彼等の意外な過去の姿だったり、自身への苦い後悔だったり。
随所随所でそんなものが語られ、甘く優しいだけのお話には無い、深みを出してくれています。
また、すごく素敵だと思うのが、出会えた事で、二人が共にいい方向に変化した事。
こういう出逢いって、本当に宝物だよねと。
家族との関係、性的マイノリティである自分自身を受け入れ、認めてあげる事。
そして、人を愛する事。
そんなとても大切な事が丁寧に綴られた、良作だと思います。
ちなみに、むろ先生ですけど。
その可愛らしいイラストに反して、エロがエロエロしい!
今回も、ピュアなのにエロいです。
最高です。