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supadari kachou ga dakitai otoko
美麗風な表紙に惹かれて読んでみましたが…
内容は電子の短編。
作者の小沢孔璃子先生は初読みですが、ちるちるの登録データを見てみると1994年作品から登録されている大ベテラン先生なのですね。
中の絵柄も、顔は表紙と同じく少女マンガのビジュアル系的な。
ただ、カラダの描写はちょっとカクカクとして、細い人形が絡んでいるようにも見える。
内容は、課長と2人での出張。出張先は温泉地。
仕事が終わった後はゆっくり温泉と食事を楽しんで、というところだったのだが、宿を離れたところに露天がある、というので探しに行ったら迷ってしまい、その上雪まで降ってきた…
見つけた山小屋に逃げ込んだはいいが、暖房設備など何もない。
眠り込んだら凍死してしまう…!
ということで、眠らないために2人で夜通しセックスをし続ける、というストーリーです。
死なないための行為だというのにまるで恋人のように甘く抱かれ、日常に戻った後も白木は課長が忘れられない。
それは課長も同じで…
結局2人でスキスキのハッピーエンディング。
思った以上にHシーンが多いけれど、はじめに書いた通り肉体の描き方が人形っぽくて官能性という見地では今ひとつ。
すぐまとまってしまうという短編としての悪い面が感じられ、総合「萌」。