春に嵐

春に嵐レビュー。

本屋GO！シリーズの続編。

出版社営業×書店係長。
相変わらず佐藤さんがシビア。冷たい。甘くない。
え？ホントにコイツ等付き合ってんの？って訊いていいのかどうなのかって位恋愛温度は低いです。

濡れ場シーンも殆ど無く、元彼の登場にわーきゃー。続編の最後にやっと繋がるという、晩熟ぶりです。もっとガッツリ愛し合っている作品が見たいーって人には向かないかも。動かざる事山の如しなんて忍耐で見守る事が出来る人は楽しめる、かも。

受は男経験者です。攻と違ってどちらかといえば慣れている方です(※攻は男は受が初めて、受しか男を知らない)
なのに、佐藤さん…！新しい彼氏が出来てもイチャイチャするとか寝るとかそういう欲求は無いのかって突っ込みたくなる位、淡白な御方です。ツンデレもココまでくると神懸ってくるよ…っ！
高橋不憫。

えーとBLですよね？
この２人は本当に付き合っている自覚があるの？
リーマンモノなのに、受はワリと経験あるのに、なんだか読んでいて心配になってくる程ピュアで青くて純情な話でした。じれったいっ！