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friday pm10 shikai wo ubatte okashite
初読み作家さま
Twitterを覗いてみたらハングル文字だったので韓国の方でしょうか?
モノトーンや淡い色やセピアなど抑えめカラーのコマに時々あしらわれる赤い目隠しや赤の塗りつぶしトーン、きれいなイルミネーションだったりを急に差し込んだ特徴的な構成でした
あまり海外作家さまは読まないので分かりませんがこれが普通なのでしょうかね?
私は初めてだったのでとても新鮮でおしゃれな使い方~って感心しちゃいました
特に「目隠し」は2人の始まりで大事なアイテムみたいになっているので落ち着いた少し深みのある赤い目隠しがモノクロのコマに表れるとグッと世界観が確立されるように感じました
お話しの始まりは結構とんでも設定って言えばとんでも設定ですし、倒錯した感じと言えば倒錯した世界観
受けの哲は極度の「手フェチ」
きれいな手に犯されたいという欲望をずっと抱えています
普段は何を考えているのか分かり難い物憂げなタイプの哲ですが好みの手を見掛けると衝動が抑えられず積極的にアプローチをしてしまいます
大抵は気持ち悪がられてしまうのですがその欲望をコントロール出来ずにその日も電車で見掛けた理想の手の持ち主に「BELLHOTEL 1001号室 22時」というホテルへの誘いのメモを渡します
こんな始まりで哲の理想の手を持つ攻めの環との情事が始まります
とても官能的な表現が多くエロさはあると思いますし惹き込まれもします
が…ちょこちょこ心象の変化が分かり難いのはあります
これはセリフ回しとかのテンポとかがやはり翻訳ベースだからなのか、思考の違いなのかは定かではないのですが、、、何となく「?」のまま進む違和感はありました
後、この違和感、めちゃくちゃ私の勝手な主観なのですが名前にも実はずっと違和感があって、、、
何となく哲という名は攻めっぽいし、環は受けっぽいな、、、、って思ってしまってそれが逆なコトも何かずっと引っ掛かってしまい読みながら脳内変換がうまくいかなくて混乱する事がありました
すごく勝手な解釈で申し訳ないのですが、、、(;゚Д゚)
初めて作家さんでしたし不慣れだった事もあったとは思いましたが主にエロティックな官能部分は世界共通という事でしょうか(笑)?そこはとても楽しめました!
ちょっとだけ長さの割には雰囲気漫画な感じもする終わり方を含め(ちゃんと2人は明らかに幸せそうなハピエンですが)主観ではありますが少々読むのに疲れる感じがあり、読後に「良かった~♡」より「読み終わった~!」の方が強い印象でした